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鑓水峠(やりみずとうげ) / 国道16号、絹の道、八王子街道、浜道、神奈川往還

最終更新:take1104
鑓水峠 写真一覧へ 鑓水峠 写真一覧へ 鑓水峠
鑓水峠から北側
鑓水峠からはちょっとした山道の古道
基本情報
標高 213.5m
場所 北緯35度37分30秒, 東経139度20分53秒
カシミール3D
東京都八王子市片倉と鑓水とを結んでいる峠で、広義には八王子と横浜港を結んでいる”絹の道”の一部。

鑓水峠は横浜港開港(安政6年・1859年)以来、八王子(生糸の集積場)は横浜港(海外輸出)に絹を輸送する”絹の道”の起点となっていた。
八王子には様々な生産地から生糸が集まってきたが、横浜開港以前は甲州街道(国道20号線)を使って江戸(国内市場)に運ばれるのが普通であった。

が横浜に運ぶために町田に抜けるルート(国道16号線)=鑓水峠や旧御殿峠が稼動することとなった。
特に明治10年以降は外国からの生糸の要望が増大し、横浜港は輸出の第1位として生糸を吐き続けることになる。
御殿峠の整備(明治20年・1887年)、さらに国鉄横浜線開通(明治41年・1908年)までの約30年間、馬車やボンネットトラックを通す明治道の輸送ルートとしてフル稼働を続けた。

現在の鑓水峠
絹の道・資料館付近の「御殿橋」から「絹の道碑」前までの1.5kmを八王子市が史跡に指定している。このうち約1kmの未舗装の部分は保存状態も良く、文化庁選定の「歴史の道百選」に選ばれた。近くの大塚山山頂には道了堂跡や二等三角点など、歴史的遺物が現存する。
八王寺側の道は宅地開発され分断されてしまったが、鑓水側(町田市側)は都会の中にありながら、草にも住宅にも埋もれることなく存在し続け、ハイカーや古道探索家の姿が絶えない。
散策は町田市側にある絹の道資料館からが解りやすい。
八王子と横浜港を結んでいる

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