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ビスホルン(Bishorn) / Bishorn

最終更新:ベルクハイル
ビスホルン頂上直下の、氷河に覆われた北壁(Northface) 写真一覧へ (おそらくツィナールの谷から望んだ)、ビスホルンとティルマン氷河 写真一覧へ ビスホルンの北側から望むビスホルン(中央)と、ヴァイスホルン(奥手) 写真一覧へ ビスホルン山頂(4153m)
目的のビスホルンは左。右奥の山はヴァイスホルン。
基本情報
標高 4153m
場所 北緯46度07分04秒, 東経07度42分52秒
カシミール3D
ビスホルン(“Bishorn” ; 4153m)は、スイス中南部、ヴァリス(Wallis/Valais)山群のうち、ツェルマット渓谷(“Mattertal”)と、ツェルマット渓谷の西側で、同じく南北に走る、ツィナール渓谷(“Val du Zinal”)との間を画する大きな山列の中のうち、ヴァイスホルン(“Weisshorn”;4505m)の北側にある一峰。

ビスホルンは、ヴァイスホルンから北へと延びる主稜線上、ヴァイスホルンから約2.5kmに位置する。主稜線上のコルからの標高差は約120mであり、それほど独立峰として自立してはいないが、北側や西側のツィナール(“Zinal”)の渓谷側からは、堂々とした大きな山体を見せている(文献1)。

ビスホルンは周辺をいくつかの氷河で囲まれている。
ビスホルンの東側は、ビス氷河(“Bis Glacier”)があり、その下はツェルマット渓谷へと落ち込んでいる。北西側には、テュルトマン氷河(”Turtmann Glacier”)があり、その下部は、南北に走るテュルトマン渓谷(”Turtmanntal“)へと続いている。西側はやや小さい、ヴァイスホルン氷河(”Glacier du Weisshorn”)があり、その下部は、ツィナール渓谷(“Val du Zinal”)へと落ち込んでいる(文献4)。

ビスホルンは双耳峰であり、山頂部は、直線距離で約600m離れ、雪稜にて繋がっている2つのピークで構成されている。主峰(西峰;4153m)と、東峰(4134m)である。東峰は、“Pointe Burnaby”とも呼ばれる(文献2)、(文献3)。
ビスホルン山頂からは、すぐ南隣にあり、北尾根を正面に見せるヴァイスホルンの、堂々とした姿が良く見える(文献1)、(文献3)

ビスホルンの主峰、東峰の標高は、文献によって多少の差異がある。
主峰(西峰)は、(文献1)では、4159mと記載されている。
(文献2)、(文献3)では、4153mと記載されている。
(文献4)では、4151mと記載されている。

東峰は、(文献1)、(文献3)では、4135mと記載されている。
(文献2)では、4134mと記載されている。
(文献4)では、4133mと記載されている。
本稿では、ウイキペディア英語版(文献2)記載の値を、ビスホルン(主峰)の標高として、採用した。

ビスホルン(主峰/西峰)の初登頂は、1884年8月に、G. S. Barnes , R.C. Walker , J. Imboden(guide) , J. M. Chanton(guide)、による4人パーティにより、達成された(文献1)、(文献2)、(文献3)。
東峰の初登頂は、1888年7月に、E. Burnabyを含む3人パーティにより、達成された(文献2)、(文献3)。

ビスホルンへの一般的な登攀ルートについて、(文献1)に基づいて説明する。
登攀ルートは、この山稜の西側にあたる、ツィナール渓谷側から拓かれている。ツィナール(“Zinal”)の村(1680m)から、ビスホルン西面の難しくはない山道を長く歩いて、トラキュイ小屋(“Cabane de Tracuit” ; 3259m)に至り、一泊する。
小屋からはビスホルン北西面に広がるテュルトマン氷河(”Turtmann Glacier”
)上の雪面を登っていく。頂上直下はわずかに岩場(グレードI)があるが、そこを越えると頂上(主峰/西峰)。

麓からトラキュイ小屋まで、登りで約5時間、標高差は約1600m。
トラキュイ小屋からビスホルン主峰(西峰)まで、登りで約2−3時間。標高差は約900m。

登攀ルートは、小屋までは普通の山道、小屋より上部は氷河歩きであり、ルートグレードは、フレンチグレードで、F(フレンチグレード基準では、6段階のうち、一番容易)。
頂上付近の岩稜部のピッチグレードは、機


本稿は、「アルプス4000m峰登山ガイド」リヒャルト・ゲーゲテ著、島田 訳、山と渓谷社 刊 (1997)の「ビスホルン」の項(文献1)、
ウイキペディア英語版の、ビスホルン(“Bishorn”) の項(文献2)、
ウイキペディア ドイツ語版の、ビスホルン(“Bishorn”)の項(文献3)、
及びスイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)(文献4)
を参照して記載した。


※ ウイキペディア英語版の、ビスホルン(“Bishorn”)の項

 https://en.wikipedia.org/wiki/Bishorn

※ ウイキペディア ドイツ語版の、ビスホルン(“Bishorn”)の項

 https://de.wikipedia.org/wiki/Bishorn


※ スイスの公的なインターネット地形図(Swiss Topo)のサイト

 https://map.geo.admin.ch/
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