近江の山城70
近畿

最終更新:綿はる
基本情報
標高 | 335m |
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場所 | 北緯35度02分01秒, 東経135度50分47秒 |
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
宇佐山城(うさやまじょう)は、滋賀県大津市南滋賀町にあった中世の日本の城(山城)。湖西周りで京都に向かうには避けては通れない位置にあった。標高336mの高さがある宇佐山にあり、琵琶湖まで約1kmの距離しかなく、山頂からは一望できる。大手道は全く残っていないが、かつては山麓から山頂までまっすぐの道が通じていたものと推定されている。現在山頂の本丸跡にはNHKと民間放送のアンテナ施設が、中腹には宇佐八幡宮、麓には近江神宮が建っている。
朝倉義景・浅井長政の南進に備えるべく、琵琶湖と北国街道の押さえを意図する織田信長に命じられた森可成によって、近江滋賀郡に築かれた。宇佐山城は、信長が安土城より以前に近江で最初に石垣による築城を行った貴重な城郭である。石垣の存在から宇佐山城は単なる陣城ではなく、恒久性を志向したものと考えられている。