関東
伝源経基館跡(でんみなもとのつねもとやかたあと) / 城山
最終更新:Tutuganasi
基本情報
標高 | 22.7m |
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場所 | 北緯36度03分31秒, 東経139度29分58秒 |
山の解説 - [出典:Wikipedia]
伝源経基館跡(でんみなもとのつねもとやかたあと)は、埼玉県鴻巣市にあった武家館(日本の城)。通称・城山(箕田城、大間城と呼ばれる事もある)。平安時代中期に源経基が武蔵介として坂東に赴いた時に館としたと伝えられる。 埼玉県指定史跡・1941年(昭和16年)3月31日指定。
東西約95m、南北約85m、高さは東側が高く約22mの城郭跡。西側を除く三方に土塁と空堀をめぐらし、西側は荒川の湿地帯として当時は城郭の際まで水があったと思われる。
1987年(昭和62年)、1995年から1996年(平成7、8年)に発掘調査が行われ、平成9年以降も調査を続行した。掘立柱建物跡の一部が発見されたが作られた時期を示す出土品は発見されず、平安時代の源経基館跡とするには問題が多く確定するには至っていない。
最終的な城作りは防衛重視に作られており室町から戦国期の、もっと規模の大きな城の一部であるとの説もあるが、周りからはそのような事を示す遺跡は発見されていない。
平成6年8月に土地の所有者から史跡公園として保存することを条件に9割近くが市に寄贈された。保存状態は良く今後の史跡整備事業と発掘調査が望まれる。
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