エギーユ・デュ・ディアブル（リゾレピーク）（Aiguilles du Diable ( L’Isolee );4114m）は、フレンチアルプス、モンブラン山塊（The Mont Blanc Massif ）のうち、モンブラン・デュ・タキュル（Mont Blanc de Tacul ; 4248m）の南側にある岩壁にある針峰群である、エギーユ・デュ・ディアブルのうちの一峰（文献１）。

モンブラン・デュ・タキュルの南側は、花崗岩類でできた険しい岩壁となっており、多数の岩峰、針峰群もそそり立っている。このうち、モンブラン・デュ・タキュルに近い場所にある針峰群は、まとめて、エギーユ・デュ・ディアブル（Aiguilles du Diable）と呼ばれている（文献１）。

なおここで、ディアブル（Diable）とは、フランス語、イタリア語で「悪魔」を意味し、英語の”Devil”の類似語である（文献１）。またエギーユ（Aigille）は、日本語では「針峰（しんぽう）」と訳される。
すなわちこれらの岩峰群は、日本語に訳すると「悪魔の針峰群」という意味になる。（文献１）では英訳として、“Devil's Needles"　と訳されている。

その針峰群のうちいくつかは、区別の為に個別の名前が付けられており、この項で説明するのは、「リゾレピーク」( L’Isolee )と呼ばれているピークである（文献１）。
「リゾレピーク」は、この針峰群のうち、最も高い標高を持つ。

（文献２）では、エギーユ・デュ・ディアブルの各ピークのうち、４０００ｍ以上のピークを、個々の山としてリストアップしている。
このピークも、ＵＩＡＡ；「国際山岳連盟」（The Union Internationale des Associations ／The International Climbing and Mountaineering Federation）が、１９９４年に定めた、「アルプス４０００ｍ峰リスト（ＵＩＡＡ版）」に登録されているピークである（文献２）。

このピーク、および「エギーユ・デュ・ディアブル」の詳細は、（文献１）を参照ください。


本稿は、
ウイキペディア英語版の、「エギーユ・デュ・ディアブル（Aiguilles du Diable）」の項（文献１）、
UIAA　ホームページのうち、「アルプス４０００峰」リスト（文献２）
及び、スイスの公的なインターネット地形図（Swiss Topo）（文献３）
を参照して記載した。


※ ウイキペディア英語版のうち、「エギーユ・デュ・ディアブル（Aiguilles du Diable）の項

　https://en.wikipedia.org/wiki/Aiguilles_du_Diable

※ UIAA　ホームページのうち、「アルプス４０００峰」リストのあるページ

　https://theuiaa.org/mountaineering/mountain-classification/

※ スイスの公的なインターネット地形図（Swiss Topo）のサイト

　https://map.geo.admin.ch/