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かぶと山中峰(かぶとやまちゅうほう)

都道府県 滋賀県
最終更新:綿はる
基本情報
標高 290m
場所 北緯35度19分55秒, 東経136度20分31秒
カシミール3D
かぶと山登山口の看板に以下の通り書かれています。

環状列石群
かぶと山の三つの峰、南峰、中峰、北峰のそれぞれの頂上付近に人頭大の石から2~3mの巨岩を環状に巡らし、石塁や石垣を構築した特異な遺構である。
なかでも、中峰遺構は、頂上部を取り巻くように緩斜面に南北約153m、東西長径約55m、短径約31mの長楕円形をなし、東西側2ヶ所で列石がとぎれた状態になっている。
従来神籠石様列石と呼ばれているがその築造の起源や目的等については、神籠は、神籠石(霊域)説、神籠石(古代山城)説、烽火台説、高地性集落説等々諸説あって定かでない。

かぶと山生活環境保全林の概要
かぶと山は、別名兜黛山、向山、西山ともいい、番場、醒ヶ井の宿場 をとおる中山道と北陸道の分岐点にはさまれ、脚下を源氏ホタルで有名な天の川が流れ、山頂にはわが国では有数の環状列石群の遺跡と大規模な風穴を有し、米原地区・山東地区に誇る標高315mの山である。山 頂部が石灰石、その下部は塩基性火山岩から成っている。
気候帯としては暖帯に属し、森林帯としては、照葉樹林帯であるが、 気候的には大平洋型気候と日本海型気候の接点にあたり、多種多様な植物が生育している。アベマキやコナラ林を中心に、石灰岩地特有のヒメフウロ、海洋性のシダ植物のオニヤブソテツ、日本海側に多く生育する ハイイヌガヤなどが生育していて興味深い。また、これらを食草とする 蝶や昆虫類も豊かである。動物は、この山が小さな孤立した山系であるため哺乳類は少ないが、琵琶湖の近くにあるため鳥類は極めて多い。
昭和58年(1983年)から、近郊住民の快適な保健休養機能と水源涵養、国土保全の機能をもつ生活環境保全林として造成整備された。また、 国蝶オオムラサキの生息地としても知られ、平成元年(1989年)環境庁より「ふるさといきものの里」に選定された。
山頂 かぶと山中峰

付近の山

この場所を通る登山ルート

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