かぶと山 〜台風直前のヒル真っ盛り〜[滋賀県 米原市]
- GPS
- 01:48
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 246m
- 下り
- 247m
コースタイム
- 山行
- 1:43
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:48
天候 | 台風接近中の曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないが、危険なくらいヒルが多い。 |
写真
感想
今日は夜には台風が最接近するとの事で、登山は諦めかけてたが、醒ヶ井の方は鈴鹿バリアが多少効くと思い、前から気になってた醒ヶ井駅の裏山であるかぶと山を散歩のつもりで登る事に。
一応万一大雨が降ってきたときの為に、最初から河童を着用。
ズボンに至ってはパンツの上に直接河童だ。
麓の神社の駐車場をお借りして登りはじめる。
登山道は綺麗にされており、非常に歩きやすい。まさに散歩にうってつけの道だ。
淡々と進み、やがて三角点の矢印があったので、岩だらけの坂を上り詰めると四等三角点があるだけで他は何もなければ展望もなかった。
元の場所に降り立ち、三角点峰を巻くようにして奥へと進む。
道もこの辺りから快適だった登山道とは裏腹に歩きづらくなる。
岩が剥き出しの道を進み、展望の効く場所へとたどり着くと、醒ヶ井〜米原ジャンクションまでの景色が望める。
雲さえなかったら霊仙山も望めるのであろうが、台風の雲を食い止めてくれてるので見えるわけがない。
そこから更に進むと植林の中に入り、一匹の鹿が逃げていった。
山頂との分岐までたどり着くも、また鹿に逃げられた。
石灰石、植林、鹿…結構嫌な予感だ。
しかも山頂との分岐と書いたが道など存在しない。
ただ、ピークハントなのでやはり山頂は踏まなければならず、どうせ標高差は無いに等しいので進んでいく。
踏み跡もない凸凹した尾根に藪、倒木、クモの巣と行く手を阻まれ苦戦しながらたどり着いた山頂は、山頂と書かれたプレートはなく剥き出しの石灰石のゴロゴロとした岩の上で、周りは景色など見る隙間すらない樹林の中に沢山のオニグモの巣が張り巡らされた残念な山頂だ。
軽食どころか水分補給する気さえ失うほど落ち着かない山頂なので滞在時間は1分位だろうか?
オニグモの巣を振り払いながら道がない藪を戻る。
元の分岐に戻ると足に身に覚えのある痛みを感じ、
まさかと思い足をみると10匹は居ただろう、凄まじい数のヤマヒルだ。
見えてるヤマヒルは取っ払ったが、靴の中、更にヤバいのはパンツの上に直接河童を履いてる事だ。
河童ズボンの裏に何匹入っているか分からない恐怖に耐えながらもピストンはせず、周遊コースを選択。
尾根を歩くと俺の目の前を鹿が登山道を横切った。
風穴を過ぎ、下って行くコースの分岐があったので、少し下ってみるもトラバースでの急な下り坂で登山道自体が荒れていたし、大量の杉の落葉で沢山のヒルがいるので逃げるようにして引き返した。
別の分岐から何とか林道に降り立ち少しだけ安心するも、4回、5回と噛みついた痛みを生じるので、きっとズボンの中には数10匹居るだろうと想像してしまい、恐怖で見れなかった。
しばらく林道を歩くとローザンベリー多和田に出て、山際の集落を歩きながら神社の駐車場へ。
さて、恐る恐るズボンを下げるとやはり5匹に噛まれてており、しかもそのうち3匹は特大サイズだ。
吸血中のヒルは8&4で取れた。
幸い男性の大事な所までは行っておらず安心したが、ズボンの裏側、靴の中と10匹は居たので全部駐車場に投げてきました。
里山だから整備が行き届いて、歩きやすくて当然、景色も周りの樹木を伐採して好展望だろうという感覚で行ったのが大きな間違いでした。
この山を登る良い時期と聞かれたら冬しかないだろう。
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