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立石越(たていしこえ)

最終更新:Ikoma Nature Walk
基本情報
場所 北緯34度37分16秒, 東経135度39分34秒
カシミール3D
立石越街道

立石越は「十三越、信貴越」と並ぶ主要道として使われた由緒ある古道である。一説によると、古代高安城の物資搬送路であるとも推測されている。不動院の管理する結縁(けちえん)地蔵堂からのルートは昭和7年頃に付け替えられた新道で、旧道(本道)は服部川沿いに遡上し、現在の天龍院付近で分岐する谷沿いルートであった。分岐には「毘沙門天 護法ノ瀧」という石碑(道標)も見られる。現ルートと合流する途中にある岩場が「立石」の語源とも伝わるが、これは定かでない。

大阪側は標高400m付近で南北に分岐し、北久安寺を目指す一方で松尾寺参詣道としても機能した。斜面上にそれを示す「道しるべ地蔵*1」が立つ。一方、奈良県側は緩やかな傾斜となり全面舗装された自動車道となる。井文字川源流部の谷を渡る手前から大きく湾曲し、信貴山空鉢護法からの毘沙門天道と合流して、信貴畑・信貴山奥ノ院を目指す。合流手前で旧道が今も残っており、唯一往時の面影を現在に伝えるものである。

*1「右 志きさん たつたみち」と刻まれ、享保二十年(1735)

山の解説 - [出典:Wikipedia]

立石街道(たていしかいどう)および おおと越は、大阪府八尾市 と 奈良県生駒郡平群町を山越えで結んでいる街道。 大阪と奈良を結ぶ奈良街道の一つとして整備され、信貴山に朝護孫子寺が開かれてからは、その参拝道としても機能した。
途中の八尾市服部川地区で両者は分岐するが、本頁ではまとめて記載する。
八尾寺内町(現在の大阪府八尾市本町)で八尾街道、河内街道と別れ、まっすぐ東へ進む。現在は寺内町外れ(西武百貨店八尾店付近)で近鉄大阪線の高架が斜めに横切っている。山本地区(近鉄河内山本駅北側付近)を通り過ぎ、大阪外環状線、東高野街道を横切り、服部川地区の中高安小学校前で「立石街道」と「おおと越え」が右と左に分かれる。
立石街道の山越え道は現在でもハイキング道として利用されている。八尾市内の平坦区間と平群町内は地元集落の生活道路であるが、八尾市内においては部分的には幹線道路の抜け道として利用され、すれ違い渋滞も頻発している。 平群町内では一部区間が県道250号線に指定されている。
おおと越の山間部は、雑草や雑木に埋もれていて既に廃道同然となっている。

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