登山ルート : 広島県　宮島・岩船岳＆あての木浦-御床浦-大川浦-ヤマレコ

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広島県　宮島・岩船岳＆あての木浦-御床浦-大川浦

日程	日帰り 8 時間往復/周回ルート
エリア	中国山地西部
ジャンル	ハイキング
技術レベル	3/5 ※技術レベルの目安
体力レベル	3/5 ※体力レベルの目安
見どころ	眺望あり
距離／時間 [注意]	水平移動距離： 23.48km 最高点の標高： 440m 最低点の標高： 0m 累積標高（登り）： 2308m 累積標高（下り）： 2294m
アクセス	車・バイク公共交通機関（電車・バス）タクシー ●アクセス車の場合は宮島口フェリーターミナル周辺の駐車場をご利用ください。 http://mpi.main.jp/p-map.html 宮島口(JR、広島電鉄とも駅有り)からはJR西日本宮島フェリーか宮島松大汽船にて宮島に渡ります。料金(大人片道\180)、所要時間(10分)は両社とも同じです。JR西日本宮島フェリーは大鳥居に最接近する便もあります。 ●島内タクシー宮島カープタクシー／TEL（0829）55-1111　◎営業時間／7:30～19:00 宮島桟橋と広大植物実験所、或いは多々良林道・三ツ丸子山登山口間をタクシー利用しショートカットすることも可能です。3台体制なので休日は待つ時間も長いかもしれません。事前に電話にて予約されるとか具体的な営業形態を確認されますようお願いします。

ルート説明:

宮島桟橋～多々良林道・三ツ丸子山登山口は舗装路である。登山口から小さな沢沿いに付いている踏み跡を辿って岩船岳縦走路・三ツ丸子山分岐で岩船岳縦走路に合流する。宮島桟橋から岩船岳まで3時間で行くことができれば、全行程合わせて8時間前後で歩き通すことができる。岩船岳山頂からほんの少し左手(南側)の岩場に出ると瀬戸の多島美を見ることができる。

岩船岳からあての木浦までは地元の山の会の方々のご尽力でシダの刈り払いが行われ歩きにくいということはない。ただ、御床山周辺の巨岩帯、旧海軍照射所跡周辺は道に迷う危険性がある。御床山から少し下ると樹林帯から展望の利く縦走路になる。山白山、可部島、長浦が良く見える。旧海軍照射所跡周辺から5～6分下ると山白山の分岐点(私設標示あり)がある。その分岐から約20分、平地に入ってくると進行方向左手に「あての木桜」がある。進み過ぎると門跡を通過してしまう。そして間もなくあての木浦に出る。

あての木浦から大江浦の少し先までが道迷いの危険性大である。要所要所にテープが付いているが多様な目的のもと付けられているのですべて登山用と思うと大きなミスを犯してしまう。また、進んでみてそこにテープがあれば正解といった雰囲気で未経験者がいきなり単独で入ると非常に危険であると感じる。また、地図読み以上に狭いエリアでの対応力が求められるように思う。進行方向右手(山側)から左手(海側)にのびる高くはない尾根を登って越えるのか或いは巻くのか判然としない箇所がいくつかある。また、点在する開拓農家跡の周辺も通行については道迷いのないよう細心の注意を払う必要がある。

大江浦の少し先まで進むと、海岸沿いに付けられたアップダウンのある道を進むことになる。ここまで来ると道迷いの危険は少なくなる。室浜砲台跡(明治期の戦争遺構)、広大植物実験所まで来ると一安心できる。そしてここからは舗装路を宮島桟橋に向けて歩くことになる。桟橋までは寄り道なしで約1時間20分ほど。