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更新日:2017年02月10日 訪問者数:2294
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110gガス缶用パワーブースター自作
nonsuke3
マイナス10度以下でもノーマルガスで調理が出来るように、市販されていない110gガスカートリッジ用パワーブースターを自作することにしました。
今回、自作するに当たって考えた条件と優先順位は、コンパクト(収納性)、高熱伝達効率、軽量の三点。
私の使用しているシステムは、クッカーにエバニューのチタンウルトラライトクッカー深型S、バーナーにSOTOアミカスです。収納は先ずクッカーに110缶、その上にバーナー、余ったスペースにコーヒーや粉末スープ等を詰めています。これに影響を及ぼさないサイズ、収納性というのが最優先でした。
自作されている先人方の作品を参考とした結果、集熱部・伝達部・放熱部の3パートデザインを考案しました。構成は上部集熱部をヒートパイプ、熱を伝達し上下を接続する銅パイプ、放熱部を銅板としました。軽さを考えるとアルミになろうかと思いますが、高い熱伝達性を持つ銅を素材として選択しました。構造は伝達部の銅パイプの下半分を万力で潰して平らにし銅板とロウ付け、上部パイプにヒートパイプを差し込む分割式としました。
【試作品】
ヒートパイプ:φ5mm×L80mm
銅パイプ:外径6mm×L75mm×t0.5mm、ヒートパイプ差し込み長25mm
銅板:37mm×70mm×t0.3mm
先端に保護のため銅パイプを被せてあります。
重量18.9g
固定に使っているのは居間に転がっていた髪結いのゴムです 笑
試作品を作成するに当たって銅パイプ長や差し込み長、放熱部のサイズはこんな程度かなと目見当で決めました。結果、意外とうまくいって燃焼テストや収納性も良好でした。
ですが、納得いかないところもあったので本番作成に当たっていくつか変更しました。
・ヒートパイプは80mmと100mmの2タイプ用意していたのですが、重さを量ると100mmの方が0.9g軽いんです。こちらを使えば伝達部を短く出来る上に軽量化も図れるため100mmを使うことに。
・差し込み長を短縮。
・100mmの垂直使いだと少し長すぎてNG。ヒートパイプを曲げるのは嫌だったので斜め使いに。
放熱部の小型化も考えましたが、密着度と装着安定性を考慮して変更無し。
【完成品】
ヒートパイプ:φ5mm×L100mm
銅パイプ:外径6mm×L55mm×t0.5mm、差し込み長15mm
銅板:変更無し
重量16.4g
少し軽く出来ました。
装着状態
分割状態
収納状態
分かりにくいですが、下半分はガス缶の右脇の隙間に納まってます。
ここなら山行中に変形せずいけると思います。
まだ実地テストはしてませんが、自己満足的な出来具合85点ってとこでしょうか。もう少し切り詰めればちょびっとは軽くなるでしょうが、まあこれで良しとしましょう!!
1/26に金峰山山頂マイナス11度、微風、日陰にてテスト実施してきました。
ザックから出してすぐでボンベがキンキンに冷えた状態からではありませんが、着火・加熱開始からほとんど火力が弱まることなく沸騰させることが出来ました。冬季のテントや避難小屋泊では就寝時等ガス缶はシュラフに入れるので、このテスト方法で良いのではないかと思います。
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この記録へのコメント

登録日: 2015/6/30
投稿数: 9
2017/1/24 10:50
 教えて下さい。
どなたかヤマノートを削除や修正をする方法を教えて下さい。修正ボタンとかはあるのでしょうか?私には見つからないのです。どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
登録日: 2014/9/18
投稿数: 4532
2017/1/24 13:34
 ヤマノートの削除方法ですが
削除したいスレッドの右上に「このノートを編集する」という
ボタンが出てきますので、それを押します。

編集画面に変わりますので、
最下段左側に「削除する」というボタンがでてきます。
それを押します。
登録日: 2015/6/30
投稿数: 9
2017/1/24 14:24
 削除出来ました!!
私はスマホで参加しているのですが、スマホ版ではそのボタンは存在しないようなのです。試しにPC版に切り替えたら編集ボタンが現れ削除出来ました!!
k-yamaneさん、ありがとうございましたm(_ _)m
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