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更新日:2018年05月03日 訪問者数:458
山スキー/ボード 山道具・装備
ウィペットのピックカバー紛失防止
gankoya
山スキーヤーで、ブラックダイヤモンドのウィペットを使っている人をよく見ます。
私は早朝のクラストバーンで転倒して滑落し、なかなか止まらなくて冷や汗をかいた経験から購入し、4〜5年使っていますがけっこう便利です。
実際には滑走・転倒よりも、シートラ時に急傾斜やトラバースの通過での安全確保に出番が多いです。
雪用ステッキとして雪山ハイキングでも重宝で、一般路でしたらピッケルが不要になります。
そんな便利なウィペットですが、付属のピックカバーは外すと無くしてしまいそうで、実際私は2度落としたのですが、他人さまに拾ってもらって事なきを得ています。

たまに拝見して参考にさせてもらっている「山道具道楽」というサイトがありまして、そこではピックのサイドブレードに開けたカラビナホールを利用しての改造が紹介されていました。
今回、その記事を元に最小限度の工作をしてみたところ、非常に具合が良かったので紹介する次第です。
1.ピックのサイドブレードに穴あけ
金属加工の素人にとって一番難しいのがこの開口でした。
この作業が自分でできない場合は、金属加工屋さん・鍛冶屋さん・気の利いた大工さんなどに実費でお願いする事になります。

素材は厚いステンレスですので、あわてずに電動ドリルを回しました。
最初は直径5ミリの穴を明けてみましたがコード2本を通すには小さすぎ、最終的に7ミリの穴がピッタリでした。
開口後、表面・裏面に面取りを施してこの作業は完了です。
2.ショックコードの分解と切断
ショックコードの末端のブロックを外します。
端部の合わせ目を精密ドライバーのマイナスなどでこじると簡単に開きます。
ショックコードを切断します。
切断は最終工程で長さを調整しながらでも良いのですが、私はほぼ半分に切断してちょうど良かったです。
コードはゴムを撚ったものですので、ほどけないように切断部分は火であぶって固めておきます。
3.部材の組み立て
写真でわかると思いますが、切断したコードをブレードの上面から穴に通し、ストッパーを潜らせたあとで端部ブロックを取り付けます。
言うまでもなく、コードが短くなっただけで、部材は全て元々のものです。
これで全ての作業は完了です。
通常時はカバーをかぶせて
ストッパーでコードのテンションを調整します。
ゆる目でちょうどいい感じです。
ブレードの下に余ったコードが飛び出しますが、長さが短く、グリップを握った手には触れない位置なので、まったく気になりません。
緊急時にはカバーを外して
登高中にピックを使いたい場面が唐突に訪れることはよくあります。
その時にはピックカバーを外すだけで、急場をしのぐ事ができます。
本体と分離しないのですから、紛失する事はありません。
キッチリ使いたい時には
ストッパーを移動してコードを最大長にし、ピックカバーを後ろ(グリップ側)にもってきます。

■おわり■
今期、何度もこれを使ってきましたが、邪魔にならず、失くならず、直ぐに使えて便利でした。
このピックカバーは私の知人にも紛失経験者が多くて、「失くして当たり前」扱いされています。
カバー無しで使っている人も多いとは思いますが、普通に滑る時には剥き出しのピックはやや怖かったり、下山最終でゲレンデを滑る時などは気が引けたりします。
ブレードの穴明けさえできればあとは簡単ですので、シーズンオフのうちに工作されては如何でしょうか。
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この記録へのコメント

登録日: 2013/3/2
投稿数: 3926
2018/5/3 18:59
 尖ってるぅー😱
こんばんは。
ウィペットってのは、以前のがんこさんの記述で知りました。
便利そうですよねー。
カバーの紛失とは話題がそれますが、沢バイルが自分に刺さってら大怪我だなぁ、と考えちゃいます。
滝を登る時、バイルを腰にぶら下げている時もあるんです。
(両手を使いたいので…)
滑落して、運悪く、バイルが自分に刺さったら大変なことになるなぁ…。
と、思いながら登ってます。

ウィペットも、滑走中の大転倒で刺さる心配はないのかな❓
ちょっと、心配〜なんて思いましたが…。
がんこさんは、大転倒なんて有りえないので大丈夫なのでしょうね
がんこさんも、もうすぐ沢に季節ですね。
お互い、気を付けましょう〜😅😅😅
失礼いたしましたー
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