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更新日:2019年03月20日 訪問者数:378
クライミング/沢登り 技術・知識
実際の沢名と堰堤や橋に刻まれた沢名との違いについて
old-diver
丹沢の沢を歩いていると、実際に呼ばれている沢名と、堰堤や沢にかかる橋などに刻まれた銘との違いが気になることがよくある。そこでいろいろと調査してみた。
以下の話は、県の当該部署の方からお教えいただいた情報である。
(1)堰堤などに書かれている沢や川などの銘は、「流域名」であり、実際に呼ばれている個々の沢名とは異なる場合があり得る。
それでは、流域名とはなんだろうか?
流域とは、その領域に降った雨などが流れて、その川や沢に集まる領域のことを言う。おおよそは、沢は尾根などに囲まれているので、それらの尾根筋に囲まれた領域が、その流域と定義される。
図を見ていただきたい。図は表丹沢林道に詰めあげる、モトデイリ沢と呼ばれている沢の所を記したものである。赤線で囲まれた領域がその流域である。この場合、流域名は県や国が場所が特定できるように命名するので、必ずしも呼ばれている沢名とは一致しない。この場合の流域名は「二俣沢」である。そのため、赤字で書かれた堰堤には「二俣沢」と銘が刻まれている。(黒字の堰堤には、多分、古いので何も記載されていない。)
実際、新田川の上流は、モトデイリ沢と滝ノ沢に分かれており、モトデイリ沢の流域名は「二俣沢」であり、青線で囲まれた滝ノ沢の流域名は、同じ名前の「滝ノ沢」である。実際、滝ノ沢には「滝ノ沢」と刻まれている。
今まで、どうして沢名と堰堤名が異なるのか不思議であったが、これでかなり納得できた。
さらにその東には新田川の上流になるが、「堂屋敷沢」と呼ばれている沢があるが、同様に、この流域名は「新田沢」なので、その流域の堰堤は全て「新田沢」と命名されている(実際に確認できる)。
実際に呼ばれている沢名は、大昔から地元などで呼ばれている名前なので、その由来をたどるのは、今となってはかなり困難な場合もある事も確かである。

この件に関しては、神奈川県の各役所や図書館、自治体の方面に方々にいろいろとお世話になりました。ここで御礼を申し上げます。
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