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更新日:2013年09月16日 訪問者数:19350
登山・ハイキング 技術・知識
落石の掛け声
落石をしたら間髪を入れず「落石!」とか「らーく!」と大声で叫んでください。黙っていては絶対にいけません。
落石の掛け声の方法
自分が落石を発生させたら、間髪を入れず「落石!」と大声で叫んでください。下に人が居なくても必ず叫んでください。

「らくせき」という発音は、「らくせーき!」でもいいし、「らくせきー!」でもいいし、「らーく!」でも構いません。

大声であることが肝心で、こういう場合の大声は言語には関係なく万国共通の注意喚起となります。ゴルフで「ファー!」と言いますが、山で落石をした場合は、以上のように、「落石!」または「らーく!」でいいです。
落石をして黙っていてはいけない
下に登山者やクライマーがいることを知っていながら、落石を発生させても何も言わない場合は重大な犯罪行為に匹敵します。

後ろに目がなくても、石を落とした本人は分かっている筈です。落石をしたら絶対に黙っていてはいけません。もしもそのような行為を見かけたら他の人は厳しく注意してください。

また、落石の発声は本人でなくても他の者でも構いません。その場合も出来るだけ大声で注意喚起してください。雪崩の場合も同じです。
落石の発生
落石には人為的な落石と自然落石があります。落石の多い場所では十分な注意をお願いします。

・稜線ルートに比べれば沢筋やガレ場を通るルートは落石が多い。
・上に一般ルートがある下のルートは人為的な落石が多い。
・鎖場のような危険個所では落石が多い。
・人が余り入っていないルートは自然落石が多い。
・雨の日や霧の日は自然落石が多い。強風時にも落石は多い。
・雪崩れと同様に、春山では暖かい日は自然落石が多い。
・雪渓がある場所は急峻な谷なので落石も多い。
・雪渓の上を音も無く落ちてくる落石も多い。
・土日祝日は人為的な落石が多い。
・動物による落石もある。
落石のかわし方
もしも、目の前を落石が飛んで来たら、目で見て避けるしかありません。
鎖場などで逃げ場がない場合は「頭部」には絶対に当たらないように瞬間的な動作で落石をかわしてください。

斜面を落石が転げ落ちてくる場合はバウンドしたりします。その場合もできるだけ横に逃げてください。雪崩の場合も同じです。逃げる場所がない場合は岩陰に身を隠しましょう。ヘルメットをかむっていない場合は手で頭を覆いましょう。頭部の保護は必要です。

複数で危険箇所を登っている場合は、常に誰かが上部を見ているような配慮は必要だと思います。これは雪崩が発生しやすい斜面でも同じです。雪渓では音も無く石が走ってくる場合があります。

単独者であっても複数であっても、落石の危険がある場所では特に素早く通り過ぎることが肝心です。スピードは安全登山の手段の一つです。
落石を発生させない歩き方
落石を発生させやすい場所で落石を発生させない歩き方もあります。

山歩きに慣れてくると、浮き石を踏んだりして、足を上げると落石しそうなことが分かることがあると思います。そうした場合は、しゃがみこんで手で石を抑えて落石を発生させないようにしてください。また、山に慣れてくると浮石が目で見て分かってきます。何となく不自然なのが勘で分かります。そういう石には踏んだり足を引っ掛けないようにしてください。ガレ場のような場所では「静荷重」を意識して歩いてください。「静荷重」の意識は山ではとても大切なことです。

また、いっそのこと後ろ向きでクライムダウンする方が落石の発生を減らせる場合もあります。反対に後ろ向きにクライムダウンすると慣れていないと落石が発生しやすくなる場合もあります。さらに、後ろ向きのクライムダウンは手に力が入りますので手で力を入れて掴んだ石がそのまま落ちてしまうこともありますので注意してください。

ガレ場やザレ場などでは今流行りのストックでも落石を発生させないように注意してください。
動物が落石をする場合もある
日本の山だと猿やカモシカ、鹿などの動物が落石をする場合もあります。意地が悪い猿はわざと石を落とす場合もありますので要注意です。海外だと山羊が落石をする場合もあります。

動物なら仕方ないけれど、人間なら、何はともあれ、自分が落石をしたら、間髪をいれずに「落石!」と大声で叫んでください。絶対に黙っていてはいけません。

尚、下に人がいないと分かっていても、どんな場所でも絶対に石を投げないでください。これは登山者の行為としは問題外です。特に谷や雪渓のような場所や富士山のような火口でも絶対に石を投げないでください。お願いします。そういう行為を見かけたら注意してください。
ヘルメットをかぶろう!
ヘルメットを被るのが恥ずかしい人がいるかも知れませんが、命は恥ずかしがっては守れません。落石や滑落などの危険箇所があるルートではなるべくヘルメットを持参するようにしてください。ヘルメットをレンタルしている山もあるようです。
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