地図には滝が載っていないケースがほとんど
下の国土地理院の地図を見てください。
右の神社の前を沢が流れていますが、滝らしいものは何も記載されていません。
よぉーく見ると、神社の前に砂防堤の記号があるだけです。
(画像は拡大できます)
右の神社の前を沢が流れていますが、滝らしいものは何も記載されていません。
よぉーく見ると、神社の前に砂防堤の記号があるだけです。
(画像は拡大できます)
次に下の地図を見てください。
これは、私が先日探査した沢筋と、昨年探査した沢筋で発見した滝です。
神社の近くの低い所にある滝は、なんと30メートルもありました。
沢を使って下降するのは危険
道に迷ったら戻れ!!
昨年、私は「山の三つの大鉄則(初心者用)」というタイトルのヤマノートを書かせてもらいました。
三つの鉄則の一つとして、「道に迷ったら戻れ!」ということを書かせてもらいました。
詳しくはそちらを読んで欲しいですが、道迷いを修正する最も良い方法(大鉄則)は、「道に迷ったら戻れ!」ということです。登山初心者の人はこのことを十分に理解して守ってください。
三つの鉄則の一つとして、「道に迷ったら戻れ!」ということを書かせてもらいました。
詳しくはそちらを読んで欲しいですが、道迷いを修正する最も良い方法(大鉄則)は、「道に迷ったら戻れ!」ということです。登山初心者の人はこのことを十分に理解して守ってください。
低山での行方不明者は?
おそらくですが、低山で行方不明になっている人の殆どは、道迷いの結果、沢に降り、滑落して怪我をして、身動きができない状態になってしまったと思われます。
おそらく、道に迷い、戻ることをせずに、降りれるだろうと谷に降り、落ち葉のすべり台で滑ってしまい、そのまま崖から転落して(厳しい言葉ですが)絶命してしまうケースがほとんどだと思います。
簡単な道迷いから、そういう不本意な事態にならないために、「沢には降りない」、「道に迷ったら戻れ!」ということを十分に理解して実行してください。
低山、あなどることなかれです。
おそらく、道に迷い、戻ることをせずに、降りれるだろうと谷に降り、落ち葉のすべり台で滑ってしまい、そのまま崖から転落して(厳しい言葉ですが)絶命してしまうケースがほとんどだと思います。
簡単な道迷いから、そういう不本意な事態にならないために、「沢には降りない」、「道に迷ったら戻れ!」ということを十分に理解して実行してください。
低山、あなどることなかれです。
これからの季節は日が長いのでいいですが…
一年でもっとも日が長い季節なので、比較的安心して山を歩くことが出来るのはいいのですが、明るいからといって長時間の山歩きは体力を消耗してしまいます。そうすると自分では思っていないほどバテてしまって目的地までの時間がかかってしまうケースも考えられます。
そうした場合に備えて、ヘッドランプと食料と雨具は、どんな山でも必ず持参しなければいけません。
もしも、遭難しかけたとき、それらの物が命を救う物となります。
そうした場合に備えて、ヘッドランプと食料と雨具は、どんな山でも必ず持参しなければいけません。
もしも、遭難しかけたとき、それらの物が命を救う物となります。
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※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
そうですね、一部の例外を除き下るのは危険ですね。初心者でない限り、殆どの人は知っている。でも、現実にそれに遭遇すると脳から誤った指示が伝達され、murrenさんの言う様に沢に下りる事になりますね。
そして、滝やゴルジュ帯の断崖絶壁で行き詰まって、錯乱状態に陥り中には意識を失ったり、最悪の場合転落で命を落とすこともあります。
道迷いの要因は、調査不足や思い込みの他に錯覚が大半を占めています。
迷ったら、「一呼吸」をして心理状態を平常に戻すことが、無事に生還する近道では、と私は思います。
harukasuさん、おはようございます。
北アルプスのような場合は滑落などの事故が多いでしょうが、低山では行方不明になったまま長期間発見されないことが多いですね。「道迷い」ということをやっぱりもっと真剣に考えないと思いもよらないような魔が差したような遭難が発生する可能性が高いと思ったのでノートにしてみました。セオリーとしてはやっぱり「道に迷ったら戻る」ということが大前提ですね。
harukasuさんのコメントのように「一呼吸」はとても大事なことでしょうが、私でも焦ることがありますのでそれは意識したいですね。
コメントありがとうございました。
無事に降りてこそ登山、誰かが言ってたが登山ではなくて・登下山・が正確かも?
問題なのは判断をいつするか!遭難しそうだと思って遭難する人はまずいない、寸前まで自分がそんな状況に置かれてるとは夢にも思わず行動してるのでしょうから!
装備や気象の下調べも同じように、今日は・自分だけは・大丈夫!?で間違った踏み跡を辿るとか、天気が急変とかで体力と判断力が低下してやってはいけない沢下りへ・・・・!( ;∀;)がパターンですね!
私も何度か人の踏み跡を辿って迷い込みそうになった!迷いそうな所はみんなが迷うので踏み跡着いてしまいます!
レコも成功談や自慢話ではなくて失敗談こそアップするべきだとおもうのですが??
nekojigenさん、おはようございます。
実際のところGPSの利用は道迷いに関しては非常に有効であると思います。地図読みが先だという人も多いですがGPSの精度や効果ははるかに高いのでもっとGPSの利用の促進をしてもいいのかなと思ったりしています。
間違った踏み跡が濃い踏み跡になって人を誘導してしまうことも多いですが、次第に正規の道とは雰囲気が違ってくるので大抵は2,3分も歩けば絶対に分かる訳ですので、その段階ですぐに戻れば問題ないでしょうが、そこらあたりが経験なんでしょうかね?GPSを見ればその段階で初心者でもすぐに分かりますので、GPSの有効性はやっぱり高いと思ったり。
皆様、こんばんは!
道迷い彷徨った挙句に喉が渇いて錯乱状態の様に水を探し求めたくなったら、如何すれば良いのでしょう?
dejavuさん、一昨年だったと思いますがY氏がそういう状況を克明に記録にあげていらっしゃっていましたよね。それを踏まえた質問でしょうか?
考え方としては「道迷い彷徨った挙句」という段階に入る前に考えるべきですよね。
「錯乱状態」に入った人間の心理や行動は私は分かりません。そのようにならないように対応すべきじゃないでしょうか?
砂漠を水なしで放浪して死亡することを「焦死」と表現すると思いますが、道迷いからのセオリー(道に迷ったら戻る)で正しく復帰するようにすれば日本の山ぐらいではそのようにはならないのでは?
dejavuさん、こんばんは。
murrenさん、少し拝借します。
錯乱状態にも軽度から重症度までありまして、大体3段階(混迷程度)なら相棒がいれば何とか制止できますが、ソロならそれも困難ですね。
特に高齢者の道迷いの多くの原因は喉が渇いても気づかずに、気づいた時には道迷い。
そうならないためにも、こまめに水分の補給をする訓練を忘れない事ですね。
(もっとも、当初から水なしの場合は別ですが)
murrenさんへ、色々教えて頂き有難うございます。
昔、相方も水場が枯れていた縦走で筋肉が動きにくくなった事がありました。 未だ意識が朦朧とまでは行かず、恵みの夕立にザックカバーを広げて二人で跳ね返る泥も気にせずうつ伏せてゴクゴク飲んだ記憶があります。
ある程度の山されている方なら、山の三神器と同様、迷えば沢へ降りたら危険だとご存知?かと思う程、基本と存じますが、どうして、亡くなられた方は沢筋で見つかる報告が多いのか?
救助者のレポート報告で意識錯乱し、風呂へ入りたくなった。とか・・。
それらが分からなくて不思議でした。
murrenさんや皆さんがおっしゃる通り、錯乱状態になる前に、喉が渇ききって筋肉が動かなくなる前に「戻る」が一番理想的ですよね。
また、恥ずかしくて聞けない愚問とか、どうぞ今後とも宜しくお願いします。
harukasuさん、補足ありがとうございます。
dejavuさん、私は冬山の重荷(そのときは58kg)を背負ってバテバテになり幻聴を聞いたことがあります。錯乱ということは分かりませんが、人間何事も余裕が必要ってことでしょうね。ギリギリだとやっぱり何か歯車が狂うと魔が差したような事故が起こるんでしょうね。
確かにおっしゃる通り。今更ながら此も一つ肝に銘じて、忘れない様にしたいと思います。
ご親切に有り難うございます。
dejavuさん、私も山をずっと継続しておれば膨大な知識が付いていたと思いますが、山から離れていた頃はそれが基本的には出来ませでしたし昔覚えていたことを忘れた内容も多いです。でも、知識を増やす努力は日常的にできることなので、そういう意味で私自身のためにも「知識は一つずつ」という言葉にしてみました。
murren2さん始めまして
亡き親父から「絶対迷ったら尾根に上がれ」と言うのをガキの頃よく聞かされました
スリップして落ちるのを防ぐのと、遭難(怪我)した場合尾根の方が発見されやすい
ただ風や雨が強いときは木に体を縛ってそのまま居ろだったと思います。
その頃山に興味の無かった私には何のことやら、最近登ってみてわかり始めました
親父の遺言と思って体を縛るロープや緊急用の物は必ず持って歩くようにしています
又、親父の説で「山では挨拶を必ずしろ」、相手に覚えてもらうのと相手を覚える為
遭難した場合挨拶で覚えておけば役に立つとの事でしたがホントですかね。
KazzSさん、はじめまして。
山での挨拶がそのような実用的な意味があるとは考えておりませんでした。
私は小学校5年のときに千畳敷カールから登るときに知らない人とすれ違うときに「こんにちは」と挨拶するのを初めて体験しました。それが子供心にとても爽やかで気持ち良くて山の良さを感じたことを今でも覚えています。
日本の尾根には大抵は道や踏み跡が付いているケースが多いですね。お父さんの言葉にはそういう意味も含まれていたんでしょうね。
コメントありがとうございました。
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