正しい休憩の方法
1.休憩時には何よりもまず防寒着を着る。
2.それから行動食をとり水を飲み記録を付けます。
3.休憩が終わり、出発するときには意識的に防寒着や上着を脱ぐ。
これが正しい休憩の方法です。
2.それから行動食をとり水を飲み記録を付けます。
3.休憩が終わり、出発するときには意識的に防寒着や上着を脱ぐ。
これが正しい休憩の方法です。
初心者とベテランでは反対のことをやっている
登山口から登りだすとき、たいていは涼しかったり肌寒かったりするので、初心者は防寒着や上着を着たまま登り出してしまいます。
登っている間「あついあつい」と言って我慢をして、休憩場所に来ると「やれやれ」と防寒服や上着を脱ぎます。
休憩が終わる頃には体が寒くなってきたと言って防寒服や上着を着て出発してしまいます。そして、歩きながら再び汗を流し、休憩で上着を脱ぎ、出発時に上着を着る、という繰り返しをしてしまいます。結果として、疲労困憊(ひろうこんぱい)バテバテになり衣類はパンツの中まで濡れてしまいます。
一方、ベテランは、登りだす時に防寒着はもちろん上着を意識的に脱ぎます。
歩き出しは少し寒いけれど歩いている間はちょうどいい。
休憩時には何よりもまず防寒服や上着を着ます。
そして休憩が終わり、出発するときには意識的に防寒服や上着を脱ぎます。この繰り返しです。
汗もあまりかかず体力も温存できます。
以上のように、初心者とベテランではやっていることが正反対の場合があります。
登っている間「あついあつい」と言って我慢をして、休憩場所に来ると「やれやれ」と防寒服や上着を脱ぎます。
休憩が終わる頃には体が寒くなってきたと言って防寒服や上着を着て出発してしまいます。そして、歩きながら再び汗を流し、休憩で上着を脱ぎ、出発時に上着を着る、という繰り返しをしてしまいます。結果として、疲労困憊(ひろうこんぱい)バテバテになり衣類はパンツの中まで濡れてしまいます。
一方、ベテランは、登りだす時に防寒着はもちろん上着を意識的に脱ぎます。
歩き出しは少し寒いけれど歩いている間はちょうどいい。
休憩時には何よりもまず防寒服や上着を着ます。
そして休憩が終わり、出発するときには意識的に防寒服や上着を脱ぎます。この繰り返しです。
汗もあまりかかず体力も温存できます。
以上のように、初心者とベテランではやっていることが正反対の場合があります。
登り出しでは服を脱ごう!!
ボタンの掛け違いのように、最初に厚着で登りだすと最後までボタンは掛け違ってしまいます。
登山口では「服を脱ぐ」ことが意識的にできれば最後まで快適に過ごせます。
登山口では「服を脱ぐ」ことが意識的にできれば最後まで快適に過ごせます。
休憩時には先ず防寒着を着よう!!
プロ野球の試合を見ていると、投球を終えたピッチャーはベンチに入るとウインドブレーカーを着させてもらいます。これは肩を冷やさないためですが、登山者もこれを応用すべきです。
なんとか休憩場所にたどり着いてもすぐには防寒着は着たくないものです。でも、そこをなんとか着ると体調を崩すことが少なくなります。この習慣が身に付くと防寒着が暑くても案外と気持ちがいいことに気付きます。
このあたり、「体調管理」という面でもポイントであるのです。
なんとか休憩場所にたどり着いてもすぐには防寒着は着たくないものです。でも、そこをなんとか着ると体調を崩すことが少なくなります。この習慣が身に付くと防寒着が暑くても案外と気持ちがいいことに気付きます。
このあたり、「体調管理」という面でもポイントであるのです。
冬山は保温する必要あり
以上のことは、気温が極度に低い冬山だと若干事情が異なります。
低体温症に直結するので冬山で汗を出しながら登ってはダメでですが、ときどきTシャツのような半袖姿で登っているようなおバカな行為は危険です。自分では気づかないですが猛烈な消費カロリーのために夜テントの中で熱が出てそのまま御臨終というケースも聞いたことがあります。冬山では汗をかかない程度の保温は必要であるということです。
低体温症に直結するので冬山で汗を出しながら登ってはダメでですが、ときどきTシャツのような半袖姿で登っているようなおバカな行為は危険です。自分では気づかないですが猛烈な消費カロリーのために夜テントの中で熱が出てそのまま御臨終というケースも聞いたことがあります。冬山では汗をかかない程度の保温は必要であるということです。
寒いのは我慢できるが、冷たいのは我慢できない
「寒いのは我慢できるが、冷たいのは我慢できない」、登山をやっている人なら一度は聞いたことがある言葉だと思います。低体温症で死亡(すなわち凍死)を防止するには、「濡れない」ということは非常に大切なことです。カッパも着ずに雨の中を歩いたり、全身汗まみれでいることは低体温症に向かってしまいます。そのような状態でいったん震えがくると回復するのは困難になってしまいます。濡れた衣類を脱ぎ、体を拭き、乾いた衣類などで保温してあったかい飲み物などを摂ることで回復できますが、それらをせずに眠気がくるとそのままあの世まで行ってしまいかねません。
「寒いのは我慢できるが、冷たいのは我慢できない」ということを軽んじて考えないようにお願いします。汗で全身びしょ濡れになるのはそういう意味で好ましいことではありません。そのために、休憩時に先ずは防寒着を着ることがポイントであるのです。そして出発するときに脱ぐという癖をつけてください。
「寒いのは我慢できるが、冷たいのは我慢できない」ということを軽んじて考えないようにお願いします。汗で全身びしょ濡れになるのはそういう意味で好ましいことではありません。そのために、休憩時に先ずは防寒着を着ることがポイントであるのです。そして出発するときに脱ぐという癖をつけてください。
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