安達太良山
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- GPS
- 05:05
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 750m
- 下り
- 353m
コースタイム
天候 | 晴れ(強風のち弱風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
勢至平-くろがね小屋ルート上、くろがね小屋手前で結構な急斜面のトラバースがしばらく続きます。スノーシューですと、ちょいと厳しい印象です。 くろがね小屋から登った先、峰の辻手前の矢筈森の東斜面、ここをトラバースしますが、雪崩危険箇所のようです。 |
写真
感想
予想天気図を見ていたら、19日に移動性の高気圧が南東北をぽっかり覆う! 無風の晴れ(素人なんで単純な予想)。てな訳で、昨年末途中で引き返した安達太良を計画。お手軽に頂上を狙おうと、ゴンドラで薬師岳まで上がってそこから頂上へ、下りはその場の雰囲気で・・・、一応くろがね小屋経由で計画。
今朝、下界からの眺めでは、頂上にちょっとガスがかかった程度。あだたらスキー場に着くと、晴天の穏やかな天気で風も微風。上出来のコンディションです。
準備万端でゴンドラ開始を待っていると、「あだたらエキスプレスは、ただいま強風のため運行を中止しております」というアナウンス。はっ???、なんで。
係の方に伺ったら、上(薬師岳の駅)は25から30mの強風が吹いてて、ここ(奥岳駅)で風がないのが不思議なくらい、この状態で動かす気は全くない、とのこと。トホホ(泣)
ボードのお兄さんお姉さん方の中で、動く確信のないゴンドラを待って、一日棒に振るのも悲しいなと思い、逆ルートを決意。頂上が強風なら、くろがねピストンだけでも楽しめるし。
登りはじめの林間は風もなく、汗をかく位穏やかだったのですが、勢至平へ入ると突然の強風の向かい風。晴れてはいるものの、舞い上げられた雪が顔面を直撃。ここでこの風だと、上部はかなりの強風が予想され、目標地点はすっかりくろがね小屋に心変わりしてしまってます。
小屋に着いて昼パンを頬張ってしあわせ気分を味わっていると、外の雰囲気に変化が! たばこを吸いに外へ出ると、風がちょっと収まってきた?? 更に、10時頃にゴンドラも動き始めたとの情報も。(情報提供いただいた方、ありがとうございます) 俄然、やる気復活です。
くろがね小屋まではスノーシューでしたが、トラバースで難儀したので、小屋のお兄さんの意見を受け、ここからはアイゼン・ピッケルに変更。(アイゼンにストックって、なんか苦手なんです)
小屋上から斜面はクラスト状態、特に夏道がガレ場の箇所は、楽しいアイゼン歩行です。やっぱりアイゼンの選択は良かったぁ、と自画自賛。
そして迎えた雪崩危険箇所のトラバース。ザックのハーネスを外して、一気にパスしようと踏み込むと、その斜面だけクラストしてなくて、ズボズボ。上部を見ながら急がなきゃ!とがんばればがんばるほど、足はズボズボ。渡りきった時には、息はぜいぜい、ヘベレケになってしまいました。
それ以降、安達太良山頂まで視界も良く、風も弱風。予想通りのコンディションに大満足でした。結局ゴンドラの駅まで、アイゼンで通しました。って、シューに履き替えるのが億劫だっただけなんですが・・・
いろんな方の情報で、充実の山行になりました。
分かってるつもりでしたが、安達太良の風は、やっぱり読み切れません。
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