奥久慈男体山 長福山

2016年11月06日(日) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:55

8:12 スタート地点
15:07 ゴール地点

8:12大円地から男体山登山開始→9:29男体山頂上手前休憩場→10:26男体山神社→11:35長福山頂上→12:11男体山神社→12:55まで昼食→12:55男体山登山開始→13:38男体山の稜線→13:51男体山頂上手前休憩場→13:57男体山頂上→14:36大円地休憩場→15:07大円地P

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

男体山はクサリ場、長福山は急登。

その他周辺情報

袋田の滝、温泉、リンゴ狩りシーズン。

写真

11/5 9:27

11月3日、我が愛馬ボロニーがオイルを喀血し、修理入庫したので、代車で出発！
注)画像は一切関係ありません。

11/6 7:51

大円地Pに到着。すでに満車だったが、隙間を見つけてセーフ！貸切バスまで来ていて楽しそーになってた。

11/6 8:12

着替えて煙草吸ってから最後尾のスタートです。

11/6 8:16

いつものように健脚じゃなくても健脚コース！だいたいみんなこっち。

11/6 8:47

クサリ場手前の馬の背みたいな岩に到着。ここで山岳会の大軍勢と遭遇。歩き方とかを後ろから観ていたかったのに、「お先にどうぞ~」って言われて先に行くことに‥これが悲劇の始まりになることとは‥

11/6 8:57

ここからクサリ場が連チャンで続きます。ガンガン行っちゃいます！

11/6 9:07

早くもガンガン行けなくなったのでちょと止まっていたら、大軍勢の雄叫びが‥「アーハハハ、オーホホホ」言い知れぬ恐怖感が‥大軍勢に追われる落ち武者の心境である。

11/6 9:12

山岳会の方々はスピードこそゆっくりだが休まない。それがジワジワ迫ってくるので真綿で締められるような追撃を受けるわけです。昔「山猫は眠らない」という映画があったが、今回はまさしく、「山岳会は休まない」である。

11/6 9:15

うぁー‥来てるキテル‥

11/6 9:29

なんとか追いつかれずに男体山頂上手前休憩場に到着。ここから長福山に行くため、左の袋田方面縦走路へ、未知の領域に足を踏み入れます。「こっち行く人？」と聞いてみたが、誰も行かないみたいだったので、こっからは独りで‥

11/6 9:46

ムムムっ！？早くも標識の無い分岐にあたる‥

11/6 9:50

でも大丈夫！地図とコンパスで長福山の方向を捕捉。

11/6 9:50

あれが長福山になるから進路は左方向にとーる！（勢いで自分に言い聞かせてるのです‥）

11/6 9:58

パノラマラインを走る車の音が聞こえるので、安心して岩場で一服休憩‥やっとまともな休憩を取れました。

11/6 10:10

なんか下ってばっかりな気がする‥

11/6 10:23

あれれ‥沢が出てきちゃった‥

11/6 10:26

あ‥山おりちゃった‥

11/6 10:28

初めて来た男体山神社！ロウニンとかが泊まってそうですね。
　それはさておき、ここで重大なミスに気付く。
　なんと、男体山と長福山は尾根繋がりでも何でもなく、別々な山だった！

11/6 10:37

一旦パノラマラインに出て長福山登山口を探す。コンパスだと、道路に出たら右方向。

11/6 10:43

長福山観音堂の標識
を右に曲がると集落があり、すごくのどか。庭で赤飯を炊いていた家があった。テレビの旅番組みたいに「食べていったら~？」みたいなのは一切なかった‥

11/6 10:49

長福山観音堂の石段を登る。こんなに登ったのに‥

11/6 10:49

上を見ても先が見えないよ~？ここで意地悪な先輩でもいれば、まるで部活のしごき。

11/6 10:55

はひィ~やっと着いた。長福山観音堂です。もう山半分ぐらい登っちゃったんじゃないの？
　なんとか10分以上かかり、この先の登山口を見つけました。向かって右側にあるお地蔵さんの後ろ、笹藪が若干薄くなってるところから藪に突入します。

11/6 11:14

藪を突き抜けると登山道に出る、滑走路のように目印の白ペンキが点々と見えています。かなり寂しいとこなので、心強い。藪の中の首の無いお地蔵さんが、さらにムードを盛り上げてくれてる‥コワイ‥

11/6 11:18

白ペンキを追って行くと、二足歩行限界の真っすぐな土の急登があり、凄く行きたくない時の職場のようにチマチマのぼります。

11/6 11:21

私の登山時、いつも顔を出していたファンキーなまん丸コロコロも、この時期は勢いがなく、正に「虫の息」であった‥夏の思い出に浸り、安らかに旅立ってほしい。

11/6 11:24

急登を登りきると、T字路の稜線になっており、左に白ペンキが続いてるのでそっちに行く。

11/6 11:33

ここが一番高いようなのでここが頂上かと‥何にも無いのでよくわからないまま引き揚げる。

11/6 11:33

一旦T字路のところに戻り今度はさっきと逆方向に行ってみる。

11/6 11:43

なんと！こっちに祠と三角点がッ！なぜ白ペンキは反対側に誘導してるのか？もしや埋蔵‥‥い、いやいや何でもないですよ！忘れてください‥

11/6 11:46

埋蔵き‥×　ち、頂上を発見したので、土のゲレンデを滑走します！
「競技種目~大回転型滑走~土手落ち~ドイツ代表stroheim選手~」ー歓声ー（誰もいないとこで行われています）

11/6 11:49

魔のコーナーをクリアすると‥

11/6 11:52

藪に突入‥予選敗退‥

11/6 12:01

集落の帰り道、いい感じの男体山が見えました。紅葉はもう一息といったとこでしょうか。

11/6 10:41

あれ？こっから大円地Pまで帰れるの？そう思った時、私の中でもう一人の私が言った。「え？何？オメーはワザワザ道路をプラプラ歩くためにここに来たの？自分で計画失敗したのに、自分で自分のケツも拭けないわけ？山登りやめちめーば？」

11/6 12:11

‥男体山神社まで戻ってきました‥

11/6 12:17

いい時間なので、ここで腹拵え。まさかの麓で食べる事になるとは‥なんか周りが獣臭くて（おそらく猪）あまり楽しい食事じゃなかった。

11/6 12:59

本日二回目の男体山頂上を目指します！達成すれば計画通り。

11/6 13:17

このデカいムカデの類似品は、5月にこの山で見たヤツだ！まさか仲間がいたとは‥

11/6 13:19

岩を穿って作られた階段が長く続く。作った人の苦労を思えば、痛てーだの痒いーだの言ってられない。

11/6 13:20

あっ、長福山があんなところに。

11/6 13:38

男体山の稜線に戻ってきました！朝とは違って木枯らしが吹き荒ぶ世界に変わっていました。寒い。

11/6 13:42

さっきは無かった新しい標識がつけられてました。午前中、「山楽会」という名札を付けた山岳会のご夫婦？が複数の標識版を背負い稜線を歩いていました。こういう方達の地道な努力で、登山道は保全されているのだと感じました。ありがとうございます。

11/6 13:51

男体山頂上手前休憩場に再び上陸！

11/6 13:56

男体山頂上に到着。ここまで長かった！

11/6 13:57

長福山が眼下に‥別名女体山というらしいですよ。いい響きですね「女体山」もう一回言っちゃうもんね、「女体山」‥ぬぅーフッフッフ‥

11/6 14:08

三角点の広場です。午前中のことがウソみたいにノーバディ・ノンノン！いっつも人気がない山ばかり行ってて慣れてるけど、なんか今日は寂しいな‥

11/6 14:11

そう言や、東京もしばらく行ってねーなー‥

11/6 14:19

東京はあっちの方だがヤ‥

11/6 14:36

大円地越休憩場。こっから先は道もいいので駆け足！（歩きとそんなに変わんないぐらいの‥）

11/6 14:51

まだ3時前なのに日暮れ前みたいな暗さ！急がなきゃ！

11/6 14:54

つっかえぼうの岩の脇を、そよ風のように走り抜けます！もうすぐだ。

11/6 15:02

麓の集落まで来ました。

8/27 10:27

うむ。計画どうり迎えも来たな。（一切関係ありませんよー）

11/6 15:04

今日は長々とお邪魔しました‥また宜しくどーぞ。

11/6 15:07

大円地Pに到着。つ、疲れた‥

11/6 17:33

今日のコースです。
ご閲覧ありがとうございました。

撮影機器：

G'zOne IS11CA au カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ストック トビッケル エスビット コッヘル クッカー ケトル ナイフ ロープ エートカン カラビナ スリングテープ エマージェンシーキット

備考

ちゃんと使える脳味噌があれば‥

感想

stroheim

　今回は、男体山と長福山が稜線でつながってると計画の段階から地図を読み違えていたため、男体山に違うコースで二回登る羽目になってしまった。
　日曜だったので、人がイッパイで楽しかった。（長福山から登り直しの男体山の頃は人がいなくなってた)
　山岳会の大軍勢に遭遇した。下は私と同級生かちょと若いぐらい、上は私の倍の年齢の方々が男女混成で20余名。80ぐらいのお父さんは若かりし頃、山岳会の仲間から「化け物」と呼ばれていたと武勇伝を語っていた。元来、口と性格の悪い私は「今でも充分妖怪ですよ」と言いそうになったが、失礼なのでやめました。
　

コメント

takahashisun

私も山楽会にお目にかかりたいです。
はじめまして。

山楽会さんの標識には奥久慈に入りだしたころからいつもお世話になってます。
いつかお目にかかれたらお礼を言いたいところです。

固形燃料格好良いですね。

stroheim

コメントありがとうございます！
takahashisun様。初めまして！コメントありがとうございます！
　そうですねー。私もこの界隈の人気のない山で道に迷いながら歩いていて「山楽会」の標識を見つけた時は、随分と勇気づけられてますからね。この前お礼が言えて本当に良かったです！
　固形燃料のコンロはエスビットという会社が製造しているのですが、燃料は付属の物を使うと、クッカーが煤だらけになってしまうので、ホムセンとかに売っているニチネンの固形燃料を使用してます。35gの物を使えば、600ccのお湯を沸かしてもお釣りが出るくらい燃えてますよ。ただ別売りの風防は買わないとなりませんが‥ニチネン固形燃料は30個くらいのパックで4〜500円ぐらいです。（ジョイフル本田で）
では、奥久慈のどこかでお会い出来ましたら、宜しくお願い申し上げます！