西山(鮎坂山)・西山大展望

2011年02月26日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,268m
• 下り: 1,123m

コースタイム

薦野バス停8:30-9:00西山登山口-9:30薦野峠-9:45西山(鮎坂山)10:10-12:45西山登山脇田温泉口(昼食)13:30-14:00西山大展望-14:40司書橋バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

2/26 8:37

バス停から登山口を目指す。

2/26 8:58

西山登山口

2/26 9:30

薦野峠

2/26 9:44

西山　鮎坂山　山頂。玄界灘を一望

2/26 9:45

宗像の金山だろうか?

2/26 9:46

2/26 9:46

新宮方面

2/26 9:46

2/26 9:52

新幹線全線開業か〜

2/26 10:22

今年最後の雪かも・・・

2/26 12:42

ドライブイン駐車場に・・

2/26 12:58

和風ちゃんぽん 600円。美味しい〜し　取り放題のお惣菜もお袋の味!　おばちゃんはもちろんにこやか・・。

2/26 12:58

犬鳴まわり。これはいい・・。

2/26 14:00

大展望・・?　ん?

2/26 14:01

大展望!

2/26 14:01

大展望は空が大きい・・

撮影機器：

EXILIM EX-Z2300 カシオ

感想

113

数日前 友人の「西山〜犬鳴」報告があり、是非とも行きたいと今回の計画。
薦野バス停下車後、目の前の神社に手を合わせ出発。
西山(鮎坂山)までは予定通りの登頂。
西山はコンクリートの構築物が目立ち、少々ゲンナリ・・。
玄界灘をバックに遅めの朝食(おにぎり&ビール)をすませ、犬鳴山を目指すがここで痛恨のミス。
薦野峠に戻る筈が、辰のヘラに、更に宮若に降りてしまい万事休す。
薦野峠から犬鳴山までの一番おいしいところを逃してしまう。
バスの時間を気にしつつ、清水寺近辺で農作業中のお爺ちゃん達に道を尋ねると、「西山はこっちこっち」と方角が定まらない。
・・・後で知るが、この辺りの「西山」は全く別の山・・
東側に出てしまった以上、犬鳴山は南側から再チャレンジするしかないかと、脇田温泉口まで車道を歩行、それから犬鳴山口バス停まで歩く決意。
途中、あぜ道 2本目のスーパードライで一休み。農村の風景は素晴らしい・・。
美味しい空気を吸いに山に出かけた筈が、トラックがバンバン行き交う国道の狭い歩道を歩く事になり、今日はご愁傷様でした。
しばらく歩くとちょうどおなかがすいた頃ドライブインに到着。
気さくなおばちゃんに今日の失態を暴露していると、なにやら登山地図を持ち出し、「ここの横から西山に登れるよぉ」ってな話。
お礼にチョコレートを差し上げると、にっこり笑っていた。
ここらの「西山」は、ガイド本のそれとは全く別物(山)らしい。
・・「西山」って、全国にいくつぐらいあるんだろう・・
おばちゃんの助言を受けて「西山大展望」を目指す。
はなし通り急な登りは結構ハード。
マイナーな山のしかも午後なので、誰にも合わないだろうと思いながら、徐々に高度と心拍数を上げていく。
暫くゼイゼイと駆け上がって行くと、登山者とは思えぬ何やら黄色い姿の屈強な男がこちらを仁王立ちで見ている。
「こんにちはぁ〜」と声をかけると、以外にも満面の笑みが帰ってくる。
肩に重々しく提げられた物は間違いなく猟銃である。
登っている最中、物々しい大声が後ろから迫ってきていたのも、「カランコロン」と(犬に付けた)鈴が時折聞こえていたのも、黄色い猟友会の鹿を追う様だったようだ。
鹿の足跡とこの辺りの生息状況等を伺い暫く話し込み、113は鹿程逃げ足が早く無いので標的にはむいていな事を伝え、無線で4人のメンバーに鹿じゃない唯の登山者がいる事を周知して頂く。
展望に出ると猟師が2人。
ここでも話し込み、帰りの道筋を詳しく教えていただき、更に下山口まで案内して貰う。
鹿の刺身は最高・銃弾は1発280円・今日は6発打ち込み足に命中したが見失った・・、等と。
下山途中、4人目の"兵士"とすれ違い、藪を駆けながら「これで4つの銃はすべて確認!」と、シルベスタスタローンの戦争映画の様だな〜・・と。
下山途中、目印を見失い、「鹿は、こぉんな下り坂でも下りて行くんだよぉ」と示されたそれを遥かに上回る下り坂を延々と下って行く事になる。
車の排気音が直そこから聞こえてくるが、覗くとかなり下の方。
必死に藪コギして行くと、新司書橋の橋の下に出る。
「登山というより探検かぁ〜?」
橋を登るとバス停が目の前で「助かった〜」
しかし、博多行きのバスが来るのは1時間後。
バス停で座り込み、手持ちの最後のビールを飲み干しながら、暫く今日出会った方々の事を思い出しながら坂道を登っていくトラック郡を眺めていると、乗用車がそばに停車。
思い切ってヒッチハイクし、なんと天神まで乗せて行ってもらう。
車中話し込むと、学校の先生から、画家、ビルのオーナー、今からカフェの経営と、精力的な大先輩。
薬院のカフェがオープンしたら、是非遊びに行こう。
郵便局前で下車。ありがとうございました。
道迷いのお陰で、若宮市の農村を散策、おじいさんおばあさんの農作業の手を止め、和風ちゃんぽんのおばちゃん、黄色い猟友会4兵士?、画家の大先輩・・。
沢山の出会いが楽しい、本日の”登山??”でした。
鹿さん、刺身になるなよぉ〜・・・。

コメント

chengfu

ご苦労様でした。
犬鳴に行かれてたんですね。まだ雪が残っているとは驚きですね 。

それと昔は若宮や直方に行くのに良く犬鳴峠を通ってました。この県道は狭くて交通量があるので、ちと危ないですよね。

それと猟友会の人と会うのもこれまたちとこわいですね。ベージュの服とか着てると間違えられそう。それに散弾って弾がある程度拡がるんですよね。離れてた方が良いですね。

それにしてもiPhoneから入力するのは大変です 。

westup

わかります！
　里山は、気持ちが舐めているので、ちょっとした分岐とかよく確認もせずにズンズン歩いてしまいます 、まあ、里山は道だらけで確認が面倒なんですけどね
迷うとすぐ気持ちが折れてしまう私ですが、１１３さんは楽しんで車道を歩く姿がまぶしいです。
　「西山ってどこだろう」とＭＡＰを見ていたら、よく知っている場所で、清水寺のお隣の浄久寺（脇田温泉口近く）によくお参りに行きます
　あの辺の道を歩く人は少ないでしょうね。
　鹿に間違われなくてよかったですね 。
　予定外の山歩きも楽しいですね

113

westup さんへ
清水寺にも南方にあるお寺にも立ち寄ってきました
浄久寺ですかね〜
ここらの西山はダムを挟んだ犬鳴山の反対側の様です。
浄久寺横 農家のお爺さんが、
｢西山の向こう側が犬鳴たぁ〜い｣と、教えてくれました。
予定外の山歩きは、出会いが楽しいですね

113

chengufさんへ
いつもコメントありがとうございます。
県道は大型が唸りながら登って行き、歩くには危険ですね。
お仕事中の運転手さん、邪魔になってごめんなさい
猟銃は あまり近づきたくないですね〜