富士川駅〜金丸山〜大丸山〜由比駅【蒲原三山】

2016年11月20日(日) [日帰り]

• GPS: 05:02
• 距離: 19.1km
• 登り: 789m
• 下り: 801m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:01

9:13 富士川駅
10:32 10:39 金丸山
11:25 11:27 大平山
11:34 11:34 大久保山
11:46 12:12 大丸山
13:32 13:34 蒲原駅
13:52 13:52 東海道第16宿由比宿
14:14 由比駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：JR富士川駅から徒歩
帰り：JR由比駅まで徒歩
※この辺りは富士急静岡バスが運行していますが、バスの本数が非常に少ないようです。

コース状況／危険箇所等

金丸山山頂〜大丸山山頂までの間は、ハイキングコースの階段が崩壊している箇所が多かっただけでなく、11月にしては藪が濃くて蜘蛛の巣だらけの場所が幾つもありました。

その他周辺情報

由比本陣近くには銘酒「正雪」の蔵元がありました。
また、蒲原駅〜由比駅の間には、桜エビ販売所が無数にありました。

写真

11/20 9:08

浜松行きの東海道線を見送って・・・

11/20 9:09

今日は富士川駅からスタート。東海道線の鈍行列車だけで、沼津より西まで来たのは初めてかもしれません。

11/20 9:15

富士川駅前の歩道橋から見える山々。あの辺のどれかが金丸山と大丸山のはず・・・

11/20 9:15

富士川駅前の歩道橋から富士山がドーンと見えたので、出発直後に何だか満足してしまいました(笑)

11/20 9:21

東名高速をくぐって、しばらく歩くと・・・

11/20 9:25

"光翼"と名付けられた石像が姿を現します。

11/20 9:28

※富士川駅から金丸山までは、ずっと車道歩きです。

11/20 9:31

愛鷹山の麓に、朝靄がかかっているのが良く分かります。

11/20 9:32

野田山公園？金丸山じゃないの？

11/20 9:36

たわわに実ったミカン。静岡らしい風景です。

11/20 9:40

金丸山の中腹以下は、スダジイを中心とした常緑樹が多かったです。

11/20 9:40

鹿の子模様の樹皮が目立つカゴノキ。これも常緑樹です。

11/20 9:43

風力&太陽光発電のこの施設の脇から、意外にも富士山の大展望が・・・

11/20 9:43

宝永山を従えた富士山が目の前に！！これが文句なしで今日一番の富士山でした。

11/20 9:45

分岐点のベンチと標識。［野田山＝金丸山］なんでしょうか？

11/20 9:50

駿河湾にも朝靄がかかってますね・・・

11/20 10:11

赤い実がポツポツと見えますが、ハナミョウガでしょうか？

11/20 10:19

どうやら、金丸山を含む辺り一帯の山を"野田山"と呼んでいるようです。

11/20 10:25

金丸山の公園に到着。山頂はもう目の前！

11/20 10:26

金丸山のトイレはとても綺麗でした。

11/20 10:29

階段の隙間で必死に花を咲かせていたヤクシソウ。

11/20 10:30

金丸山の山頂近くで見つけた小さな祠で、この先の山行の無事を祈りました。

11/20 10:31

金丸山の山頂からの展望。愛鷹山と駿河湾を一望出来て、疲れが和らぎました。

11/20 10:33

金丸山の本当の山頂は、この電波塔のある場所のようです。

11/20 10:36

金丸山から大丸山への道は、この藪の向こうに続いているようです。今日も藪漕ぎとは・・・

11/20 10:42

コアジサイの黄葉。

11/20 10:55

大師広場。一応あずまやもありました。

11/20 10:57

今日一番綺麗だった紅葉。緑から赤へのグラデーションが良いですね。

11/20 11:03

大師広場の先にある分岐で、大平山広場へ向かおうとすると・・・

11/20 11:05

またしても藪漕ぎ！！

11/20 11:18

この辺りもクモの巣まみれになりながら登っていました(笑)

11/20 11:21

大平山の山頂に到着。

11/20 11:24

金丸山の斜面？の向こうに富士山が見えました。

11/20 11:25

ここが大平山の本当のピークのようです。

11/20 11:26

この三叉路で、大久保山広場方面に曲がります。

11/20 11:29

またまた草深くなってきた・・・

11/20 11:30

行き止まり？！

11/20 11:31

テープのすぐ近くにあった標識を見る限り、このまま直進すれば良さそう。

11/20 11:34

大久保山に到着。事前には分からなかった小ピークです。

11/20 11:47

最後のピーク、大丸山に到着。

11/20 11:47

富士山＋愛鷹山＝最高！

11/20 11:47

愛鷹山だけをアップで！

11/20 11:47

ふじさーん！！

11/20 11:48

寒くなってきているのに、まだ成虫になっていないバッタがいるとは・・・

11/20 12:09

駿河湾の向こうに、天城山など伊豆の山々が見えました。

11/20 12:12

ハゼノキの真っ赤な紅葉。南関東や伊豆半島の沿海部で、真っ赤に紅葉している木は大体ハゼノキですね。

11/20 12:29

見晴観音の裏から見える景色。土地勘がないので、どの辺りが見えているのかがサッパリ分からないです。

11/20 12:33

ここまでくれば、もう藪こぎは無さそうで一安心です。

11/20 12:37

蒲原ライオンズクラブの標識に従って、蒲原駅方面に下ります。

11/20 12:42

林道は苔むしていて、滑りやすいので注意が必要です。

11/20 12:44

【蒲原町からの大事なお知らせ】湧き水は飲めません！

11/20 12:48

幾つものススキの穂が、秋の終わりを告げていました。

11/20 12:58

下山して遠目に見ると、どうして大丸山という名前が付けられたのかが分かるような気がしました。

11/20 12:59

不心得者が大勢いるから、こんな看板が出来るんですよね。

11/20 13:07

赤い花ではなく、赤いトウガラシ(笑)

11/20 13:09

農道がきっちり整備されていたので、サクサク歩けました。

11/20 13:15

ここまで降りてくると、駿河湾西部の山々が見えてきました。

11/20 13:15

電波塔があるので、浜石岳だと思います。

11/20 13:18

蒲原辺りの斜面地では、ミカンだけでなくキウイも広く栽培されていました。

11/20 13:22

東名高速と薩た峠。

11/20 13:25

ここで東名高速をくぐります。

11/20 13:32

蒲原駅に到着。本当はここでゴールの予定でしたが、まだ日も高いので、西隣の由比駅まで歩くことに・・・

11/20 13:34

地元としては、蒲原三山よりも「御殿山」の方をプッシュしているようです。

11/20 13:41

東名高速を再びくぐります。

11/20 13:44

由比駅まで2.8km。あと30分くらいで着きそうです。

11/20 13:52

由比本陣。入場料が別途かかるようです。

11/20 13:53

カメェェェッー！

11/20 13:55

浜石岳。本当は蒲原三山よりも先に登るつもりでしたが・・・

11/20 13:55

金丸山＋蒲原三山。こうして見ると、大平山と大久保山のピークが意外にはっきりわかりますね。

11/20 13:59

まさかツナ缶の工場の前を通るとは思いませんでした(笑)

11/20 14:02

富士山＋桜エビ。何とも分かりやすい由比のマーク。

11/20 14:07

またまだ元気なアサガオ。

11/20 14:08

線路が見えてきたので、由比駅はもうすぐのはず・・・

11/20 14:11

これを見たら、由比が桜エビの町であることを忘れないでしょう。

11/20 14:12

由比駅に到着。さらに隣の興津駅まで歩こうかと悩みましたが、今日はここでゴールにしました。

11/20 14:19

薩た峠。浜石岳と同時に攻略したいなぁ・・・

11/20 14:19

さよなら由比駅。次に来るのは浜石岳を登る時でしょうか？

11/20 14:23

由比駅の跨線橋からの一枚。ここからだと富士山のてっぺんだけがチラッと見えるんですね。

撮影機器：

PENTAX K-5 II s ペンタックス

装備

個人装備

防寒着 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 笛 計画書 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ヘッドランプ

感想

ardisia

[コース]
富士山もすっかり雪化粧したので、富士山がよく見える金丸山・大丸山に登ってみました。
スタート地点の富士川駅から金丸山まではずっと車道歩きですが、金丸山の山頂（電波塔）で車道が途切れます。
これは事前の調査不足もありますが、金丸山から先（大丸山方面）へ進む道を一度見失ってしまい、ヤブに少し分け入ることで、先へ進む下り道をようやく見つけることが出来ました。
この金丸山からの下り道では、登山道が崩壊して沢山の礫が転がっているだけの斜面があるなど、ハイキングコースと呼ぶにはあまり道の状態がよくありませんでした。
また、大丸山への道の途中で、大平山と大久保山という2つの山に登りましたが、いずれも小さな標識にこっそり書かれている上、展望が無い（或いは展望が微妙...）ので、人によっては気付かないかもしれません。
最後は時間と体力が有り余っていたので、蒲原駅をゴール地点から経由地に変えて、由比駅に向かいました。

[展望・景色]
・金丸山：中腹の風力発電施設前から、雄大な富士山を楽しめました。また、山頂からは愛鷹山や駿河湾の展望を楽しめました。
・大平山：木々の間から、富士山と愛鷹山が辛うじて見えました。
・大久保山：木々に覆われていて、展望はゼロでした。
・大丸山：富士山は裾野が見えなかったものの、富士山、愛鷹山、駿河湾の3つを一望できました。

[動植物]
スギ・ヒノキ人工林以外は、○○林とは言えないような雑然とした感じの林が多かったです。
ですが、特に金丸山の低地ではスダジイの割合が高く、ここが暖地であることを再認識しました。
野鳥はメジロ、エナガなど公園でも見られる種のほか、シメ、アオゲラ、ソウシチョウなどを見つけました。
また、ウソと思われる鳥の鳴き声も聞こえました。

[飲食・お土産]
蒲原駅〜由比本陣〜由比駅の間に、桜エビやシラス、ちりめんじゃこを扱う海産問屋や土産物屋が無数にありました。

[その他]
大平山、大久保山、大丸山は、まとめて「蒲原三山」と呼ばれているようです。

コメント

ゆきまる@bobandou

予想通りの展望？！
こんばんは、雪化粧を始めた富士山を眺めながらのハイク、どうもお疲れ様でした。
この一帯の山は、新幹線の車内から眺めるにつけ、絶対に富士山から伊豆にかけての眺めが良いだろうな ……と思っていたのですが、意外と手前側が茂り気味なことが人気のなさに直結しているためか、マイナーで余りレコもなく、少々残念に思っているところでした。
とにかくこれだけ見えれば、下手な鎌倉あたりの低山よりは全然上々ではないでしょうか！ 　小田原から東にあれば絶対に超人気の低山になりそうです……。でも、そんな山が中途半端に首都圏から遠いところにあるからこそ、静かに楽しめるのかも知れないですね

ardisia

Re: 予想通りの展望？！
bobandouさん、おはようございます。

実は行きの電車が濃霧で遅延していて、なおかつ小田原付近まで辺りが霧に包まれていたので、今日は富士山が見えないかな・・・と半分諦めモードでした。
ですが列車が西に進んで三島まで来ると、北側に富士山がドーンと見えて一安心しました(笑)

金丸山・大丸山の展望の良さは予想通りでしたが、展望の良さだけで言えば、身延線沿いにある岩本山の方が良いと思います。
もしかすると、bobandouさんが仰るとおり、「最高の展望」から1ランク下だからこそ、静かな山行を楽しめたのかもしれませんね。
https://hellonavi.jp/detail/page/detail/1142

yamaonse

海の見える山スペシャル
ardisiaさん、こんばんわ！あっけらかんとした風景が愛らしい海沿いの山。開放感ある山の季節がいよいよ到来ですね。

静岡の山といえば南ア最奥部などの高い山もいいですが、伊豆から東海道沿いの低山。浜石岳にいつか行きたいと思っていましたが、今回の山もいいですね。

富士山もでっかく見えて、食べるものもおいしそうだし、中京圏のお友だちも誘いやすい静岡の山、またグループ山行企画しなきゃだな・・・＾＾

ardisia

Re: 海の見える山スペシャル
yamaonseさん、おはようございます。

ヘタレな私は、最初から南ア最奥部なんて選択肢にありませんが(笑)、駿河湾沿いの山々は海と富士山を楽しめて良いですね。
地元・三浦半島の山々も海が近くて良いですが、今回は富士山と愛鷹山の大展望に圧倒されました。

また、このエリアなら山に登らなくても、街歩きしながら富士山を眺めた後、締めに由比の桜エビや富士宮焼きそばに舌鼓を打つ・・・なんてプランも良いかもしれません。