笠ヶ岳

1998年09月21日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,106m
• 下り: 2,106m

コースタイム

ルートはヤマプラで作成。

0545　　　新穂高出
0640　　　登山道入口
0715　　　休，小雨が降り始める…
0845　　　杓子平
0930　　　分岐，稜線に出る
1025　　　笠が岳山頂
1030/1110　笠が岳山荘
1145　　　分岐
1215　　　杓子平
1420　　　登山道入口
1510　　　新穂高着

感想

aquody

新穂高温泉には前夜のうちに入る．登山者用駐車場があることを知らなくて，有 料駐車場に車を停めてしまう．途中で気付いて移したけれど，結構わかりにくい．

有料駐車場からすぐのところにあるキャンプ場にテントを張った．この時期だと 閑散としていて，しかも水も出なかった．水はバス停のところまで戻って汲んだ．

登山道入口にたどり着くまでは，長い林道を歩く．沿道は工事中で，昼間は大き なダンプが行き交っていてちょっと怖い．登山道入口から稜線に出るまでは急登 が続く．この急登は並じゃない．登るのも辛かったが，帰りにこれを下るのかと 思うとうんざりした．夜明けまでは満天の星空だったのに，登っている途中でぱ らぱらと小雨が降ってきた．でも引き返すほどの降りでもない．どうしようか迷っ たが，まあとりあえず行けるところまで行くことにした．

稜線に出ると風が強く，寒くなった．雨はひどくはならなかったが，空気中の水 滴が身体中にまとわりついた．さっさと山頂に向かい，ピークを踏むと早々に引 き上げた．

あまりに寒かったので，笠が岳山荘に入って休み，コーヒーを淹れてもらう．帰 途は黙々と下るだけ．途中で雨はやみ，晴れ間も覗くようになった．しかし槍穂 や笠の山頂はとうとう見られなかった．笠新道の下りは案の定ひどいもので，足 がぼろぼろになった．往路のスピードに比べて，帰路のタイムが延びなかったの も，この急な下り坂に足がついてこなかったからだ．

メモによれば，この山行で僕ははじめてペットボトルを持ちながら歩いている．