樹氷の雨飾

2016年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,139m
• 下り: 1,110m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:12
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:35

8:20 雨飾高原バス停
8:55 9:00 雨飾山登山口
9:12 ブナ平
9:30 9:40 1450m地点
10:00 10:10 1500台地
10:21 10:25 荒菅沢
11:25 11:38 笹平
12:25 12:43 雨飾山
13:06 笹平
14:01 14:11 荒菅沢
14:18 1500台地
14:59 15:12 ブナ平
15:23 雨飾山登山口
15:55 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

前日に神城駅徒歩5分程度にある安宿・五竜ドライブステーションに宿泊させて頂いて、始発電車で南小谷駅へ行き始発バスに乗り、雨飾高原バス停から歩き始めました。バス停は雨飾山荘の手前にあります。帰りは終バスでした。始発バス〜終バスで時間は良い感じに収まると思います。今年のバス営業は11月いっぱいでした。

コース状況／危険箇所等

登山口から積雪がありました。積雪量は登山口で0~10 cmだったものが山頂では20 cm~30 cmになっていました。ほとんど初雪でしたので凍結箇所はほとんど無くツボ足で山頂まで登れそうでした。

その他周辺情報

登山後の温泉は雨飾山荘近くの露天風呂です。山荘の営業は終了していましたが、何故か湯がたまっていました。

写真

11/26 6:58

朝、目覚めると曇り・・・憂鬱な気分で始発のJRに乗っていると雲の切れ目から朝日に焼ける白馬連峰が！やる気が出てきます。

11/26 8:12

バスで終点の雨飾温泉へ。山と高原地図のバス停からは少しずれていました。

11/26 8:20

バス停から少し歩くと雨飾温泉がありました。営業は終了していました。

11/26 8:39

道路を歩いているととうとう雪山が！

11/26 8:41

見えた！

11/26 8:50

道路終点に到着しました。車は二台停まっていますが、一台はすぐに帰っていきました。先行者がいそうで少し安心。

11/26 8:58

始まります。

11/26 9:05

木道に少し雪が被って滑ります。

11/26 9:08

登り出し開始です。

11/26 9:28

雪が深くなってきました。

11/26 10:08

沢に降りる直前に視界が開けました。山肌をよく見ると白い筋が・・・これはもしや・・・

11/26 10:09

登山道！凄い登りです。

11/26 10:16

沢を渡る地点です。まだ雪が浅く印が見えました。気温は3℃です。

11/26 10:18

布団菱！冬の青空を背景に朝日を浴びて格好良いです。

11/26 10:28

どうやら距離で割っている感じでした。

11/26 10:28

慎重に登ります。

11/26 10:35

だいぶ視界が開けてきました。

11/26 10:42

岩肌が膨大な体積を以てせり出しています。ダイナミックな景観に満足です。

11/26 10:58

どんどん視界が開けてきます。・・・おや？遠くに見えるのは・・・

11/26 10:58

日本海！

11/26 11:01

いよいよ山頂が近付いている気配です。

11/26 11:11

細い岩稜と梯子に緊張です。雪が柔らかく、凍ってもいませんので慎重に足場を置いていけば大丈夫そうです。

11/26 11:15

とうとう樹氷発見！本格的な山登り中の樹氷は人生初でテンションが上がります。

11/26 11:19

うおおおお！凍り始めています。

11/26 11:20

だいぶ視点が上がってきました。

11/26 11:27

とうとう本峰のお出まし！

11/26 11:31

長い急登が終わって広い平原、笹平に出ます。気温ー1℃。

11/26 11:32

来た道を振り返ります。

11/26 11:34

樹氷が良い感じです。

11/26 11:48

樹氷が素晴らしいので帰りのバスの時間も気にせず何枚も写真を撮ってしまいます。

11/26 11:53

広大な日本海が見えます。町は糸魚川でしょう。冬の澄んだ空気は良いですね。

11/26 11:59

風は芸術家！

11/26 12:07

最後の登りです。ここが一番雪が深く、傾斜も急です。慎重に登ります。

11/26 12:07

山頂はあそこ！逆光が格好良い効果を出してます。

11/26 12:13

とうとう山頂に！気温はー3℃です。

11/26 12:13

まずはお地蔵さま？にお参りします。山頂は急に風がきついです。風速10m/s~15m/sぐらいでしょうか。

11/26 12:15

お地蔵さまと日本海です。山の上は白銀の世界である一方、下界には雪が無く、面白い対比になっていました。

11/26 12:16

そびえ立つ大屏風、後立山連峰です。逆光気味でしたが、山肌の荒々しさが出て良かったです。

11/26 12:16

恐らくこんな感じです。雪倉方面にはまだ行けていませんので、あまり自信がありません。

11/26 12:36

山頂標に来ました。珍しく登山道整備用の募金箱がついていましたので、ここまで登ってこれたことに感謝しつつチャリン。

11/26 12:37

山頂にもウサギの足跡が！ウサギまで登山とは登山ブームも行きつくところまで来た感がありますね。

11/26 12:37

日本海は何度見ても良いですね。夏山と違って霞んでいないのが素晴らしいです。

11/26 12:53

帰りにも樹氷。

11/26 13:45

帰りには雪が融けてきていました。金曜日に降ったものなのでしょう。

11/26 13:58

帰りも菱。朝の方が光の加減が良かったです。

11/26 14:02

写真ではわかりませんが、飛行機雲が飛ぶように流れていきます。冬の気流恐るべし。完全に雪に閉ざされる季節を予感させます。

11/26 15:11

1/11が無いなと思ったらこんなところに！雪が融けたため気付けたみたいです。

11/26 15:47

地図の最後の道路歩きショートカットに行こうとすると変な場所に出てきました。

11/26 15:54

温泉は営業終了していましたが、露天風呂の様子を見に行くと湯が！底が落ち葉だらけで外気は寒かったですが、汗を流させて頂きました。感謝！

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ ポール

備考

かなり積雪量が少なくあまり装備は必要なかったですが、傾斜がきついので十分な注意が必要でした。

感想

heyheymasa4

交通の便が悪く、周りに素晴らしい山が多いためなかなか来る機会のなかった雨飾山ですが、天気予報を見て一念発起し、バス運行期間の最後の週末に挑戦しました。山は既に雪化粧していて冬の装いでしたが、まだまだ初冬でしたので積雪も深くなく、苦労せずに素晴らしい景色を楽しめ、かなり得をした気分です。雪が積もってコントラストの付いた布団菱や荒々しい岩肌を見て、やはり雨飾山は冬に来るべきではないかと思いました。最後に思いがけず温泉にも入れて充実した山行となりました。また、後でわかったことですが、これが百名山では80座目の記念すべき山でした。色々な意味で思い出に残る山となりました。