九竜山〜鋸山周回:期待通りの大展望
- GPS
- 04:15
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:16
天候 | 快晴だが激寒 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
江戸小屋尾根は一般登山道ではないがよく踏まれている。ただし尾根通しに登ると道形が薄くなり、かなり急傾斜になる箇所もある。落ち葉が積もっていて滑り易く、下降する場合は気を付けた方がいいだろう。途中分岐する作業道を拾って巻けるのかもしれない。なお、右側(西側)斜面は伐木の搬出作業が続いており、尾根脇の滑車やワイヤなどは稼働しているので近寄らないこと。 |
写真
感想
前回の山行で栃寄からシダクラ尾根を登った折に、谷を隔てて見た江戸小屋尾根が思いの外立派で、植林が伐採されていて展望が良さそうだったことが印象に残った。あそこを歩いてみたらさぞかし気分がよいだろう、御前山はどのように見えるのだろうか… 近いうちにぜひ登ってみようと決意した。
地図を眺める限り、尾根の末端から登るとすると駐車場がなさそうだ。陽が短い季節、車で林道を利用してショートカットで周回してみようと計画した。
鋸山林道は舗装されていてガードレールもあり、走りやすいほうだろう。昔は細く荒れたダートの道だったことを思うと隔世の感がある。
井戸入林道の起点付近に車を置き出発。少し進むと皆さんのログのとおり鉄梯子があり、容易に尾根に乗ることができた。道は明瞭でバリエーションとは思えないほどだが、鉄塔を過ぎ自然林に変わると急傾斜になり、道形も不明瞭になる。湿った土の急斜面に落葉が積もっていて、何気にバランスが要求される。キックステップで這い上がったが一度ズルッと滑ってコケてしまいズボンが泥だらけになった。
九竜山までは意外とキツイ。距離は短いが本日稼ぐ標高の大半はここまでの登りだ。やがて空が明るくなると一気に大展望が開けた。期待通り素晴らしい眺めだ。六ツ石や榧ノ木尾根、遠くに大菩薩、正面は先週登ったシダクラ尾根。
九竜山は展望がなく、更に露岩の下りとなるが、登り返したところで再び伐採地となり開放的な稜線歩きが楽しめる。正面に聳える御前山が圧倒的な存在感を見せていて新鮮な光景だ。尾根や沢が入り組んでいて複雑な地形が面白い。
手頃な倒木に腰掛けて昼食。今朝は冷え込んだが、幸い風は弱く、ここは陽を浴びて暖かいぐらいだ。
江戸小屋山は気付かぬうちに通り過ぎてしまった。更に一汗かいて鞘口山で一般登山道に合流する。せっかくなので大ダワから鋸山を往復し、林道を下山した。
今日辿った江戸小屋尾根の周回は、コンパクトながら変化のある好ルートだと思う。展望がない奥多摩にあっては貴重な存在だ。九竜山のピストンだけでも楽しめるだろう。
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