稲村ケ岳
- GPS
- 07:11
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 984m
- 下り
- 965m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・母公堂前にトイレ、有料駐車場有(500円、10台位可)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-問題なし ・登山ポスト-母校堂、登山口にある |
その他周辺情報 | ・温泉-洞川温泉 |
写真
感想
最近は寒気と暖気が繰り返えす鬩ぎ遭いの天候が続き、温度差も激しく雪山に出会っていない。
今月の11日の大峰、20日の京都北山も残雪程度で雪山とは言えない。
前日まで暖冬が続き、今日も快晴の青空が広がっている。
稲村ケ岳には毎年2〜3月の厳冬期に登っていたが、今年はクリスマスの山行となる。
母公堂に着いても雪は全くないが、アイゼンの準備をして雪山に備える。
登山口から1時間近く経つと積雪が見られる。法力峠までは薄雪であるが峠を過ぎると積雪は次第に多くなる。それでも10〜20cmほどだ。
厳冬期と違って夏道にトレースが伸びている。狭い斜面の雪道でも鎖が見えるしアイゼンなしで十分歩くことができる。
途中の崩落した橋付近を通過すると、間もなく稲村の小屋が見えてきた。
登山口から3時間、思ったより速く楽に小屋に着いた。
小屋の前には山頂から下りてきた数人の登山者が休んでいる。
暖かい陽差し受け食事と休憩をとる。
見上げると紺碧の空に銀色の霧氷が輝き美しい。
暫く霧氷の銀世界が拡がる。その樹林帯のなかを快調に登り続ける。
雪は40~50cmと次第に深くなり、心なしか楽しくテンションが上がってくる。
夏道をトラバースして進むと突然、目の前に大日山の鋭い岩峰が迫り、V字のキレットが展開する。
急坂の雪道を登ると大日のコル、間もなく稲村ケ岳の山頂だ。
青空の広がる山頂展望台で雪に覆われた山上ケ岳や大普賢岳、そして遠く連なる大峰の山脈を心ゆくまで見ることができた。
久し振りに感動の山頂に立つことができた。
なかなか山頂を踏むことが難しいと謂われる大峰の稲村ケ岳。
不思議と相性が良いのか、いつも好天に恵まれ山頂に立つことができる幸運の山に感謝をする。
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