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Yamareco

記録ID: 103395
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雪山ハイキング
中国山地西部

十方山、ワカン落として途中撤退(内黒峠コース)

2011年03月20日(日) [日帰り]
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GPS
08:15
距離
10.9km
登り
950m
下り
933m

コースタイム

8:00林道入口-10:00内黒峠-11:13彦八-11:57彦八の頭-12:22藤本新道別れ-13:10丸子の頭手前200〜300m
13:15ワカンを落したことに気づいて引き返す-15:35内黒峠-16:35林道入口
天候 雨、標高を上げるとミゾレ
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
那須登山道入口まで路面に雪はありません。ここには車5〜6台ほど置けます。今回バイクは登山口手前の林道入口の橋の手前に駐車。
コース状況/
危険箇所等
那須から内黒峠に上がる道は作業林道の終点手前、左の方の植林帯に入り口があります。雪で道が直ぐに分からなくなりましたが、電線に沿って歩けば内黒峠に出ます。
内黒峠からは踏み跡があるだろうと思っていたのですが、生憎無くって、ガスも出ていたので磁石を頼りに歩きました。
内黒峠登山道は尾根道ですので、登りは高い方に向かって行けばよいのですが、鞍部に下る時はガスも出ていたのでそれなりに用心しながら下りました。でもガスが無ければ、葉を落ちているこの時期は進むべき尾根伝いがよく見えて、問題なく歩けると思います。
藤本新道別れからは昨日歩いたと思われるスノーシューの踏み跡があったので、それを辿りました。
当初の計画では、内黒峠登山道で山頂を目指し、那須登山道で下山のつもりでしたが、時間的に無理っぽくなったので前三ツ倉から那須にそのまま下山ということになっていたと思います。今回は丸子頭手前にてワカンを落していることに気づき、それを探して思いがけずピストン登山となりましたが、帰りは霧が少し晴れ、そうすると落葉した木々の間から辿るべき尾根がよく見えて気分的にかなり楽になりました。でも結局ワカンは見つけられず、ちょっとショックです…。
作業林道終点の作業現場の少し手前に内黒峠への道があります。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
作業林道終点の作業現場の少し手前に内黒峠への道があります。
少し行くと道は雪でわかんなくなりましたが、電線を追っていけば迷うことはありません。雪が無くってもわかんなくなるかもしれない道ですが、電線を追えば大丈夫です。
2011年03月20日 23:52撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:52
少し行くと道は雪でわかんなくなりましたが、電線を追っていけば迷うことはありません。雪が無くってもわかんなくなるかもしれない道ですが、電線を追えば大丈夫です。
植林帯から内黒峠に出たところ。内黒峠へ登る道路は法面崩壊箇所があって、その工事のため迂回しなければならず、そのせいもあってか車がめったに通りません。那須-内黒峠は電線を追って歩きますが、電信柱に番号が打ってあり林道終点が八十数番台、内黒峠そばが113、4番ぐらいでした。
2011年03月20日 23:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:28
植林帯から内黒峠に出たところ。内黒峠へ登る道路は法面崩壊箇所があって、その工事のため迂回しなければならず、そのせいもあってか車がめったに通りません。那須-内黒峠は電線を追って歩きますが、電信柱に番号が打ってあり林道終点が八十数番台、内黒峠そばが113、4番ぐらいでした。
内黒峠。この日の内黒峠登山道には、藤本新道まで踏み跡がありませんでした。
2011年03月20日 23:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:28
内黒峠。この日の内黒峠登山道には、藤本新道まで踏み跡がありませんでした。
ガスが出ていたので尾根のピークから鞍部に下る時はそれなりに方向に注意しながら歩きました。雨とはいえ、ブナ林を歩いていると少し笑えてきます。
2011年03月20日 23:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:28
ガスが出ていたので尾根のピークから鞍部に下る時はそれなりに方向に注意しながら歩きました。雨とはいえ、ブナ林を歩いていると少し笑えてきます。
巨木。内黒峠登山道は何回か歩いていますが、今回初めて落葉時期に歩きました。西中国山地トレッキングマップに記載されているミズナラの巨木とはこれです。
2011年03月20日 23:52撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:52
巨木。内黒峠登山道は何回か歩いていますが、今回初めて落葉時期に歩きました。西中国山地トレッキングマップに記載されているミズナラの巨木とはこれです。
標高1160mの彦八。行きのこの辺りが強風が吹いていて一番寒かったと思います。外気温-4〜5℃でしたが、雨だったので“そんなに低いのか”と少し驚きました。雨は雪よりカッパの中に浸入しやすいので濡れないように注意しないといけません。
2011年03月20日 23:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:28
標高1160mの彦八。行きのこの辺りが強風が吹いていて一番寒かったと思います。外気温-4〜5℃でしたが、雨だったので“そんなに低いのか”と少し驚きました。雨は雪よりカッパの中に浸入しやすいので濡れないように注意しないといけません。
だいぶ雪が解けたとはいえ、尾根の端っこはまだ近寄るわけにはいけません。
2011年03月20日 23:53撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 23:53
だいぶ雪が解けたとはいえ、尾根の端っこはまだ近寄るわけにはいけません。
彦八の頭。そばの木に派手なピンクテープがありました。高い位置だったので看板が埋まるほどの積雪量の時期に付けられたものだと思います。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
彦八の頭。そばの木に派手なピンクテープがありました。高い位置だったので看板が埋まるほどの積雪量の時期に付けられたものだと思います。
尾根を下る時は、尾根を間違えないように用心しながら下ります。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
尾根を下る時は、尾根を間違えないように用心しながら下ります。
カサゴヤのキビレそばから今から向かう丸子頭方向をみる。この辺りで少し霧が晴れてきて、強風も収まってきました。でも標高1100m以上の霧は晴れず、丸子頭や前三ツ倉は見えません。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
カサゴヤのキビレそばから今から向かう丸子頭方向をみる。この辺りで少し霧が晴れてきて、強風も収まってきました。でも標高1100m以上の霧は晴れず、丸子頭や前三ツ倉は見えません。
藤本新道との合流点。ここから昨日のものと思われる二人のスノーシューによる踏み跡がありました。踏み跡は下り方向でしたので、シシガ谷から登り、藤本新道に下山されたのでしょう。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
藤本新道との合流点。ここから昨日のものと思われる二人のスノーシューによる踏み跡がありました。踏み跡は下り方向でしたので、シシガ谷から登り、藤本新道に下山されたのでしょう。
藤本新道別れからの最初の登りであるピークそば。ふと気がつくと耳の奥になんとなく音楽が聴こえてきます。ヘバってとうとう幻聴が聴こえ始めたか…?、と思ったら恐羅漢スキー場の音楽でした。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
藤本新道別れからの最初の登りであるピークそば。ふと気がつくと耳の奥になんとなく音楽が聴こえてきます。ヘバってとうとう幻聴が聴こえ始めたか…?、と思ったら恐羅漢スキー場の音楽でした。
丸子頭の手前。この少し先でワカンをそろそろ着装しようと思い、どこかで落としているのに気づきました。ワカンがなければ歩けないというほどの雪質ではなかったので、このまま進んで突っ切るか、それとも引き返してワカンを探すかを考えたすえ、結局引き返すことにしました。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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丸子頭の手前。この少し先でワカンをそろそろ着装しようと思い、どこかで落としているのに気づきました。ワカンがなければ歩けないというほどの雪質ではなかったので、このまま進んで突っ切るか、それとも引き返してワカンを探すかを考えたすえ、結局引き返すことにしました。
帰り道、大分霧が晴れてきました。雨は降り続いていましたが、気分的にも晴れやかになります。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 23:29
帰り道、大分霧が晴れてきました。雨は降り続いていましたが、気分的にも晴れやかになります。
恐羅漢山もリフトの最上部とか山頂とかは見えませんが、大分霧が晴れて帰りにはスキー場がよく見えました。風も収まったためか、行きでは聴こえなかったスキー場の音楽が聴こえてきました。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/20 23:29
恐羅漢山もリフトの最上部とか山頂とかは見えませんが、大分霧が晴れて帰りにはスキー場がよく見えました。風も収まったためか、行きでは聴こえなかったスキー場の音楽が聴こえてきました。
彦八と彦八の頭の間の鞍部は強風の通り道なのか、ボコボコと木が折れていました。
2011年03月20日 23:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:29
彦八と彦八の頭の間の鞍部は強風の通り道なのか、ボコボコと木が折れていました。
那須登山道入口。一日中雨のお天気だったので、流石に誰か入った形跡はありませんでした。
2011年03月20日 23:30撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/20 23:30
那須登山道入口。一日中雨のお天気だったので、流石に誰か入った形跡はありませんでした。

感想

今回は那須を出発して先ず内黒峠に上がり、内黒峠登山道を歩いて十方山を目指し、帰りは那須登山道を下山する予定でしたが、途中で時間的に苦しくなったので十方山山頂にはよらずに、前三ツ倉からそのまま那須へ下山することに予定を変更しました。
丸子の頭手前ぐらいで、
“せっかく持ってきたんだから、そろそろワカンでも履こうか…”とリュックを下ろすと袋に入れて縛り付けていたハズのワカンがありません。どうやらどこかに落としてしまったようです。雪質も固めでツボ足でも十分まだ歩けたので、ワカンは諦めてこのまま進もうかとも思ったんですが、それでも見つかるかもしれないし…と思い、来た道を引き返すことにしました。
帰りは、キョロキョロしながら自分のつけたトレースを追ったのですが、雪質によってはほとんど足跡がつかなかった箇所や、また雨のため雪面が解けてしまってよくわからないような箇所もありましたので、踏み跡を追えたのは8割ぐらいでだったでしょうか…。引き返した甲斐もなく結局落としたワカンは見つけることは出来ず、徒労に終わりました。残念…。

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