アイス初め:八ヶ岳「広河原沢右俣&クリスマスルンゼ」
コースタイム
首都圏5:20〜7:55船山十字路(テント設営)8:25→9:22広河原沢二俣→11:00右俣出合→11:50・7mCS滝→13:00阿弥陀岳南鐐P2下13:40→14:20アオナギ→16:00船山十字路
【1月8日】
船山十字路6:10→「クリスマスルンゼ大滝」&「ポストクリスマスルンゼ」13:00→15:30船山十字路
天候 | 7日:晴れ 8日:曇、午後から雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
・今年のmizukiアイスは1月スタートにした。今回がアイス初め。
・久々に、八ヶ岳:広河原沢右俣に入る事に。計画では初日にクリスマスルンゼ付近の氷瀑。2日目に広河原沢右俣本谷のアルパインアイスルートに出る予定だったが、8日は昼過ぎから降雪予報。
・そこで、急遽、入れ替えて初日に右俣本谷に出る事に。
・再上部の7mCS滝で12:00のタイムリミットを設定。時間切れの場合は同ルート下降。間に合えば、そのまま阿弥陀岳南稜に詰めあがって南稜経由で船山十字路へ戻る。
【1月7日】
・首都圏を5:20に出発。船山十字路に7:50頃到着。既に駐車スペースは満車。アイスやバリエーションルートが多数派生しており、その終起点なので仕方がない。何とかスペースを見つけて停める。
・付近の樹林帯の中にテント設営。2日間、ここから御出勤という訳!
・装備を整え、8:25、出発。
・二俣〜右俣本谷と進む。例年より降雪が少ないので、氷結した河床が露出しており、さざ波のひだを残す美しい氷の上を歩く。
・武藤返しのルンゼやクリスマスルンゼ、ポストクリスマスルンゼを過ぎて、右俣本谷の最後の大滝:7mCS滝下へ。11:50。今回のメンバーは力量が揃っているので、ここまでの氷瀑は全てフリーソロ。それが時短に繋がった。
・勿論、そのままGO!
・7mCS滝はロープを出す。落ち口の倒木でビレイ。登りあげて右前方に続く沢状を詰めるのが傾斜が無く楽そうだが、倒木とラッセルがひどそう。そこで、左岸の尾根上にルートを採る。
・樹林帯の急登をこなすと、頭上に光。阿弥陀岳南鐐p2下に出る。
・眼前に阿弥陀岳奥壁と南稜の最上部付近。その右に、赤岳〜朝日岳〜権現岳。この景色を見るために苦しい詰めをしてきたんだ、、、と思う瞬間!
・未だ13:00前。景色を堪能しながら休憩。後は、のんびり南稜を下って、船山十字路の我が家へ。
【1月8日】
・今日のメインは「クリスマスルンゼ大滝60m」。時間と天候の具合を見て「ポストクリスマスルンゼ」も。
・クリスマスルンゼは既にクライマーでいっぱい。順番待ちをして私達もスタート。中間の緩傾斜帯でスクリュー支点を作り1ピッチ目を切る。
・2ピッチ目は直瀑だが中央の凹角状を登るのが、傾斜を殺せて安全だ。
・私達が登った後からも、次々とクライマーがやって来て、氷瀑も滝下も、さながら満艦飾。
・まだ、時間があるので対岸の「ポストクリスマスルンゼ」へ。2Pで直瀑下へ。しかし、先行Pのリードが苦戦。1時間近く待ったが雪が降り始める。だんだん強くなるので、直瀑登攀をあきらめ懸垂下降。
・帰路の八巻き道路は一面の雪。前の車が突然スリップ。対向車線に突っ込み、橋の手すりをギリギリの間隔でかわしてまた私達の目の前に。私の車はスタッドレス&4駆なので、雪道ブレーキも効くが、そうでなかったらもらい事故になっただろう。
・小淵沢ICは入口で係員がタイヤチャック。ノーマルタイヤ装着車は高速に入れない。高速では、3車編成で除雪車隊が低速除雪走行。追い越せないので、時速30kmで後続。
・ポストクリスマスルンゼの直瀑を断念して正解であった。
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