玉虫沼幻想

2017年01月15日(日) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 13.3km
• 登り: 425m
• 下り: 423m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:06

11:18 山辺中学校旧校舎
11:35 12:00 愛宕山
14:06 14:18 玉虫沼
15:29 15:31 玉虫沼
17:01 17:01 愛宕山
17:24 山辺中学校旧校舎

天候

大雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

先週からの大雪で、登山口からすでに雪深い。
玉虫沼までずっとラッセルが続く。
トレースがある事は、たぶん無いと思われるが、
幅広で明瞭な道が続くので、雪深くてもコースは判りやすい。

その他周辺情報

下山後の風呂は、山辺温泉（300円）が近い。

写真

1/15 11:23

山辺中学校旧校舎
雪で登山口が埋まっているので、ここの駐車場をお借りした。

1/15 11:25

町道を少し歩いて愛宕山登山口へ向かう。

1/15 11:27

愛宕山登山口

1/15 11:30

登山口には、愛宕神社と大杉の由来が書かれてある。

1/15 11:31

鳥居を潜ってスタート。

1/15 11:32

先週末から今日にかけて、かなりの雪が積もったようだ。
あちらこちらで雪の重みで垂れ下がった枝が見られた。

1/15 11:39

愛宕山の大杉。
太さは直径2mを越えている。
立派な大杉だ。

1/15 11:41

小野小町が植えた、と伝えられているけどホントかな？

1/15 11:48

山小屋的な展望台がある。
昔は無かったので、最近出来たのだろうか。

1/15 11:51

愛宕神社へ到着。
随分と積もったものだ。

1/15 11:53

昔、ここでよくカクレンボしてました。

1/15 12:04

愛宕神社を後にし、玉虫沼へ向かう。
車道方面へ向かうべきなのだが、
間違って誘鳥の森へ進んでしまった…

1/15 12:05

仕切り直して、車道方面へ進むと広い駐車場に着く。
夏はこの駐車場から入山できるが、積雪量は50cmを越えており、今の積雪量ではもうここまで車で入れない。

1/15 12:09

駐車場から玉虫沼方面へ山道が続く。

1/15 12:15

雪が積もりすぎて凄い事になってる。
木々のトンネルを潜って通過。

1/15 12:26

雪は深いが道はハッキリしており、迷う要素は少ない。
スノートレッキングにオススメな道。

1/15 12:40

この辺は、スノーシューでも膝まで沈む。

1/15 12:53

1/15 13:08

一瞬だけ陽射しが射した。

1/15 13:11

ルート上には鉄塔が立ち並ぶ。
笹谷峠と雰囲気は似ている。

1/15 13:21

枝に堆積した雪が、滝のように落ちてきた。
辺り一面、真っ白になる。
頭上に落ちてこなくて良かった。

1/15 14:08

そんなこんなで、玉虫沼に到着。
夏は釣人の姿をよく見かけるが、冬に訪れる人は少ない。
この日は誰も居なかった。

1/15 14:11

玉虫沼
水面は全面凍っており真っ白。

1/15 14:17

玉虫沼に伝わる玉虫姫の伝説。
美人で家事が得意らしい。
嫁にしたいものだ。

1/15 14:18

湖畔の神社。
子供の頃、叔父に連れられ、この辺で釣りをした記憶がある。

1/15 14:29

湖畔の東屋。
ここで遅めの昼食。

1/15 14:45

相変わらず雪が降り続いており、天気は悪い。
眺望が今一つなので、昼食終えたら帰ろうか、と思っていたら…

1/15 14:55

晴れてきた。
まさに霹靂の晴天。

1/15 14:55

天気が良くなってきたので、沼を一周してみる。
一周約2km
なかなか良い散策路だ。

1/15 15:04

水面に陽射しが射した。

1/15 15:17

湖畔の森

1/15 15:19

やっぱり、青空が良いね。

1/15 15:21

湖畔の東屋、その2
玉虫沼を眺めるなら、ここが一番のビュースポットだと思う。

1/15 15:22

そろそろ、山の端に陽が沈みそう。

1/15 15:22

だけど、も少し眺めて行っても良いかな。
沼だけでなく、周囲を取り巻く森の眺めも良い。

1/15 15:34

一周終えて戻ると、再び雪雲に覆われた。
束の間の晴れ間だった。

1/15 15:49

玉虫沼を後にし、愛宕山へ帰る。
日没間近なので、やや急ぎ足。

1/15 17:01

17時を過ぎたが、まだ明るい。
少しは日が長くなってきたかな。

1/15 17:09

愛宕山の駐車場に戻り、後は車道を下って下山。
車道には鉄筋製の立派な鳥居が設置されてあった。

1/15 17:17

山辺中学校旧校舎が見えてきた。
その背景には山形市の夜景が見える。
しばし、夜景を眺めてから下山した。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

感想

Luske

先週末から大雪が続き、山形の我が家もすっかり埋まってしまった。
宮城に住んでいた頃は大雪大歓迎だったが、山形住まいとなると話は別で、
通勤には時間がかかるわ、仕事は大変になるわ、と大迷惑である。
せっかくの休日も、屋根の氷柱落としや庭の雪かき等々、
大雪のせいで余計な家事が増えてしまい、午前中がほぼ潰れてしまった。
すっかり疲れてしまい、午後はもう家でノンビリしてようか等と思ってしまうが、
これだけ雪が降ると、山の状況が気になってくる。
先週までは黒々としていた近場の山も、すっかり様変わりしたであろう。
そういえば、私の家から徒歩〇分で行ける距離に愛宕山があるが、
昨年、mokkedanoさんが愛宕山〜玉虫沼まで歩く、という興味深い記録を上げていた。
このまま家に引き籠るのもつまらないので、そのルートを歩いてみることにした。

懐かしの母校、山辺中学校旧校舎から出発し、愛宕山登山口へと出発するも、
早速、大雪の洗礼に遭い、登山口からすでに膝ラッセル。
愛宕山の山頂までは20分程度ですぐ登れるが、その後が長い。
登山道は比較的平坦なので酷いラッセルにはならないが、天気が優れず、
大雪は相変わらず続いている。
"なんでこんな日に山を歩くんだろな？"
という、根本的な疑問が何度も頭に浮かんでくる。
玉虫沼へ行ったところで、この天気では景色は冴えない。
てか、玉虫沼へは車でも行けるのに、なんで歩いて行こうとしてるのだ？
私の行動原理は、自分でも未だによく解らない。

自問自答しつつ、玉虫沼に到着。
雪は降り続いており、水面は凍って真っ白け。
これはこれで見応えはあるが、空の白さで心も白け、到達の喜びは無し。
これまで何度も訪れた沼なので、特に新鮮味がある訳でもない。
玉虫沼には伝説が残っており、
水面を掃いている玉虫姫の姿を見ることが出来れば一生幸運に恵まれるという。
その幸運にあやかりたく思い、これまで何度も足を運んではいるが、
この天気では、今回も望み薄である。
"昼食取ったら、帰るか。"
何とも煮え切らない気分で東屋で昼食をとり、湖畔を去ろうとした。
だが、道を引き返すと雲が途切れて青空が見え始めたではないか。
前回の長井葉山とは逆パターンの、霹靂の晴天である。
せっかく青空が出てきたのに、ここで帰るのは勿体ない。
沼の湖畔には遊歩道が設置してあるので、一周してから帰ることにした。

もちろん、姫の姿を拝見する事はなく、それどころか、人っ子一人見かけやしない。
だが、青空の下に広がる真っ白な沼と、それを取り巻く森の光景は雰囲気が良く、
水面を優雅にスケートしている玉虫姫の姿が見れそうな気がしてくる。
そんな幻想を抱きながらの、楽しい湖畔歩きとなった。

コメント

ha2311

惜しい…
Luskeさん、おばんです。
前日玉虫沼から少しだけ歩いていました。勿論消えていたと思います。鉄塔のところで引き返しました。Luskeさんちゃんと往復されていて、さすがです。日曜日だったら、遭遇できたのですねぇ…
寒波も峠を超えたようですが、本日の除雪は大変でしたね
お疲れ様でございました

Luske

ha2311さん、こんばんは
一日ずれていたらお会いできたのですが、残念です
前日から雪が降り続いていたので、ha2311さんのトレースは消えていました。
今回の大雪にはホント困りましたね。
山形の道路は、今でも凸凹で通勤帰宅が大変です。
ついさっきも大粒の雪が降り出したところで、しばらくこんな生活が続くかと思うと気が重いです。
山だけに雪が降ってくれると良いんですけどねぇ。。。
今週末も雪かきでしょうか

manimani

おはようございます
この前々からルート私も気になって歩いてみたいと思っていたところです。
玉虫沼の少し上にあるラベンダー園の高台からの眺めが好きで、たまにドライブがてら行ったりしますね。
玉虫沼と言えば、私も子供の頃、凍った玉虫沼でワカサギ釣りをした覚えがあります、今でもやっているのですかね

Luske

manimani さん、こんばんは
そう言えば、近くにラベンダー園がありますね。
まだ私は訪れた事がないので、旬の時期に一度訪れてみようかと思います。

玉虫沼でワカサギ釣りですか
それは知りませんでした。
冬に何度か玉虫沼を訪れた事はありますが、釣りをしている人を見かけた事は無いですね。
今はもうやっていないのかな？
でも、なかなか見事な氷の張り具合で、ワカサギ釣りが出来るもの納得です。
釣りはしませんが、あの氷の上を歩いてみたいものです