深山 〜数年に一度の大寒波到来!近場で雪山を満喫ハイク〜


- GPS
- 04:30
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 349m
- 下り
- 676m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:18
天候 | 雪時々曇り 山頂−2℃、麓0℃、風速4m |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:雪の影響によりバスが間引き運転となり、能勢町の清水橋バス停(阪急バス) から乗車し、山下駅へ。通常は送迎バスを利用する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
るり渓温泉からのルートは良く踏まれたルートだが、積雪40〜60cm(膝少し上) あったため踏み跡が分かりにくく、道を外さぬよう注意して歩いた。 帰りはやむを得ず国道173号の旧道を歩いたが、大寒波の日にも関わらず交通量は 意外と多いので通行には注意が必要だった。 また、砂原橋から173号本道に合流するが、歩道の雪が多くかなり歩きにくかった。 |
その他周辺情報 | るり渓温泉があるが、今回はバス運休などの為利用しなかった。 るり渓温泉へは自家用車か送迎バスしかアクセス方法が無く、送迎バスが運休すると 自力で能勢中心部まで下山しなければならない。 清水橋バス停は能勢町の173号沿いにあるジャパンの近くにあるが、ここに来る途中 に能勢温泉、汐の湯温泉がある。剣尾山、三草山などの登山後に利用すると良い。 |
写真
この写真は旧国道173号のはらがたわ峠手前の3差路です。道路脇の深い新雪に足を取られる私の横をジムニーの兄ちゃんやデリカD5の家族連れが颯爽と追い抜いてゆきます(笑)
この写真は能勢町山辺から見える城山です。案内板によると城山は能勢の数ある山城の中でも最も高く、能勢富士と呼ばれ親しまれているそうです。これは高岳の帰りに行くしかないですね!
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 腕時計を忘れた事は痛手だった。時間の確認で逐一スマホを開かねばならなかった。 |
感想
〜家の外は真っ白、部屋の窓が開かない〜
今朝起きるまでは高岳に行こうと思っていたが、朝起きると川西の自宅も一面雪景色で、なおかつ自転車のブレーキが破損していることが発覚し、自転車で登山口アタックは断念。この雪だとアイゼンも使えるな〜と考え、るり渓温泉行きのバスに乗り深山に行こうと決意し、直ぐに支度して能勢電に乗った。
〜大規模寒波とバスの間引き運行〜
ルンルン気分で日生中央に降り立ったものの、バスが間引き運転していることが分かり、登山開始が1時間30分遅れてしまった。しかし、こんな悪条件でもバスを出して頂けるのは有難いことだ。バスを降りたらすでにるり渓温泉周辺は30〜40cmの雪が積もっており、駐車場の車も雪に覆われていた。今日の登山は体力と時間との戦いになるなと思いました。
〜想像以上の積雪と脚への負担〜
車道を暫く上がっていくと深山登山口に取りつく。ここで軽アイゼンを装着し、山道に入った。入ったらすぐに積雪40〜50cm程あり、歩くとかなり抵抗を感じる。
標高を上げるにつれて積雪量も増してゆき、木の生えていない尾根筋は膝上以上の積雪があるところもあった。南峰は周囲に遮るものが何も無く、特に積雪が多かった。
南峰を過ぎてからは車道を取ったが、車道とはいえ膝くらいの積雪が進行を阻む。
〜登頂〜
やっとの思いでたどり着いた山頂だったが、時間が無いのであまり長居できない。とはいえ登頂の達成感はこれまでで一番かもしれない。景色は見えず、100m先はもう真っ白だ。いつものように頂上の塚に手を合わせ、記帳所で記帳をして、おにぎり2個と菓子パンを一かじりして25分程で山頂をあとにした。
〜急げ急げ!〜
山頂を少し下ると3人組の登山者が登ってこられた。3人が歩いた跡は新雪の上よりも歩きやすく、駆け下るのには助かった。岡牧場までは時間稼ぎの為、雪を蹴散らしながら走ることもあった。岡牧場前でアイゼンを外し、るり渓温泉に連絡してみたが、相変わらずバスの運行は目途が立っていなかった。最初から帰りのバスはあてにしていなかったので、能勢まで徒歩下山を決行しました。
〜除雪作業の方、有難う!〜
さすがに国道173号は交通量が多く、おまけに歩行禁止区間に指定されているので旧173号に入ります。傾斜がきつい山道ですがアイゼンなしでなんとか下れます。途中能勢町の除雪軽トラが道路をラッセル除雪していました。数回往復して除雪するようで、何度か同じ除雪車両とすれ違ったり追い越されたりしました。おかげで私もペースを上げて能勢中心部を目指すことが出来ました。
〜能勢は都会?コンビニがあれば都会だと思う!〜
ペースが順調に上がったおかげで予定よりも早く栗栖の交差点に到達しました。るり渓周辺と比べるとずいぶん町並みが賑やかに感じます。帽子やフードについた水滴は凍り付いており、この交差点にある温度計を見ると0℃と表示されていました。まだ体力があったので、バス代の節約と時間調節のため料金の安くなる清水橋まで歩くことにしました。清水橋手前には片山口のファミリーマートがあるので立ち寄り、雨具やスパッツを脱いだり荷物の整理ができました。バスの来る時間が迫ってきたのでファミチキをかじりながら清水橋バス停に向かいます。清水橋からはバスが山下駅前まで走ります。能勢電に乗り、家路につくと道路の雪はすっかり溶けていました。
〜深山は歩けば歩くほど「深い」山ですね〜
今回の山歩きは比較的ハードな計画でしたが、まだまだ体力をつけていきたい私にとっては非常に良いトレーニングになったと思います。また、私の中で行く回数の最も多い山は深山ですが、この山の冬のキツさも分かり、四季折々本当に面白い山だと思いました。今度は春の芽吹きの季節に行ってみたいと思います。
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