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Yamareco

記録ID: 1047089
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雪山ハイキング
京都・北摂

深山 〜数年に一度の大寒波到来!近場で雪山を満喫ハイク〜

2017年01月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 京都府 大阪府
 - 拍手
GPS
04:30
距離
17.3km
登り
349m
下り
676m

コースタイム

日帰り
山行
3:53
休憩
0:25
合計
4:18
12:00
20
12:20
12:22
22
12:44
12:45
10
一つ目のコブ
12:55
12:56
4
深山南峰
13:00
40
13:40
13
旧建設省道路出入り口ゲート
13:53
13:55
23
岡牧場
14:18
16
旧国道173号入り口(はらがたわトンネル南側)
14:34
47
自然の森キャンプ場分岐
15:21
13
能勢町山辺 城山案内板
15:34
15:40
6
栗栖交差点(コメリ能勢店)
15:46
15:47
5
汐の湯温泉
15:52
13
道の駅能勢
16:05
16:17
1
片山口のファミリーマート
16:18
清水橋
清水橋発は16:19発だったが、雪による遅れの為16:30分に発車した。山下駅には16:48分に到着した。
天候 雪時々曇り 山頂−2℃、麓0℃、風速4m
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:日生中央駅からるり渓温泉行き送迎バスを利用。
帰り:雪の影響によりバスが間引き運転となり、能勢町の清水橋バス停(阪急バス)
   から乗車し、山下駅へ。通常は送迎バスを利用する。
コース状況/
危険箇所等
るり渓温泉からのルートは良く踏まれたルートだが、積雪40〜60cm(膝少し上)
あったため踏み跡が分かりにくく、道を外さぬよう注意して歩いた。
帰りはやむを得ず国道173号の旧道を歩いたが、大寒波の日にも関わらず交通量は
意外と多いので通行には注意が必要だった。
また、砂原橋から173号本道に合流するが、歩道の雪が多くかなり歩きにくかった。
その他周辺情報 るり渓温泉があるが、今回はバス運休などの為利用しなかった。
るり渓温泉へは自家用車か送迎バスしかアクセス方法が無く、送迎バスが運休すると
自力で能勢中心部まで下山しなければならない。
清水橋バス停は能勢町の173号沿いにあるジャパンの近くにあるが、ここに来る途中
に能勢温泉、汐の湯温泉がある。剣尾山、三草山などの登山後に利用すると良い。
行きの能勢電鉄山下駅のスイッチバック時の写真です。私が小学校3年生の時の大雪以来の雪量です。
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行きの能勢電鉄山下駅のスイッチバック時の写真です。私が小学校3年生の時の大雪以来の雪量です。
るり渓温泉から深山登山口へ向かう車道です。右手はるり渓GCです。
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るり渓温泉から深山登山口へ向かう車道です。右手はるり渓GCです。
深山登山口から4本爪アイゼンを装着し、山道に入ります。この写真の地点で積雪およそ40cmです。
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深山登山口から4本爪アイゼンを装着し、山道に入ります。この写真の地点で積雪およそ40cmです。
一つ目のコブです。振り返るとるり渓ゴルフGC、るり渓温泉が見えます。また、掃雲峰がぎりぎり見えましたが、いつも見えている剣尾山や半国山は雪の為見えませんでした。
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一つ目のコブです。振り返るとるり渓ゴルフGC、るり渓温泉が見えます。また、掃雲峰がぎりぎり見えましたが、いつも見えている剣尾山や半国山は雪の為見えませんでした。
深山南峰から北峰方面を撮影しましたが、雪の為雨量レーダー観測所が見えません。南峰付近が最も積雪が多く、場所によっては1m程に達していました。
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深山南峰から北峰方面を撮影しましたが、雪の為雨量レーダー観測所が見えません。南峰付近が最も積雪が多く、場所によっては1m程に達していました。
山頂手前です。ここまで雪を足で掻き分けながら登ってきたので太腿がパンパンです。もう一息がとても長く感じ、ひとまず写真撮影(笑)
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山頂手前です。ここまで雪を足で掻き分けながら登ってきたので太腿がパンパンです。もう一息がとても長く感じ、ひとまず写真撮影(笑)
山頂に着きました。ささやまの森公園から登ってこられた男性と会って、こんな日に山で人に出くわすとはとお互い驚いていました。
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山頂に着きました。ささやまの森公園から登ってこられた男性と会って、こんな日に山で人に出くわすとはとお互い驚いていました。
山頂から景色は全く見えませんでした。
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山頂から景色は全く見えませんでした。
下山には旧建設省道路を使いました。この写真は旧建設省道路の出入り口ゲートです。通常施錠されており、さらに下った岡牧場前にも施錠されたゲートがあります。徒歩であればゲート脇から迂回し通ることが出来ます。途中どこから登ってこられたのか、3人の登山者と出くわしました。3人の歩いた跡を追って岡牧場まで車道を下ります。
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下山には旧建設省道路を使いました。この写真は旧建設省道路の出入り口ゲートです。通常施錠されており、さらに下った岡牧場前にも施錠されたゲートがあります。徒歩であればゲート脇から迂回し通ることが出来ます。途中どこから登ってこられたのか、3人の登山者と出くわしました。3人の歩いた跡を追って岡牧場まで車道を下ります。
岡牧場前でauの4G電波が立ったのでるり渓温泉にTELしてバスの運行状況を確認したところ、運行の目途が立っていないとの事だったので、自力で能勢まで下る事にします。
この写真は旧国道173号のはらがたわ峠手前の3差路です。道路脇の深い新雪に足を取られる私の横をジムニーの兄ちゃんやデリカD5の家族連れが颯爽と追い抜いてゆきます(笑)
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岡牧場前でauの4G電波が立ったのでるり渓温泉にTELしてバスの運行状況を確認したところ、運行の目途が立っていないとの事だったので、自力で能勢まで下る事にします。
この写真は旧国道173号のはらがたわ峠手前の3差路です。道路脇の深い新雪に足を取られる私の横をジムニーの兄ちゃんやデリカD5の家族連れが颯爽と追い抜いてゆきます(笑)
ひたすら旧173号を下っていくと自然の森キャンプ場への分岐があります。この山道を登っていくとやがて猪名川町の高岳山頂付近に抜けられる林道に取りつくことが地図の情報から読み取れます。高岳はまだ行ったことが無いので現在ブレーキ故障中のクロスバイクが治れば行ってみようと思います。
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ひたすら旧173号を下っていくと自然の森キャンプ場への分岐があります。この山道を登っていくとやがて猪名川町の高岳山頂付近に抜けられる林道に取りつくことが地図の情報から読み取れます。高岳はまだ行ったことが無いので現在ブレーキ故障中のクロスバイクが治れば行ってみようと思います。
旧173号は砂原橋付近で本道に合流します。砂原橋付近で阪急バス豊能営業所にTELして運行状況を確認すると、とても親切にバス停の位置や運行時刻、さらにはこちらの状況を聞いて下さり非常に助かりました。
この写真は能勢町山辺から見える城山です。案内板によると城山は能勢の数ある山城の中でも最も高く、能勢富士と呼ばれ親しまれているそうです。これは高岳の帰りに行くしかないですね!
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旧173号は砂原橋付近で本道に合流します。砂原橋付近で阪急バス豊能営業所にTELして運行状況を確認すると、とても親切にバス停の位置や運行時刻、さらにはこちらの状況を聞いて下さり非常に助かりました。
この写真は能勢町山辺から見える城山です。案内板によると城山は能勢の数ある山城の中でも最も高く、能勢富士と呼ばれ親しまれているそうです。これは高岳の帰りに行くしかないですね!
栗栖まで下りてくると一時的に雪が止みました。爽やかな青空が心を和ませてくれます。阪急バスの営業所の方によると栗栖交差点の横にある山辺口から乗るといいですよ、との事でしたが、まだバスの時刻と体力に余裕があったので片山口近くのファミリーマートまで行き、清水橋からバスに乗ることにしました。
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栗栖まで下りてくると一時的に雪が止みました。爽やかな青空が心を和ませてくれます。阪急バスの営業所の方によると栗栖交差点の横にある山辺口から乗るといいですよ、との事でしたが、まだバスの時刻と体力に余裕があったので片山口近くのファミリーマートまで行き、清水橋からバスに乗ることにしました。
ファミリーマートに向かう途中、お馴染みの道の駅能勢があり、その奥には府民牧場跡の小中学校が見えます。校舎も含め、非常に綺麗な風景だと思いましたが、統廃校事業で不便を強いられた町内の小中学生の事を考えると複雑な思いです。
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ファミリーマートに向かう途中、お馴染みの道の駅能勢があり、その奥には府民牧場跡の小中学校が見えます。校舎も含め、非常に綺麗な風景だと思いましたが、統廃校事業で不便を強いられた町内の小中学生の事を考えると複雑な思いです。
無事に清水橋から阪急バスに乗り、山下駅まで下りてきました。普段見かけない塗装の能勢電が走っていたので思わず写真に写しました。寒さで強張った全身の筋肉が能勢電に乗ると解放され、とても気持ちよかったです。
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無事に清水橋から阪急バスに乗り、山下駅まで下りてきました。普段見かけない塗装の能勢電が走っていたので思わず写真に写しました。寒さで強張った全身の筋肉が能勢電に乗ると解放され、とても気持ちよかったです。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル ストック カメラ
備考 腕時計を忘れた事は痛手だった。時間の確認で逐一スマホを開かねばならなかった。

感想

 〜家の外は真っ白、部屋の窓が開かない〜
今朝起きるまでは高岳に行こうと思っていたが、朝起きると川西の自宅も一面雪景色で、なおかつ自転車のブレーキが破損していることが発覚し、自転車で登山口アタックは断念。この雪だとアイゼンも使えるな〜と考え、るり渓温泉行きのバスに乗り深山に行こうと決意し、直ぐに支度して能勢電に乗った。

 〜大規模寒波とバスの間引き運行〜
ルンルン気分で日生中央に降り立ったものの、バスが間引き運転していることが分かり、登山開始が1時間30分遅れてしまった。しかし、こんな悪条件でもバスを出して頂けるのは有難いことだ。バスを降りたらすでにるり渓温泉周辺は30〜40cmの雪が積もっており、駐車場の車も雪に覆われていた。今日の登山は体力と時間との戦いになるなと思いました。

 〜想像以上の積雪と脚への負担〜
車道を暫く上がっていくと深山登山口に取りつく。ここで軽アイゼンを装着し、山道に入った。入ったらすぐに積雪40〜50cm程あり、歩くとかなり抵抗を感じる。
標高を上げるにつれて積雪量も増してゆき、木の生えていない尾根筋は膝上以上の積雪があるところもあった。南峰は周囲に遮るものが何も無く、特に積雪が多かった。
南峰を過ぎてからは車道を取ったが、車道とはいえ膝くらいの積雪が進行を阻む。

 〜登頂〜
やっとの思いでたどり着いた山頂だったが、時間が無いのであまり長居できない。とはいえ登頂の達成感はこれまでで一番かもしれない。景色は見えず、100m先はもう真っ白だ。いつものように頂上の塚に手を合わせ、記帳所で記帳をして、おにぎり2個と菓子パンを一かじりして25分程で山頂をあとにした。

 〜急げ急げ!〜
山頂を少し下ると3人組の登山者が登ってこられた。3人が歩いた跡は新雪の上よりも歩きやすく、駆け下るのには助かった。岡牧場までは時間稼ぎの為、雪を蹴散らしながら走ることもあった。岡牧場前でアイゼンを外し、るり渓温泉に連絡してみたが、相変わらずバスの運行は目途が立っていなかった。最初から帰りのバスはあてにしていなかったので、能勢まで徒歩下山を決行しました。

 〜除雪作業の方、有難う!〜
さすがに国道173号は交通量が多く、おまけに歩行禁止区間に指定されているので旧173号に入ります。傾斜がきつい山道ですがアイゼンなしでなんとか下れます。途中能勢町の除雪軽トラが道路をラッセル除雪していました。数回往復して除雪するようで、何度か同じ除雪車両とすれ違ったり追い越されたりしました。おかげで私もペースを上げて能勢中心部を目指すことが出来ました。

 〜能勢は都会?コンビニがあれば都会だと思う!〜
ペースが順調に上がったおかげで予定よりも早く栗栖の交差点に到達しました。るり渓周辺と比べるとずいぶん町並みが賑やかに感じます。帽子やフードについた水滴は凍り付いており、この交差点にある温度計を見ると0℃と表示されていました。まだ体力があったので、バス代の節約と時間調節のため料金の安くなる清水橋まで歩くことにしました。清水橋手前には片山口のファミリーマートがあるので立ち寄り、雨具やスパッツを脱いだり荷物の整理ができました。バスの来る時間が迫ってきたのでファミチキをかじりながら清水橋バス停に向かいます。清水橋からはバスが山下駅前まで走ります。能勢電に乗り、家路につくと道路の雪はすっかり溶けていました。

 〜深山は歩けば歩くほど「深い」山ですね〜
今回の山歩きは比較的ハードな計画でしたが、まだまだ体力をつけていきたい私にとっては非常に良いトレーニングになったと思います。また、私の中で行く回数の最も多い山は深山ですが、この山の冬のキツさも分かり、四季折々本当に面白い山だと思いました。今度は春の芽吹きの季節に行ってみたいと思います。




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