大茶臼山〜武田山縦走(下見)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 706m
- 下り
- 906m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
己斐峠から大茶臼までは標高差が213mと最も大きく急登で意外に時間を食う。 大茶臼は2つ目の電波群の東側を通る登山道上にあるので車道を下ると山頂を踏まずに畑峠に下ってしまう。 畑峠から丸山への道はなだらかだが長い。山頂を東に巻く道があるので気づかずに通過してしまうことがある。 火山への登りの標高差は85m,武田山への登りは129m。 いずれの山からも鞍部から里に下る道がたくさんあるが、縦走路は稜線を通っているので、通常は間違うことはないと考えてよい。 |
写真
感想
所用で帰省した機会に広島の山仲間に鈴ヶ峰から武田山までの縦走を呼びかけ、併せてヤマレコやmixiで交流のあった人にも呼びかける意味で、日記に案内を載せたのはいいが、前回縦走してからかれこれ30年近く経っていて、コースの様子ががさっぱりわからなくなっている。
昨年末に鈴ヶ峰から大茶臼山登山口の己斐峠までは下見したが、その先の武田山までのコースは未知に等しいので下見することにして12:00に己斐峠から登り始める。
峠からの階段を登りきると目の前に大茶臼山の電波塔群が見えてくるが、そこからの登りが意外ときつく40分近くかかる。電波塔をすり抜けて登山道下に現れた車道を下り、丸山への登山道に入る。
前方から下って来る男性に道を確かめると『タムシバの花がすごいですよ』と教えてくれた。アセビやシキミ、ヤブツバキの花が散見され、また春の山特有のヒサカキの甘酸っぱい匂いが漂う中をだらだらと歩いて丸山にいたる。男性の言葉通りに満開のタムシバを見る。
丸山(457m)の山頂には電波の反射板があり、それを裏から見ることになる。山頂を後にしてゆっくり下ると目の前に鉄塔のある小ピークが見え、一旦下ってそれを越えると展望のいい大岩(426m)に達する。その先に火山,やや右手奥に武田山と思われる2つのピークを、右手の眼下には大規模な造成地を見る。
権現峠まで一気に下って登りに転じ、2つの小ピークを越えて100m弱の登りで火山に到達する。山頂には2〜3人の登山者があり、その人達に山名や眼下の地名を教わる。
山頂からは鈴ヶ峰から大茶臼,丸山を経て火山に至る稜線がよく見え、また丸山の山頂辺りからは大峰山の西南西方向に羅漢山を望むことが出来た。
火山から道は東進しながらぐいぐい下ってほどなく水越峠に着く。峠から少し上がった所で初めて休んで昼食を頬張り、10分後出発。下の方から子どもの声が聞こえたと思うと今度は上から2人の小学生らしい子どもが下りてきたが、少し上に分岐点があって子ども等は左手に消え、ややおいて年配の婦人が下りて行った。
岩場を登って小さなピークを越えるともう1つ峠があって、そこからが武田山への最後の登りであるが、その辺りには『観音堂へ100m』『武田山頂上へ270m』等と書かれた標識や『弓場跡』と書かれた標柱等が沢山あり、しかも100mか200m歩くとまた同じような標識があって賑やかしい。
迷うほどの標識に導かれ、15:52武田山着。しばらく休んでいると先着の男性が『山は長いんですか』と声をかけてきたので『まあまあ長い方ですが、この山は30年ぶりで全然わかりません』と答える。職場のお花見登山の幹事で下見に来たと言うその男性に、山頂からの景観や下山路を教わり、馬返しを通るコースから憩いの森へ一緒に下山する。山頂発16:20,30分で登山口着へ。
下山後、駅まで送ってくれると言うのを『時間を測りたいので・・』とことわって教えられた道を歩いていると、件の男性が『この交差点が分かりにくい所だから・・』と待ってくれていた。丁重に礼を言って駅に向かい、17:20下祗園駅着。電車とバスを乗り継いで車に戻り、下見を終える。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する