満観峰(宇津ノ谷峠口ピストン) 〜峠越え歴史テーマパーク

2017年01月29日(日) [日帰り]

• GPS: 04:21
• 距離: 11.2km
• 登り: 748m
• 下り: 732m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:59
• 合計: 4:21

6:39 スタート地点
7:09 7:14 旧宇津ノ谷峠
8:35 9:23 満観峰
10:15 10:18 道の駅宇津ノ谷峠
10:34 10:37 明治のトンネル北側出口
10:39 10:39 宇津ノ谷峠
10:41 10:41 明治のトンネル南側出口
11:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道1号線上り線　道の駅「宇津ノ谷」(藤枝市岡部側)から

コース状況／危険箇所等

道標等整備され危険な個所もほとんどありません
満観峰山頂から4方向に下山道があります。下山方向を確認。

写真

1/29 6:42

道の駅「宇津ノ谷峠」(国道1号線上り線・藤枝市岡部町)

1/29 6:43

道の駅から本道をくぐって

1/29 6:45

つたの細道西口の道標

1/29 6:46

坂下地蔵堂
古来から旅人の往来をずっと見守ってきた

1/29 6:48

地蔵堂からは、中世から明治時代までの東海道の宇津ノ谷峠越え3ルートが分岐する

1/29 6:48

左は江戸東海道

1/29 6:56

最古の宇津ノ谷峠越え　蔦の細道

1/29 6:50

木和田川砂防堰堤

1/29 6:59

1/29 6:50

明治時代構築の砂防堰堤

1/29 6:53

よく残っていますね

1/29 6:59

ここから蔦の細道の峠道

1/29 7:00

1/29 7:00

1/29 7:03

しばらくは沢沿いに登る

1/29 7:06

猫石？

1/29 7:11

蔦の細道　宇津ノ谷峠

1/29 7:12

京から東国を目指す旅人が目にしたであろう不二の山

1/29 7:12

静岡市側へ下る道

1/29 8:03

宇津ノ谷峠から満観峰を目指します

1/29 8:20

途中の好展望地から
南アルプス

1/29 8:20

富士山

1/29 8:27

宇津ノ谷峠から約75分で、焼津花沢口登山道と合流

1/29 8:27

正面のピークが満観峰

1/29 8:36

着きました〜　満観峰山頂

1/29 8:34

西に高草山、焼津港と市街

1/29 8:36

東に静岡市街と富士山

1/29 9:00

山頂から下山道は4方向
お間違えの無きよう！

1/29 9:03

下山道「朝鮮岩・丸子」方面

1/29 9:23

下山道「宇津ノ谷」方面

1/29 9:36

逆川方向へ

1/29 9:37

尾根から一気に下ります

1/29 9:41

耕作放棄の多い中で、手入れされた茶園

1/29 9:47

人里が近づく

1/29 9:50

逆川集落

1/29 9:51

車道に出ました

1/29 9:51

国道まで2kmほど

1/29 10:10

国道1号線に出ました。
東京日本橋から189.8kmか・・

1/29 10:17

道の駅「宇津ノ谷」(国道1号線下り線　静岡市駿河区)

1/29 10:19

静岡市側の道の駅から「蔦の細道」、江戸東海道、国道1号線の4トンネル（明治、戦前昭和、戦後昭和、平成）へ行くことが出来る。

1/29 10:19

蔦の細道はこの階段から

1/29 10:20

トンネルの紹介

1/29 10:21

国道1号　平成のトンネル(下り線)

1/29 10:22

国道1号　戦後昭和のトンネル(上り線)

1/29 10:26

江戸東海道と、戦前昭和のトンネルがある旧1号線(昭和30年代まで)の分岐

1/29 10:26

宇津ノ谷集落入口の案内板

1/29 10:27

明治トンネルは集落方向へ

1/29 10:27

東海道街道歩きの方にはおなじみの道標

1/29 10:28

宇津ノ谷集落
53次じゃないけど街道宿場町の佇まい

1/29 10:31

集落の道を登り詰めると江戸東海道と、明治東海道が左右に分岐

1/29 10:32

江戸東海道はここから峠道へ　今回はパス

1/29 10:33

宇津ノ谷集落　上部から

1/29 10:36

明治トンネル公園
ここまで車で来ることが出来ます

1/29 10:36

1/29 10:34

屋外のトンネル資料

1/29 10:35

1/29 10:35

1/29 10:35

1/29 10:35

1/29 10:35

1/29 10:35

1/29 10:37

明治トンネルが見えてきた

1/29 10:37

苔むした切り等し石垣がいい雰囲気

1/29 10:37

扁額「道隧谷津宇」

1/29 10:38

有形文化財指定

1/29 10:38

明治といえば煉瓦だよねぇ

1/29 10:38

1/29 10:39

1/29 10:40

1/29 10:40

1/29 10:41

藤枝岡部側に通り抜けました

1/29 10:41

明治時代にこの道幅。さすが東海道

1/29 10:43

1/29 10:43

1/29 10:43

時代を経るにつれてトンネルも大型化してますね

1/29 10:43

1/29 10:52

明治中期から昭和初期まで東海道として使われた街道は峠を一気に下ります。荷車はさぞ大変であったろう

1/29 10:52

明治東海道は現道に突如ぶつかる。続きは歩道橋で反対側へ

1/29 10:53

昭和戦後トンネル(国道1号上り線)

1/29 10:53

現代の東海道。
超高速御駕籠が行き来しております。

1/29 10:53

平成トンネル(国道1号下り線)

1/29 10:53

明治東海道のためだけの歩道橋

1/29 10:54

平成トンネルには歩道もあります。あまり通りたくないけど・・

1/29 10:55

地蔵堂に戻ってきた。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ20 パナソニック

感想

takeyuki

寒気が抜け冬型がゆるみ次の低気圧接近の直前、風も弱く晴天となり気温も高めの穏やかな山日和。
2017年年明け、山初めは冬の低山ウォークで何度か訪れている満観峰。普段は、山頂から見て南の焼津市花沢から入山するのですが、今回の登山口は西側、藤枝市岡部、宇津ノ谷トンネルからです。
国道1号宇津ノ谷トンネル周辺は古からの峠越えの道が幾筋も通り歴史ロマンあふれるところです。今回は満観峰登頂だけでなく旧街道の峠越え散策をしました。
まずは鎌倉時代以前の峠越えの道「蔦の細道」で宇津ノ谷峠へ。ここから尾根伝いに満観峰へ。
満観峰山頂からは静岡市街地越しに雪を纏った冬富士の眺望が素晴らしかったです。
さて、静岡市側の宇津ノ谷地区へ下山しようと下り始めたところ10分ほど下った所で道間違いに気付きました。
満観峰山頂には計4方向から登山道が集まっており下山時には下り口の確認が必要です。登り返して20分のロス。
下山は静岡市駿河区宇津ノ谷へ。出発地とはトンネルを挟んで反対側です。
ここから再び峠越えですが、明治時代の東海道(初代国道1号線)で越えます。途中、レンガ造りのトンネルを通ります。
宇津ノ谷の街道沿いの集落ではガイドツアーの集団も歩いておりなかなかの賑わいでした。
明治トンネルは保存状態も良くその両側の道も含め江戸時代から近代国家目指し突き進んだ当時の佇まいをよく残しています。
宇津ノ谷峠には峠越え2ルートと明治以降各時代ごとトンネル4本がいずれも現存しており歴史テーマパークです。
是非、お訪ね下さい。