雲竜渓谷 注意！ 行く方。あとアイスクライミング

2017年01月29日(日) [日帰り]

• GPS: 05:59
• 距離: 15.4km
• 登り: 2,220m
• 下り: 2,332m

コースタイム

GPSログは全く同じコースなので以前のものを使っています。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥の駐車場へは、スリップでスタックしたり、待避所以外の雪深い空き地に駐車するにも、スタットレスで車高の高い4躯でないと、周りに迷惑をかけます。
タクシーやワゴン車で送迎をしているので、すれ違いのための待避所に駐車はやめましょう。

コース状況／危険箇所等

注意！！
・命が惜しくば氷柱には近づくな
高い気温と晴天のため、巨大な氷柱が崩れ落ちました。
　崩れた氷柱の裏側に誰もいなく、川沿い数メートルに人がいたのですが、ぶつからず良かった。もしいたら人間なんて潰れてミンチになると思います。

　私のグループには、晴れて太陽が当たる時やマイナス気温ではない時には、絶対に近づかないよう話をしてありました。

・アイゼン・ピッケルかストック必須
　その他、前日に訓練が入ったので、高巻きの道がしっかりと確保されていましたが確保されていないと、斜面に水が流れ、凍った斜面の氷上をトラバースするため、本格的なアイゼン・ピッケルかストックが無いと危険です。

・ヘルメット必須
　小さな氷柱でも10cmはあります。谷間なので氷柱の下でなくても、斜面を転がって上部から石が飛んで降ってきます。野球の硬球でも当たりどころが悪ければ死にますしね。

・帰り道も気をつけてアイゼン
　帰り道、知人がアイゼンを外していきましたが滑って10mぐらい滑り落ちました。怪我がなくよかったのですが、滑って落ちた跡が結構あったので、帰り道も油断せず、洞門岩の林道まではアイゼンを付けてください。

山では、なめたガキ大将みたいな人の話は真に受けないで。

　登山や自然観察で事故や自然災害は自己責任という原則なのですが、昨今、訴訟が起こされ、入山規制や立入禁止になっています。

　行くなとは言いません。私も素晴らしい景色を見たいので。

　登山カードを書いたり行き先を話す事と同じように、危険な行為を行う場合、死亡しても自己責任という事で訴えて制限がかかり他人に迷惑がかからないよう、家族と話をして欲しいですね。

　閉鎖されてこの素晴らしい景色が見れなくのは嫌ですから。


追記
　ゲートから左へ行く林道コースは一般人の立入禁止になったようです。ゲート周辺で関係者の誘導がなければ、直進のハイキングコース・沢コースを通るようにしましょう。堰堤のはしごは危険なので、巻き道を探して坂を登り越えましょう。

　特に平日は工事車両が通ります。カーブの多いつづら折りの道は車との交差が危険です。

追追記
　ハイキングコースが崩落のため通行止の看板が出ているようですが、沢コースは時間がかかる上にルートが不明瞭なので先導者がいない場合は、ハイキングコースで入り途中から林道コースに上がったほうがいいようです。

写真

1/29 6:48

出発です。ゲート前は満車という事でしばし歩きます。

1/29 7:21

ゲートを越え林道。工事が入っているのと山岳救助訓練があったので除雪されているようです。

1/29 7:48

展望台。今日は目的があるので寄りません。

1/29 7:55

あらてめて見ると土砂崩れ防止のすごい法面を工事していますね。命がけ。ありがとうございます。

1/29 8:07

洞門岩の広場。左に行くと林道コース。もちろん右に行きます。

1/29 8:08

肉眼では見えるのですが、谷には氷柱がありますね。

1/29 8:22

沢コースへ

1/29 8:25

1/29 8:25

迫力の壁

1/29 8:27

1/29 8:32

ぼちゃんポイント。落ちないように。

1/29 8:34

1/29 8:38

あれ？削られて登りやすくなってる。

1/29 8:43

雲竜渓谷が見えてきた

1/29 8:43

階段。人が入っているので降りやすい。

1/29 8:46

すごく、上手ですw

1/29 8:54

また来ましたよ

1/29 8:55

素晴らしい

1/29 8:56

今回は水量多く、雪が少ない。ここ数日かなり暖かいからなぁ

1/29 8:56

人も多いですね

1/29 8:57

友しらず。ちょっと小さいかな？暖かいせいなのかな。

1/29 8:58

太陽が熱い。日焼けしました。

1/29 8:58

浅いし靴は防水ですから濡れることを気にせず、川の中を歩きます。浅瀬の渡渉ポイントを探すといいですね。

1/29 9:00

おーこれこれ。すごい景色。

1/29 9:01

前日、訓練が入ったようで、氷柱に近づかない右を行く安全な道ができていました。

1/29 9:03

崩れたかな。形が悪いな。

1/29 9:03

暖かいので日が当たるところは、かなり崩れていますね。

1/29 9:04

小滝の前も穴が。氷柱に気を取られていると落ちますw

1/29 9:06

さらに奥に行ってみたいのですが、川があって行けませんね。

1/29 9:08

気温5度。風もなく日が当たるのでそれ以上に感じます。

1/29 9:31

友人が登り始めました。

1/29 9:34

1/29 9:44

女性陣はロープの確保で。

1/29 9:38

登っている間に、大氷柱が崩れる轟音と悲鳴が！叫ぶ声が聞こえたので、誰か巻き込まれたのかと思いましたが、危機一髪のようで犠牲者は出ませんでした。氷柱の裏と手前にいた人が慌てて逃げ、巻き込まれたか様子を確認しに見に行く人がいました。

1/29 9:09

自分はアイスをやらないので高巻きで移動します。

1/29 9:47

この高さから、シリシェードのあとがw

1/29 9:47

巻いている間にまた崩れたようです。

1/29 9:48

前日に訓練が入ったので、高巻きの道がしっかりと確保されていました。確保されていないと、水が流れ凍った斜面をトラバースするため、本格的なアイゼンが無いと危険です。滑るとこの高さから落ちます。

1/29 9:48

1/29 9:52

雲竜瀑が見えてきました。

1/29 9:53

やっぱりすごい迫力

1/29 9:54

本瀑に挑戦しているようです。すごい。

1/29 9:53

小滝から友人が登ってきました。

1/29 9:56

また崩れたようです。氷柱の前は崩れると川まで飛んでくるので、車にひかれる以上の衝撃になると思います。写真に写っている方々は、かなり危険な位置にいます。私も近くで見たいのはわかるので自己責任で。

1/29 9:59

女性陣が登ってきました。

1/29 10:06

右側も始まったようです。

1/29 10:09

はい。ポーズ。

1/29 10:14

中間地点から先が難しそうです。

1/29 10:26

七滝沢。大鹿滝とか黒岩滝とかどうなっているんだろう。見てみたいけれど、命がけだよな。

1/29 10:19

振り返って。友人は元の小滝から自分は高巻きで戻ります。

1/29 10:47

1/29 10:57

氷柱が川のところまで落ちてきています。

1/29 10:57

誰も埋まってないよなぁ。

1/29 10:58

また崩れました。大慌てで逃げています。この後、写真右側の大氷柱も崩れました。

1/29 11:01

友しらずに行く途中で、登りやすそうなアイスを見つけました。

1/29 11:04

試しに行ってみます。

1/29 11:25

1/29 11:33

一部溶けて水たまりになっているようですが、登れるようです。

1/29 11:36

1/29 11:42

順調に登っています。

1/29 11:58

一番上は氷がなく登るのに苦労しているようです。

1/29 12:28

登っている間、自分は周辺を見学。

1/29 12:28

拡大すると、上の方にヒビのようなものが。

1/29 12:30

クラゲ

1/29 12:31

落ちてきたクラゲの足

1/29 12:32

やっぱりきれいですね。

1/29 12:32

1/29 12:53

また轟音。ヒビが入っていた大氷柱が崩れたようです。

1/29 13:00

ウロウロしていたらアイスのベテランがあっという間に登ってました。

1/29 13:14

お昼は簡単にこれ。15分かかるの懐に入れて、カイロ代わりに。

1/29 13:26

女性陣も登ります。

1/29 13:37

1/29 13:53

ガスってきた。

1/29 14:31

マイナス1度ぐらい。時間もちょうどいいので帰ります。

1/29 15:02

また来よう。

1/29 16:15

帰り道、アイゼンを脱いだ知人が10mほど滑り落ちました。怪我はなく良かったのですが、帰りも林道まではアイゼンがあった方がいいですね。林道は雪がないのであっという間に駐車場。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

アイゼン ピッケル ストック ヘルメット

感想

Tomo

アイスクライミングをする友人と一緒に行ってきました。

天気が良く、気温も高く、見学には最高でした。

ただ大氷柱が崩れるハプニングが頻発。
人も多く子供も来ていたので心配でドキドキしました。

それでもまた来たくなりますね。