新茅ノ沢


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 570m
- 下り
- 341m
天候 | 小雨(朝)→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
4月10日(土)
23:30、渋沢駅集合。タクシー1台に5人、乗り込み、大倉へ。運転手のおじさんは親切な方だった。
24:00までに就寝。
4月12日(日)
6:00、青木の起床で目覚める。各自朝食をとり、小雨の中、6:25出発。1時間の林道歩き。みんな騒音でよく眠れなかったらしい。
7:25、新萱橋到着。沢装をつける。20分近くと時間がかかる。ハンマーホルダーの取り付けに手こずったりしている。
林道から入渓地点への踏み後途中のスペースに、シュラフ、食糧などをデポ。
8:00、入渓。早速、F1が現れる。私が2年の時に来たときは巻いているが今回はここで練習する。トップ小山、ラスト尾形、中間青木。佐久間に右から巻いて先回りをしてもらう。小山が慎重に登っていく。途中残置で中間支点をとってもらう。私は尾形の指導を行い、岩から支点をとるよう指示。手順自体は細かいミスはあるが、手早く出来ていた。みな、登るのに時間がかかり時間は47分。私はフリーで登り合流。
通過後、遡行者が現れる。逍遙渓流会のかたがただそうだ。F2左岸の斜面で訓練を行うらしい。我々はF2で予定通り練習することとする。トップは尾形、ラストは青木、中間者は小山。今度も佐久間に右から巻いて先回りしてもらう。青木は手順を覚え切れていない。ハーネスにザイルを連結するところから覚束ない。尾形に左側から登ってもらうが、やや手こずる。体の右半身に水しぶきがかかり。戸惑ったらしい。通過に50分かかる。私は右からF3ともども巻く。
F3は大した滝ではないが、リードで途中からのエイトを練習することにした。青木トップ、小山ラスト、尾形中間。青木は手順がまだあやふやだ。笛での意志疎通がうまくいかない。
F4を通過し、行動開始から大分たってしまったので、ここで休憩。10:42〜11:00。のんびりと休む。
続くF5大滝は左から高巻く。近寄るまでもなく登る気が起きなかった。なるべく小さく巻こうと、なるべく滝よりに岩を登る。やや怖いので、小山に10m細引きを出してもらった。そこから少しトラバースして懸垂下降。(小山セット)下に降りてからの引き抜き確認もしっかりやってもらった。
F6にややてこずりながらも、順調に進んでいく。
11:50、F9に到着。計画だと13:30まで二俣まで行くことになっていたが、練習3回だともの足りない。二俣まで行くのもどうかと思い、ここで途中エイトの練習をすることにした。一巡してF1と同じパート分け。私が下で尾形を見る。なかなか頼もしくも見える。しかし、確保中よそ見をし気を抜いていたりするのでだめだ。50分かかる。
13:00、下降開始。F9を懸垂下降。小山にセットしてもらい30分かかる。
F5、巻いてきた右岸のルートに沿って懸垂下降。尾形にセットしてもらう。順調に行き、40分。
F4、大した距離ではないので、20m補助ロープで懸垂。左岸の木に支点をとる。20分かかる。
f2と3をまとめて懸垂。小山にセットしてもらい、50分ほどかかる。逍遙渓流会の方は引き続きセルフレスキュー訓練(おそらく)をなされていた。一瞬、しばらく見学させて頂くことを考えたが、やめた。
F1左岸の急斜面に登り、そこからルンゼぞいに懸垂しようとする。小山が末端をなくしロープをからませてしまい、ほどくのに手間取る。出口を目前に65分もかかる。どのような場所からでもスムーズに懸垂できるように、さらに経験を積んでほしい。
15:40、新萱橋に到着。デポ品を回収し、河原の快適な場所を幕場とする。ゴミが散乱している。
まとめ
新茅ノ沢は私が2年のときは主要な滝は巻いてしまい、サラッとおわったイメージであまり記憶に残らなかった。今回は、早稲田ワンゲルではない、完全遡行をせず練習のみを目的としたワンダリング形態だった。普通のワンダリングだと時間的余裕がなく平均してロープを出す回数も2回あるかないかというところだが、練習に目的を絞れば、回数も多くこなせ効果的である。
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