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記録ID: 1063128
全員に公開
ハイキング
関東

赤山街道大宮道(赤山陣屋〜永田陣屋)

2017年02月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:59
距離
28.2km
登り
5m
下り
18m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
0:00
合計
7:00
距離 28.2km 登り 1m 下り 11m
7:08
420
新井宿駅
14:08
馬宮コミュニティセンター前バス停
新井宿駅出発 7:08
馬宮コミュニティセンター前バス停到着 14:08
歩行時間 7時間00分
歩行距離 28.2km
高低差 41m
歩数 33,798歩
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
埼玉高速鉄道新井宿駅〜馬宮コミュニティセンターバス停
大宮駅までバス
埼玉高速鉄道新井宿駅を出発。
埼玉高速鉄道新井宿駅を出発。
赤山日枝神社
赤山陣屋(赤山城)跡
赤山陣屋(赤山城)跡
赤山街道は、江戸時代、関東郡代として関東地方の開発にあたった伊奈氏が、土木工事を推進する中で、拠点としたここ赤山陣屋と現地との連絡や物資の輸送を目的として設けた道をいいます。大宮道、越谷道、千住道の3つの道筋があり、今日は大宮道を歩きます。
赤山街道は、江戸時代、関東郡代として関東地方の開発にあたった伊奈氏が、土木工事を推進する中で、拠点としたここ赤山陣屋と現地との連絡や物資の輸送を目的として設けた道をいいます。大宮道、越谷道、千住道の3つの道筋があり、今日は大宮道を歩きます。
赤山城跡の記念碑。ここからスタートします。大宮道は赤山陣屋からさいたま市方向に向かい、西区の永田陣屋がゴールとなります。
赤山城跡の記念碑。ここからスタートします。大宮道は赤山陣屋からさいたま市方向に向かい、西区の永田陣屋がゴールとなります。
梅が見頃
日光御成街道と合流しました。しばらく御成街道と重複して歩きます。
日光御成街道と合流しました。しばらく御成街道と重複して歩きます。
元文2年(1737)の道標を兼ねた地蔵菩薩像。台座正面に「南 江戸本郷道」、右側面に「東 江戸あさ草道」、左側面に「北 いわつき道」。
元文2年(1737)の道標を兼ねた地蔵菩薩像。台座正面に「南 江戸本郷道」、右側面に「東 江戸あさ草道」、左側面に「北 いわつき道」。
頂上に三体の石像が並んでますが、真ん中は神像らしいです。
頂上に三体の石像が並んでますが、真ん中は神像らしいです。
日光御成街道と別れ左の道を行きます。
日光御成街道と別れ左の道を行きます。
木曽呂阿弥陀堂
猿田彦大神道標。正面に「北 大門江二十八丁 岩つき江三里 秋葉江六里」などたくさんの地名が刻まれています。
猿田彦大神道標。正面に「北 大門江二十八丁 岩つき江三里 秋葉江六里」などたくさんの地名が刻まれています。
国指定有形民俗文化財の木曽呂富士塚。
国指定有形民俗文化財の木曽呂富士塚。
案内によると胎内くぐりの穴が設けてあるようです。
案内によると胎内くぐりの穴が設けてあるようです。
富士山頂からの眺め
富士山頂からの眺め
稲荷神社
水神社。水神社は、見沼通船堀が開通した翌年の享保17年(1732)の創建と伝えられています。
水神社。水神社は、見沼通船堀が開通した翌年の享保17年(1732)の創建と伝えられています。
八丁橋で芝川を渡ります、
八丁橋で芝川を渡ります、
ここは江戸時代の八丁堤の上を通っています。伊奈忠治は寛永6年(1629)に附島と木曽呂間の八町間に堤を造り、灌漑用水である見沼溜井を作りました。しかしその後不都合により享保12年(1727)見沼干拓が行われ、見沼代用水が掘られ、通船堀による船運が行われるようになりました。
ここは江戸時代の八丁堤の上を通っています。伊奈忠治は寛永6年(1629)に附島と木曽呂間の八町間に堤を造り、灌漑用水である見沼溜井を作りました。しかしその後不都合により享保12年(1727)見沼干拓が行われ、見沼代用水が掘られ、通船堀による船運が行われるようになりました。
見沼通船堀。享保16年(1731)井沢弥惣兵衛為永によって開削された見沼通船堀が開通し、江戸と見沼代用水路縁辺の村々との物資輸送が可能になりました。見沼代用水の東縁と真ん中の芝川を夾んで、代用水西縁とを結ぶ閘門式運河です。 
見沼通船堀。享保16年(1731)井沢弥惣兵衛為永によって開削された見沼通船堀が開通し、江戸と見沼代用水路縁辺の村々との物資輸送が可能になりました。見沼代用水の東縁と真ん中の芝川を夾んで、代用水西縁とを結ぶ閘門式運河です。 
鈴木家住宅。鈴木家は見沼干拓事業に参加し、完成と同時に通船業務を司った家でした。
鈴木家住宅。鈴木家は見沼干拓事業に参加し、完成と同時に通船業務を司った家でした。
稲荷神社
附島氷川女体神社
附島氷川女体神社
見沼通船堀公園を少し散歩します。
見沼通船堀公園を少し散歩します。
見沼通船堀西縁
見沼通船堀は国指定史跡になっています。
見沼通船堀は国指定史跡になっています。
東浦和駅
大間木氷川神社
寛文7年(1667)武蔵国一宮氷川神社の造替にあたり、旧本殿を買受けて建立したもの。さいたま市指定文化財となっています。
寛文7年(1667)武蔵国一宮氷川神社の造替にあたり、旧本殿を買受けて建立したもの。さいたま市指定文化財となっています。
赤山街道説明板
街道筋の見沼台通りに入ります。
街道筋の見沼台通りに入ります。
武田信玄の娘の見性院の墓。見性院は穴山梅雪(武田武将)の妻で、梅雪の死後、家康の知遇を得、武州安達郡大牧村千石を采地として与えら清泰寺に葬られました。
武田信玄の娘の見性院の墓。見性院は穴山梅雪(武田武将)の妻で、梅雪の死後、家康の知遇を得、武州安達郡大牧村千石を采地として与えら清泰寺に葬られました。
庚申塔二基。元文5年(1740)の鈴持ちと、寛保3年(1743)の合掌と二基。
庚申塔二基。元文5年(1740)の鈴持ちと、寛保3年(1743)の合掌と二基。
大熊家表門。旧中山道浦和宿本陣星野家の表門を移築したものです。
大熊家表門。旧中山道浦和宿本陣星野家の表門を移築したものです。
高野家離座敷
茶室建築の手法を取り入れた「数奇屋造り」で、幕末、 高野長英をかくまったといわれています。茅葺き屋根がいいですね。
茶室建築の手法を取り入れた「数奇屋造り」で、幕末、 高野長英をかくまったといわれています。茅葺き屋根がいいですね。
三室南宿庚申塔
道標も兼ね、右面に「東 赤山道」、左面に「西 大宮道」
道標も兼ね、右面に「東 赤山道」、左面に「西 大宮道」
彫刻が素晴らしい。
彫刻が素晴らしい。
頂上にある庚申塔も見事な彫りです。
頂上にある庚申塔も見事な彫りです。
馬頭観音道標。右面に「右 江戸 はとがや 左 大宮与野」
馬頭観音道標。右面に「右 江戸 はとがや 左 大宮与野」
赤山通商店街に入ります。
赤山通商店街に入ります。
中山道を横断します。
中山道を横断します。
与野駅東口。地下道で西口に出ます。
与野駅東口。地下道で西口に出ます。
西口に出ました。
西口に出ました。
赤山通り。この道は昨年末歩いた大山街道府中道ですでに歩いています。
赤山通り。この道は昨年末歩いた大山街道府中道ですでに歩いています。
高谷橋の宝暦6年(1756)の石橋供養塔。前にも紹介しました。
高谷橋の宝暦6年(1756)の石橋供養塔。前にも紹介しました。
東北新幹線をくぐります。
東北新幹線をくぐります。
赤山橋の享保11年(1726))の石橋供養塔
2017年02月12日 04:51撮影
2/12 4:51
赤山橋の享保11年(1726))の石橋供養塔
大小二体の石造地蔵菩薩立像。左の大きい方は子育地蔵。
大小二体の石造地蔵菩薩立像。左の大きい方は子育地蔵。
右の甲子供養塔は道標を兼ね、正面に「引又二里」、「川越四里」、右側面に「南 浦和一里」、左側面に「 大宮十五丁、 原市三里、 一ノ宮鳥居前十丁、 岩槻三里」。 
右の甲子供養塔は道標を兼ね、正面に「引又二里」、「川越四里」、右側面に「南 浦和一里」、左側面に「 大宮十五丁、 原市三里、 一ノ宮鳥居前十丁、 岩槻三里」。 
ここで大山街道府中道と分かれます。大山街道府中道は左。赤山街道は右です。
ここで大山街道府中道と分かれます。大山街道府中道は左。赤山街道は右です。
上町氷川神社。社地が扇子の形をしていることから、「扇の宮」とも呼ばれています。
上町氷川神社。社地が扇子の形をしていることから、「扇の宮」とも呼ばれています。
正徳2年(1712)の三橋庚申塔道標。右側面「是より東 大ミヤ道」、左側面「是より南 与乃道」
正徳2年(1712)の三橋庚申塔道標。右側面「是より東 大ミヤ道」、左側面「是より南 与乃道」
道標。 右側面「西 川ごへ、南引又 大山道」、左側面「南 よの 江戸 東 大ミや いわつき道」。
道標。 右側面「西 川ごへ、南引又 大山道」、左側面「南 よの 江戸 東 大ミや いわつき道」。
徳川家康ゆかりの茶堂。家康がここで小休止した時に里人が茶をふるまったことから茶堂と名づけたそうです。
徳川家康ゆかりの茶堂。家康がここで小休止した時に里人が茶をふるまったことから茶堂と名づけたそうです。
正徳5年(1715)の庚申塔
正徳5年(1715)の庚申塔
慈眼寺。慈覚大師円仁が東淳和天皇の勅を受け、東国に布教した際に創建されたといわれています。
慈眼寺。慈覚大師円仁が東淳和天皇の勅を受け、東国に布教した際に創建されたといわれています。
金山神社
永田陣屋跡。伊奈半左衛門忠次が荒川の河川改修の際に構築したものを、重臣の永田家が拝領したものです。ここが本日の赤山街道大宮道のゴールです。
永田陣屋跡。伊奈半左衛門忠次が荒川の河川改修の際に構築したものを、重臣の永田家が拝領したものです。ここが本日の赤山街道大宮道のゴールです。
馬宮コミュニティセンター前バス停。ここからバスで大宮駅に向かいます。
馬宮コミュニティセンター前バス停。ここからバスで大宮駅に向かいます。

感想

赤山街道大宮道を歩きました。住宅街が多かったものの街道筋はしっかり残っており、庚申塔や道標を見ながらの楽しい歩きでした。

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