山行記録: 南ア・シレイ沢～鳳凰山

GPS: 32:00
距離: 8.4km
登り: 1,741m
下り: 1,697m

過去天気図（気象庁）	2005年07月の天気図
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コース状況／危険箇所等
ファイル	４シレイ沢.jpg （更新時刻：2018/09/21 11:48）

感想

まっちゃン

パーティー；伊藤晴彦、西之園、窪田、山田(以上、諏訪山岳会)、松原
7/9　志れい沢橋(700)稜線(1515)薬師岳(1540)観音岳(1600)鳳凰小屋泊(1650)
/10　発(850)地蔵ヶ岳(930-???)白鳳峠(1205)登山口(1310)
　家内のごく親しい友人の、旦那である伊藤さんとの縁で生まれた本山行、百名山である鳳凰山に南西面から急傾斜で突き上げるシレイ沢がこの度の溯行対象だった。鳳凰山への登路は北面の赤薙沢ミツクチ沢が第一候補で、シレイ沢は私の趣味の範疇には無かったけれど、野呂川周辺の地理を知る好機とも考えて諏訪山岳会の方々に同行をお願いした。
　地図で見て予想の通り、沢にスケールを求めるべくも無く、概ねオーソドックスな滝が続いたが、二股手前のスラブに囲まれた滝は唯一の華だった。貴い鳳凰山への登路として選ぶには些か、いやかなり礼を失した道と言えよう。こんな谷をガイドブックに載せるセンスが理解できない。
　地蔵ヶ岳のオベリスクに百年もの昔に登っているウェストン卿には感心した、そんなクラックでした。投げ石だったらしいが。フリーなら5.7位か、ただ4m程度と短いし、現在では残置ロープが垂れる。
　下山して中央道を北上する車中よりオベリスクのトンガリを眺めると、ちょっと幸福な気分になれた。
＜溯行図あり＞