記録ID: 1066729
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ハイキング
南アメリカ
地の果てパタゴニア紀行5;虹と風の超巨大岩峰フィッツロイ山群トレッキング
2017年02月11日(土) 〜
2017年02月13日(月)

体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 24:19
- 距離
- 51.8km
- 登り
- 4,633m
- 下り
- 4,700m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:48
22:24
51分
スタート地点
23:15
174分
国立公園入口
2:53
3:00
25分
休憩
3:25
3:30
44分
休憩
4:14
4:30
52分
ロス・トレス湖の手前の尾根
5:59
2日目
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 3:13
- 合計
- 9:07
22:40
22:50
37分
休憩
4:05
セロ・トーレBC
天候 | 2/11;虹のち晴のち雨 2/12;晴のち曇 2/13;雨&虹、のち曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1066727.html を参照。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレッキングルートはしっかりしていて、道標も完備です。 |
その他周辺情報 | 南半球なので今の時期は真夏ですが、パタゴニアは緯度が高いので、全然暑くありません。前半のパイネトレッキングの時はパタゴニアしては珍しく風がほとんどなかったので、寒くありませんでしたが、今回のフィッツロイ山群はそのつもりで防寒具を減らしていき、下着等も夏用に変えたところ、風が強くてとても寒く感じました。特に、初日のロス・トレス湖往復で天場へ戻るときに雨に降られ(ロス・トレス湖では小雪でした)ゴアのレインスーツを着込みましたがそれでも体の芯まで冷え、そのあと夕食の大テントもとても寒くて、保温性の名ない水筒を湯たんぽにして寝ました。 山はどこでも天気次第で寒暖の差が大きいですが、パタゴニアは特に風の有無で大きく変わります。 |
写真
風がなくて鏡になっています。パタゴニアで風がなくて逆さフィッツロイが見られることはめったにないそうです。「パタゴニアを行く」の著者野村哲也さんも13回通ってようやく撮れたという逆さフィッツロイです。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池(ライト用
gps用
カメラ2種用
スマホ用)
コンパス
GPS
筆記具
保険証
笛
時計(コンパス
高度計)
ファーストエイドキット
レスキューシート
薬セット
ポイズンリムーバー
バンダナ
スマホ
折りたたみ傘
ゴアレインスーツ(ヤッケをかねる)
ストック
防寒服(薄手フリース
薄手ダウンジャケット)
日除け帽
防寒帽
ネックウォーマー
手袋(フリース
防水
皮)
飲料(水1L)
昼食弁当
非常食(嗜好品
コーヒー
お茶等)
テルモス(お湯500cc)
チタンカップ
割り箸
スプーン
ナイフ
貴重品(財布
円
ドル
ペソ
カード
パスポート
Eチケット)
サングラス(度付)
カメラ2(1眼
コンデジ)
充電器(スマホ用)
万歩計
日焼け止めクリーム&リップクリーム
シェーバー
洗面道具
着替え(下着類1セット)
パタゴニア関連の本2冊
ツアースケジュールノート
|
---|
感想
パタゴニアツアーの後半、アルゼンチン側のパタゴニア、フィッツロイ山群のトレッキングに行きました。
今回は前半の、チリ側パタゴニアのパイネ山群トレッキングの時のように風は弱くなかったのですが、それでもフィッツロイBCに泊まった2日目の早朝だけは最高の天気で、一時的に風も止んでくれて、もしかしたら雲が取れなくて見られないかもと心配していたフィッツロイを、しかも月夜とモルゲンロートの逆さフィッツロイを見ることができて最高に幸運でした。
その日は午前中は山に雲がかからず、もう一つの名峰セロ・トーレを展望できる場所へ着いたときにはまだ晴れていて、雪のついたセロ・トーレもしっかり見ることができました。
2日目と3日目のいったトーレ湖から間近にセロ・トーレが見れなかったのは残念でしたが、最後の最後にまた晴れてきてチャルテンの近くから再びフィッツロイが見られ、今回の素晴らしいトレッキングのふさわしい最後でした。
この日は下山後、専用バスでカラファテの町へ移動し、翌日、有名なペリト・モレノ氷河ハイクへと行きました(次のレコへつづく)
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コメント
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初めまして。shigetoshiさん
あまりにも美しい景色、、、
逆さフィッツロイ、真っ赤に焼けた空、、、
いつか訪れこの目で見てみたいフィッツロイを沢山拝見できて興奮してしまいました。
まだまだ遠い未来だと思いますが、いつか行ける日に参考にさせてくださいませ。
素晴らしい写真の数々、、、
ありがとうございました。
uutanさん、こんばんは
コメントありがとうございます。
フィッツロイのことをご存知でしたか。
情報がなかなか少ない山域ですから、
参考になるかと思ってたくさん写真をアップしました。
参考になって、しかも感動していただけたなら
とても嬉しい限りです。
写真をアップした甲斐がありました。
これからもよろしくお願いします
おそれいりました。
日頃の行いがよほど良いのですね。
あるいは、一生分の運を使い果たしたか…
nomoshinさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
今回の旅は終始幸運に恵まれました
出発前の高尾山薬王院の大吉はご利益絶大で、
嘘ではありませんでした
成田山での超偶然の節分会遭遇といい、
(成田山に呼ばれていったような気がしました)
今回の逆さフィッツロイといい、
最後のペリト・モレノ氷河での好天といい、
そうそう起こることではなく
この逆さフィッツロイも、実はここに池がるとは知らず、
たまたまこの日の夜明け前にトイレに行きたくなって、
テントサイトの林が途切れる隅の方に歩いて行ったら
目の前に池があって、ちょうど月が出てきて、月明かりで
逆さフィッツロイが出現していました。
そしてそのあとのモルゲン、鳥肌が立ちました
今考えると、山に呼ばれたとしか思えません。
私が気が付かなかったら、誰も知らずに寝過ごしていたでしょうから。
こんな池があることもガイドですら知らないくらいです。
たしかにこれで使い果たしたかも…
でもその後の氷ノ山等でも特に不運はないので、
いまのところ大丈夫そうですが
shigetoshiさん、こんにちは。
僕の時もフィッツロイは綺麗に晴れ、湖に映す姿がとっても綺麗でした。24年も前の事ですが
でもshigetoshiさん達の様に、モルゲンに燃える景色は見れませんでした。
shigetoshiさん達は強運ですね
Futaroさん、こんばんは。
Futaroさんも逆さフィッツロイは見れたんですね
風が強い場所なので、普通の逆さでもなかなか見れないと
本には書いてありましたが。
逆さモルゲンは本当に偶然でラッキーでした
前夜の本降りの雨や一晩中ごうごうと森を鳴らず風からは
全く予想できず、早起きしてみようなんで気にはまったく
なっていませんでしたから。
shigetoshiさん こんばんは
またまた遅いコメントです
滅多に見られない鹿と何度も遭遇したのは、丹沢の鹿(雌の
niiniさん、こんばんは
なかなか鋭いご指摘ですね😁
でも私の場合は、丹沢じゃなくて
雲取山かもしれません👌
アイデアパクり大歓迎です😃
どうぞお使い下さい。
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