ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1069835
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

英彦山 稚児落しの岩溝を下る

2017年02月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:06
距離
3.4km
登り
359m
下り
371m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:39
休憩
3:26
合計
5:05
9:22
9:26
26
9:52
13:11
10
13:21
13:24
21
13:45
13:45
2
13:47
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野営場駐車場より
コース状況/
危険箇所等
 稚児落しの岩溝は、傾斜が急で手がかり、足がかりになる木や岩が少なく、補助ロープを使い何とか下って登り返しましたが、危ないのでお勧めできません。
野営場でバス待ちの鹿、猫バスまだかナ・・みたいな *

4
野営場でバス待ちの鹿、猫バスまだかナ・・みたいな *

R500の支尾根から歩荷道へショートカット、ウインチ搭載の小型搬送車?
1
R500の支尾根から歩荷道へショートカット、ウインチ搭載の小型搬送車?
支尾根から歩荷道目印のケルンに登りつく

1
支尾根から歩荷道目印のケルンに登りつく

歩荷道を登る、数日前は雪で真っ白だったのがウソみたい
1
歩荷道を登る、数日前は雪で真っ白だったのがウソみたい
枝が太くなった大杉は仙木?の域に達したのかも

1
枝が太くなった大杉は仙木?の域に達したのかも

4,5cmある長い霜柱、今日は寒さが戻った
1
4,5cmある長い霜柱、今日は寒さが戻った
歩荷道の昇り龍も仙木の域か・・

1
歩荷道の昇り龍も仙木の域か・・

バードライン分岐に上り着いた
1
バードライン分岐に上り着いた
参道を少し登ると岩峰群への降り口目印の切株、今日はパス

1
参道を少し登ると岩峰群への降り口目印の切株、今日はパス

少し先で2つの柵が見える、奥が稚児落しの柵(柵1、仮称)、手前が柵2
3
少し先で2つの柵が見える、奥が稚児落しの柵(柵1、仮称)、手前が柵2
稚児落しから見た岩溝2(仮称)・・ルンゼというのかナ?

2
稚児落しから見た岩溝2(仮称)・・ルンゼというのかナ?

岩溝2の途中に枯れ木が見える、溝を直接下るのは無理そうなので右の土手から取付く
2
岩溝2の途中に枯れ木が見える、溝を直接下るのは無理そうなので右の土手から取付く
土手の右に、先日下った柵2下の岩溝の中の倒木と、その下方の扇状谷にある倒木が見える、その下部に岩溝1(仮称)がある
2
土手の右に、先日下った柵2下の岩溝の中の倒木と、その下方の扇状谷にある倒木が見える、その下部に岩溝1(仮称)がある
(参考)17/02/19 岩溝1(仮称)上部の扇状谷の倒木
2
(参考)17/02/19 岩溝1(仮称)上部の扇状谷の倒木
向こうにはテッペンに大木が生え傾(カシ)いで見える”岩峰5”(識別仮称)が見える

1
向こうにはテッペンに大木が生え傾(カシ)いで見える”岩峰5”(識別仮称)が見える

土手の左は稚児落しの岩溝2
1
土手の左は稚児落しの岩溝2
柵1と柵2の間の土手にザックをデポし、下の様子を見てロープを掛ける木を決めて・・

2
柵1と柵2の間の土手にザックをデポし、下の様子を見てロープを掛ける木を決めて・・

代用スリングを2つ巻き付けて下降開始
代用スリングを2つ巻き付けて下降開始
左向こうが稚児落しの岩溝2

左向こうが稚児落しの岩溝2

一旦下に下り、先が切れ落ちている様なので岩溝2側に移動
2
一旦下に下り、先が切れ落ちている様なので岩溝2側に移動
少ない手がかりなので、危うい木も注意して 少しだけ利用しながら・・

少ない手がかりなので、危うい木も注意して 少しだけ利用しながら・・

岩溝2に接近、溝の床部は滑りやすそう、すぐ上に稚児落しの柵(柵1)がある
岩溝2に接近、溝の床部は滑りやすそう、すぐ上に稚児落しの柵(柵1)がある
溝底の枯れ木、柵1から下方に見えた木がコレか、グラついて折れそうで頼れない

溝底の枯れ木、柵1から下方に見えた木がコレか、グラついて折れそうで頼れない

岩の下にあった小棚を横に移動し丈夫な木にロープを掛けロープ方向を変える
岩の下にあった小棚を横に移動し丈夫な木にロープを掛けロープ方向を変える
途中から右横に別の岩溝3、当初コレが稚児落しの溝と思ったが、下見で途中で折り返し下のV字谷(谷2)の方に戻っているのを確認している

途中から右横に別の岩溝3、当初コレが稚児落しの溝と思ったが、下見で途中で折り返し下のV字谷(谷2)の方に戻っているのを確認している

下方、右側は垂直に近い岩盤で滑りそうなので、小中洲を下る、少し足掛かりがあった
下方、右側は垂直に近い岩盤で滑りそうなので、小中洲を下る、少し足掛かりがあった
すぐ下に、見た様な岩と棚地、ここは以前、下から登ったとき頓挫した棚地の上だった

すぐ下に、見た様な岩と棚地、ここは以前、下から登ったとき頓挫した棚地の上だった

最後の段差は、右の溝3側の木の根や岩を足がかりに下りた
最後の段差は、右の溝3側の木の根や岩を足がかりに下りた
左側が稚児落しに続く岩溝2

左側が稚児落しに続く岩溝2

右側の岩溝3、当初こっちが稚児落しでは、と思っていた
右側の岩溝3、当初こっちが稚児落しでは、と思っていた
段差から小棚地に降りる、左に見覚えのある針の耳(チョックスト−ンと言うべきかナ)

1
段差から小棚地に降りる、左に見覚えのある針の耳(チョックスト−ンと言うべきかナ)

針の耳の穴から下方に、16/12/24レコで歩いた、V字谷につながる”谷2”(仮称)の小広場が見える
針の耳の穴から下方に、16/12/24レコで歩いた、V字谷につながる”谷2”(仮称)の小広場が見える
(参考)16/12/24レコの写真に仮称を追記。稚児落しから針の耳の後ろに降りた *
2
(参考)16/12/24レコの写真に仮称を追記。稚児落しから針の耳の後ろに降りた *
針の耳の右、奥の”岩峰3”横の狭い棚地に渡ると、岩峰群下部ルートに降りる”谷1”と、写真右手から参道の柵2に通じる”溝1”が見える・・が今日はココで引き返す
針の耳の右、奥の”岩峰3”横の狭い棚地に渡ると、岩峰群下部ルートに降りる”谷1”と、写真右手から参道の柵2に通じる”溝1”が見える・・が今日はココで引き返す
(参考)17/01/11 下側の岩峰群ルートから見た”谷1”(仮称)。次の谷2からは力不足で棚地に登れず、この谷1から棚地に登った
(参考)17/01/11 下側の岩峰群ルートから見た”谷1”(仮称)。次の谷2からは力不足で棚地に登れず、この谷1から棚地に登った
(参考)17/01/11 棚地に上がると左上に”岩溝1”(仮称)と参道付近が見えた
(参考)17/01/11 棚地に上がると左上に”岩溝1”(仮称)と参道付近が見えた
(参考)17/01/11 棚地の奥に別の小棚地があり、針の耳と上部に伸びる岩溝2、岩溝3を確認した
(参考)17/01/11 棚地の奥に別の小棚地があり、針の耳と上部に伸びる岩溝2、岩溝3を確認した
岩溝を登り返す、代用スリングが滑ったり、逆に上にズラしにくかったりで手こずりながら・・

岩溝を登り返す、代用スリングが滑ったり、逆に上にズラしにくかったりで手こずりながら・・

岩溝2途中の枯れ木まで戻って来た、上方が稚児落し(柵1)、滑りやすそうだがロープがあれば柵1から下れそうな気もする
岩溝2途中の枯れ木まで戻って来た、上方が稚児落し(柵1)、滑りやすそうだがロープがあれば柵1から下れそうな気もする
ザックデポ地点に戻る、行者尾根に・・

1
ザックデポ地点に戻る、行者尾根に・・

氷柱が見えた
懸案の稚児落しの行く先を確認出来てつかえがとれた

2
懸案の稚児落しの行く先を確認出来てつかえがとれた

あらためて見おろすと結構な岩溝
2
あらためて見おろすと結構な岩溝
その後、山頂は踏まずバードライン分岐の展望地で今日のルートを目で追いながら昼食をとりピストンで下山

3
その後、山頂は踏まずバードライン分岐の展望地で今日のルートを目で追いながら昼食をとりピストンで下山

装備

個人装備
地形図 GPS 昼食 行動食 飲料 補助ロープ その他

感想

 ”英彦山を探る(添田町役場編)”に「第四十三 経窟 一千体阿弥陀ともいい、稚児落し付近と推定」と記されています。周辺は遠くから見ると岩壁に見えますが、実際は岩峰が集まった岩峰群でした。岩峰群の下側ルートから岩場を少しずつ登って探っていましたが、下からでは登りきれない箇所があり、その先が稚児落しなのか特定出来ずにいたので、実際に上から下ってみることにしました。手持ちの補助ロープに20mロープを買い足し、スリングなどちょっとした岩場での基礎的な扱い方を実地で練習した上で、岩溝(ルンゼ?)を下ることにしました。以前下側から登ったことのある岩棚まで下降し、稚児落しの岩溝の行く先を特定出来たので、再び残したロープを伝って登り返しました。岩登り素人の私が取付くには、多少、無理・無謀だった気もしますが、興味が勝ってしまいました。
 なお、今までこの岩峰群を巡り歩いた限りでは、小さな窪みはあったものの、千体の仏像を祀る様な場所は見当たりませんでした。もしかするとここには経窟は無いかも。イヤ、まだ歩き尽くしていないので早計かな・・。 *

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:928人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら