トンガリロノーザンサーキット1日目

2017年02月10日(金) [日帰り]

• GPS: 07:18
• 距離: 23.8km
• 登り: 966m
• 下り: 754m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:08
• 合計: 7:14

距離 23.8km 登り 916m 下り 676m

6:51 スタート地点
9:31 9:39 マンガテポポ・ハット
14:05 オツレレ・ハット

6:51　ホリデーパークスタート
9:31　マンガテポポ・ハット
10:29　ソーダスプリング
11:15　Mt.Ngaruhoeピーク分岐
11:54　レッドクレーター
12:16　エメラルドレイクス
12:36　ブルーレイク
12:51　エメラルドレイクス
14:05　Oturere Hutゴール　

天候

晴れ、一時ガスガス

アクセス

Whakapapaホリデーパークから周回

コース状況／危険箇所等

＊全体に、良く整備されている。コースを示す目印のポールが立ち並び、分岐には大きなはっきりした標識がある。「詳細な地形図は無くて大丈夫」とDOCスタッフが言うくらい。
＊が、途中は目印ポールだけで、行く先や距離・所要時間などを書いた標識はない。万一分岐の標識を見落とすと（車道からの入り口に車が止まっている、とか、分岐で休憩している人の陰になってとか）よくて2時間〜最悪丸一日ロスするはめになるかも。その場合、山小屋は完全予約制だし、車道に出れたところで公共交通機関はないし、どうするんだろう。
＊レッドクレーター前後は急登急降下だけど、日本の山ならもっと険しい所がそこら中にある。

その他周辺情報

＊泊まったオチュレレ小屋は、Mt.Ngaruhoeがきれいに見え、下界も広大な範囲で見渡せるロケーションの良い立地。ただ、同じベッド数の他の小屋より建物が小さく、トイレは外だし、キッチンなど共用スペースが狭く、ちょっと不自由。キッチンには日本語表示のリンナイ製ガスコンロが設置されていて笑えた。街でライターやマッチを買ってこなかったが、さすがリンナイ、自動点火なので大丈夫だった。

写真

2/10 2:49

泊まっているホリデーパークのレセプション。Whakapapaの店はここの小さな売店だけ。

2/10 2:49

人気の日帰りチャレンジ、トンガリロアルパインクロッシング。スタート地点への送迎バスが並んでいた。

2/10 2:52

シャトートンガリロホテルの裏の道に入る

2/10 2:58

昨日確認済みの分岐。

2/10 3:00

広大な眺めが始まる

2/10 3:19

昨日は直進、今日は左折

2/10 3:19

橋を渡っていく

2/10 3:42

今日は快晴、大展望の中を行く

2/10 4:05

遠いNZに来た甲斐のある、広大な風景

2/10 4:22

が、道は泥んこ(´;ω;｀)

2/10 4:36

この川には橋があるけど、小さな「流れ」は飛び石で渡る

2/10 4:38

あまりアップダウンはないので楽ちん

2/10 5:13

はるかかなたに小屋が見えた、のかな？

2/10 5:23

あっちにクロッシングのコースが。遅めのバスで来る人もいて、ぞろぞろ歩いている。

2/10 5:23

ここから急に賑やかになった

2/10 5:29

クロッシングの人はどんどん先へ進むけど、一応Mangatepopo Hutに寄っていく。トイレも借りなくちゃ(;´・ω・)

2/10 5:51

広い谷間の、整備の良い道を進む。さっきの山小屋がもう遠くに。

2/10 6:00

まだずっと平坦。歩きやすい木道が続く。

2/10 6:06

谷間の奥へ奥へ

2/10 6:09

右はNgaruhoe、左はトンガリロ山、どっちを写したかわからなくなっちゃった(;´・ω・)

2/10 6:20

トイレがある！でもこのコースで、山小屋以外はここだけ。

2/10 6:23

メインコースを離れ左へ

2/10 6:29

ソーダスプリングに寄り道。泉かと思ったら滝だ。意味がよくわからない。

2/10 6:42

戻って、いよいよ登りが始まる。日本のそこらの山を思えば、たいしたことはない。

2/10 6:45

ちょっと登って振り返る。いいなあ、この眺め。

2/10 6:45

この距離表示は、クロッシング用かな。

2/10 6:57

またさらに、展望が開けた

2/10 7:05

近年にも噴火してる。御嶽みたいなことが起きたら大変だ。

2/10 7:05

あの山、怖いなあ。

2/10 7:06

みなさん、呑気に景色を楽しんでる。

2/10 7:14

Ngaruhoeのピークへの道との分岐。

2/10 7:16

ここに立派な標識があるけど、道ははっきりしないらしい。

2/10 7:18

尾根を越えると広いクレーターの中（ここは火口そのものではないらしい）

2/10 7:23

こういうところを歩けるのって、日本の火山にはないかも。だっていつ何が始まるかわからなくて危ないから。ここは大丈夫なのかなあ？

2/10 7:27

本来のコースは直進だけど、みなさん右へ

2/10 7:28

みんながのぞき込んで写真を撮っている

2/10 7:30

石を並べたメッセージ。これは、日本でもあちこちでやってるね。

2/10 7:38

クレーターの反対側の壁を越え、向こう側の展望が開けた

2/10 7:38

このあたりから、険しい地形になる

2/10 7:38

火山の小石が積もるザラザラの斜面を急登

2/10 7:45

細いトラバースも。クロッシングは日帰りだから軽装の人も多い。でも寒くないの？

2/10 7:54

トンガリロピークとの分岐

2/10 7:59

いつもカメラの起動とかで遅れるけど、珍しく鳥の撮影ができた。それでもボケボケ(;´・ω・)

2/10 8:02

行こうか、どうしようか・・・

2/10 8:05

右はレッドクレーター

2/10 8:08

急にガスガスになったので、山頂往復はよした。
NZの山歩きは、山頂を踏むことが主目的ではなく、オプションになっている。

2/10 8:08

方向を見失わないように、エメラルドレイクに向かって下る。大勢いるから大丈夫。

2/10 8:11

外人さんたちのビビることビビること、笑える。

2/10 8:12

確かに急だけど、富士山の砂走のように下れる。

2/10 8:16

エメラルドレイクスはエメラルド色。

2/10 8:20

ブルーレイクにもより道

2/10 8:36

ブルーレイクはブルー色

2/10 8:36

クロッシングはこちらがコースなので、大勢休憩中

2/10 8:38

きれい、でも赤城小沼だって負けないと思う。

2/10 8:38

エメラルドレイクスに引き返す

2/10 8:43

レッドクレーターから下る尾根。見るとかなり急かも。

2/10 8:51

エメラルドレイクスは、「ス」がついてるでしょ。3つ並んでいて、これはその一つ。

2/10 8:58

分岐の標識を確認、開けた谷間を下る。

2/10 9:14

ポールがコースに並んで目印に。

2/10 9:25

こんなふうにね。だけど、文字を書いた標識は分岐を過ぎたらもうない。

2/10 9:26

Mt.Ngaruhoeを振り返る

2/10 9:35

距離表示があった。もしもクロッシングから迷い込んだ人がいたら、かえって紛らわしくない？これは多分小屋への距離。

2/10 9:36

下ってきた山並みを振り返る

2/10 9:36

これも、Mt.Ngaruhoe

2/10 9:38

右側が開けて、この地方の最高峰、ルアペフが見えてきた

2/10 9:54

下界も見渡せる

2/10 10:01

Oturere Hutが見えた

2/10 10:01

小屋の周辺からの展望

2/10 11:27

小屋からMt.Ngaruhoe

2/10 12:47

小屋の周辺から、谷間の方を見渡す

2/10 12:50

下界を見渡す

撮影機器：

FinePix XP80 XP81 XP85 FUJIFILM

感想

旅がらす

＊今回のNZの旅のメイン、トンガリロノーザンサーキット。わりと標高の高い所を通るので、天気が荒れると危険との情報。Whakapapaに到着した日の予報では、金曜までぎりぎり持って土曜は荒れそう、と言われたが逆に水曜が強風でクロッシングが閉鎖、木曜は雨になった。そして金・土は好天の予報。ラッキー！
＊荒々しい火山光景の中のソロはちょっと寂しいが、大人気のクロッシングでたくさん人がいたので心細い思いをしないですんだ。NZのグレートウォークは、それぞれ全国の特徴的、代表的なコースを選んで作られていて楽しい。
＊ここはマオリの聖地で、荒らされないため国に提供し、最初の国立公園になった経緯がある。それを心に止めて歩かないと。
＊日本も火山だらけだけど、また違った雰囲気で、海外まで来た甲斐がある。
＊コース状況の所にも書いたが、Oturere Hutに到着したら「クロッシングの人へ、これは違う道です」みたいな貼り紙。間違ってここまで来てしまった人は困るだろうな。
＊小屋の室内が狭いので、私もみなさんもデッキで過ごした。天気が悪かったら寒くて困るだろうな。
＊小屋のワーデンさんは、いかにも山小屋の主人って感じの（頑固おやじでない方のタイプの）気さくで豪快な人。客と歓談しながら夕食をしていた。全員相手のトークは、ヒアリングが全く追いつかずみんなが笑うところもわけわからないけど、「日本から来たの？」と話しかけてくれて、この後の予定を聞かれ、今回はずっとオークランドで過ごすと答えたら、オークランドにはたくさん素敵な島があるからぜひ訪れてごらん、と勧められた。行くことに決めた！
＊昨日ワインを全部飲んでしまい、紅茶ばかり飲むしかなくて寂しかった。Whakapapaに入る前に用意するように！食料は何とか足りそうだ。