櫛形山、サルオガセと雪(中尾根コース〜ほこら小屋〜最高点)

2017年02月25日(土) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,243m
• 下り: 1,224m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:45

8:49 伊奈ヶ湖駐車場
11:49 12:45 ほこら小屋
13:53 14:01 櫛形山（最高点）
14:36 14:43 ほこら小屋
16:34 イタリア料理ミッシェル

天候

【天気】晴れ、午後は曇り(山の上だけで平地は晴れていたと思う)
【風】終始無風
【気温】おおよそ、駐車場到着時5℃、ほこら小屋(登山時)0℃、山頂2℃、ほこら小屋(下山時)-2℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道52号をひたすら北上して交差点「県民の森入口」を西へ。県民の森へ至る道には融雪剤がまかれており凍結箇所はなかったが、スリップ痕があったので慎重に進んだ。登山口に近い森林科学館の前に停車。

山梨県／森林公園だより
http://www.pref.yamanashi.jp/kenyurin/70_003.html

コース状況／危険箇所等

標高1200mを超えたところからガチガチの凍結がはじまりほこら小屋手前の平坦地に出るまで続く。登山時は氷がまだ固く足を掛けただけでは軽アイゼンの歯が刺さらない感じがした。急登にはアイゼンの跡があったので利用させていただいた。足の裏に痛みを抱えているので急斜面に全ての爪を効かせるように足を置くと辛い。同行者は度胸があるのでちゃんとかかってるよ!行けるよ!と言っていたけどそれが正しいのかどうかはわからない。

ほこら小屋のあたりから雪になる。櫛形山への稜線は深いところで70cmぐらいかと思う。新たに雪が積もったからか想像した以上に白くてテンション上がる。

その他周辺情報

温泉「やまなみの湯」
http://www.yamanaminoyu.com/

下山後にやりたいことがコンパクトな施設で全部できるので快適。休憩所は無料。脱衣所のロッカーはコインがいらなくて便利。自動止栓でないので体を洗いやすい。サウナの横に水風呂あり。シャンプー、ボディーシャンプーあり、石鹸なし、化粧水・乳液あり。

写真

2/25 8:44

駐車場から売店を見たところ。売店の右手に登山口がある。

2/25 8:53

バンガローの横を抜けると看板。

2/25 8:54

登山口すぐ。登りはじめの標識は紛らわしい物が多いので素直にGPSか地図に頼るのがいいと思う。

2/25 9:13

1000m地点。

2/25 9:13

植林とふかふかの落葉。たまに氷が隠れているので避けつつ。

2/25 9:40

1200m地点。ここを境に植林と原生林が切り替わる。

2/25 9:41

日当たりのいい登山道に出たと思ったら、

2/25 9:51

ほどなくガチガチの氷が出てきたので素直に軽アイゼンを装着。

2/25 9:52

氷。

2/25 10:02

空の深い青。

2/25 10:22

初心者の自分は舗装路の手前の階段で難儀。

2/25 10:23

舗装路の脇でザックをおろして休憩。

2/25 10:23

こんな道を車であがれるまであとどのぐらいかかるんだろう。

2/25 10:43

舗装路を超えるとまんべんなく雪が覆うように。

2/25 10:52

1600m。このあたりから傾斜がきつくなる。沢筋の道は硬い氷と石と木の葉なので自分には荷が重かった。

2/25 10:57

薄暗い中に光が差し込むと聖(セイント)。

2/25 11:31

不動明王が持ってるアレみたいなのが見えたので近づいたら

2/25 11:32

倒れた標識だった。

2/25 11:34

このあたりからサルオガセの発生確率UP。

2/25 11:42

トロロコンブみたいな黄緑のやつがすげえいい出汁出してるんですよね。サルオガセっつーんですけど。

2/25 11:44

氷室神社からの合流地点手前で平坦になり雪が広がる。

2/25 11:48

サルオガセ。

2/25 11:48

拡大。俺の腕前では美しさを表現できん。

2/25 11:49

ほこら小屋。清潔。暖かいので足の裏にテーピングを重ねる。

2/25 11:59

カルボナーラうどんを食いながらシミュレーションして続行決定。ギリギリでなければゆっくりしたかったです。

2/25 13:01

サルオガセ。

2/25 13:01

サルオガセ。

2/25 13:02

サルオガセ。

2/25 13:02

サルオガセ。

2/25 13:02

サルオガセ。

2/25 13:02

黄緑と灰色と深緑と青が整然とぐちゃぐちゃになって目に飛び込んでくる。わかってくれるとうれしい。

2/25 13:03

緊張感のある深緑の木も美しいのでしょうが、サルオガセが入るとシャープさ以外の何かが入ると思う。

2/25 13:13

幽玄なのに爆発してる。

2/25 13:13

魔。

2/25 13:18

また魔。

2/25 13:19

さらにすごそうなやつの下をくぐる。

2/25 13:20

振り返ると間違った方向に進化してた。

2/25 13:21

もうちょっと進んで振り返るとさらに間違っていることがわかる。

2/25 13:21

クリス・カニンガムが好きな人に見せたい感じ。

2/25 13:22

裸山に寄ったら明るいうちに戻れないので素直に櫛形山に向かう。

2/25 13:32

スノーシューの跡？このあたりは人のあしあとが見やすい。

2/25 13:33

曇ってきた。

2/25 13:34

先行者のあしあとを頼りに進む。

2/25 13:41

暗い尾根の中は一番深い雪。

2/25 13:42

足跡の上に足をのせてもまだまだ潜る。木曜日に雪がふったのかな。

2/25 13:52

頂上が見えた。

2/25 13:53

最高点到達。ゆっくり噛み締めたかったが時間がないので即下山。

2/25 14:05

稜線は帰りのほうが楽。

2/25 14:07

元のルートをさくさく戻ります。

2/25 14:28

櫛形山から戻ると蹄の跡でいっぱいなのに気づいた。

2/25 14:49

市街地は晴れてるんだけどなー。

2/25 15:11

西日好き。

2/25 15:12

薄暗い中を歩いてきたので安心する。

2/25 16:34

無事に下山。舗装路を超えたあたりから余裕が全くなく写真を取る気力がなかった。

撮影機器：

Optio H90 ペンタックス

感想

dududuup

以前から行きたかった櫛形山にこの時期に行くとなれば階段を一段とばしで上がるようなものなので悩んだのですが、先達からのアドバイスやヤマレコの情報を総合してチャレンジすることにしました。俺のレベルだとギリギリ行けるか行けないかなので、そこは胸に言い聞かせて。14:00タイムリミットで即下山かなあと思っていたので運が味方してくれた形になりました。

櫛形山ってなんか不思議な山だと思っていて、なんで不思議に思うのかと言ったらそれは何よりサルオガセのイメージなので、そのサルオガセが冬の景色の中にいるのいいだろうなあ、って考えていたらドンピシャでした。展望は全く無いけど歩いていて楽しくなる山ですね。緑の時期に行ったら体がゾワゾワしそうなのでまた行きたいです。

コメント

のーまん

すれ違ったかもしれませんね
初めまして
コースタイムを見ると櫛形山（最高点）近くですれ違った２人連れの方でしょうか
木についたとろろ昆布みたいなものはなんだろう？と思っていましたがサルオガゼっていうんですね
お疲れ様でした

dududuup

Re: すれ違ったかもしれませんね
そうです。あの2人です。
帰宅した後レコを拝見してあの後に裸山に向かわれたと知ってビックリしました。昼にすれ違ったおじさんが雲が多くて展望がいまいちとおっしゃってたので今回は櫛形山に向かったのですが、北岳が本当に近くに見えますね。次回は裸山も行ってみたいです。