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Yamareco

記録ID: 107920
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳

2011年04月29日(金) 〜 2011年04月30日(土)
 - 拍手
GPS
25:10
距離
10.9km
登り
1,501m
下り
1,495m

コースタイム

9:10中房温泉登山口-9:40第一ベンチ(水汲み、アイゼン装着)9:55-13:10燕山荘

6:35燕山荘-7:00燕岳7:05-7:35燕山荘8:15-8:40合戦小屋8:45-10:20中房温泉登山口
天候 4/29 曇りのち吹雪/強風
 
4/30 曇りのち吹雪/強風
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房駐車場に午前9時頃到着。駐車場は満車状態。
有明荘の第三駐車場に停めざるを得なかった。
コース状況/
危険箇所等
 残雪期とは言え、この時期の天候には要注意。今回は、吹雪、強風に悩まされた。
人気の山域とは知っていたが、この時期にこんなに人が出るとは思わなかった。
おかげさまで、道に迷うこともなく歩くことができる。雪庇のへりを歩く箇所や、
極端な急坂もなく、標高の割には安心して歩くことができる。
ただ、先述のように天気が悪いと気温が上がらず、その分、体力の消耗も激しい。
長丁場のバカ尾根登山道なので、天候と体力、ペース配分には十分な注意が必要だ。
予約できる山小屋
中房温泉登山口
登り始めは青空も出てたの
ですが・・・・29日はこの写真
だけです。
登り始めは青空も出てたの
ですが・・・・29日はこの写真
だけです。
翌日、強風の中、やっとの
思いで山頂です。
翌日、強風の中、やっとの
思いで山頂です。
遠く鹿島槍も見えています。
遠く鹿島槍も見えています。
槍ヶ岳と笠ケ岳。
2
槍ヶ岳と笠ケ岳。
鷲羽岳、水晶岳の稜線。
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鷲羽岳、水晶岳の稜線。
もう一度槍ヶ岳と
穂高。
2
もう一度槍ヶ岳と
穂高。
ご存知、鯨の仲間です。
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ご存知、鯨の仲間です。
振り返って燕岳。
上空の灰色雲が風を
連れてきました。
黒部側からの崩れは
要注意です。
振り返って燕岳。
上空の灰色雲が風を
連れてきました。
黒部側からの崩れは
要注意です。
合戦小屋。雪の中です。
合戦小屋。雪の中です。
帰りに見事な桜を発見。
安曇野の桜です。
帰りに見事な桜を発見。
安曇野の桜です。

感想

 毎年、この時期はテントで残雪期の山を楽しんでいる。一昨年は甲武信岳、昨年
は火打山と続いている。10日ほど前から高層天気図などを分析し、準備を始めたが
、今年は例年に無く、GWスタート時の天気は期待できそうに無いと判断。しかし、
山には行きたいので、比較的安全と言われる燕岳を選択した。
 天気は予想通り良くはなかったが、まさか吹雪になるとは思わなかった。もっと
も、吹雪になっても不思議ではない季節と標高なのだから驚くこともない。
 しかし、図らずもこの時期に冬山の雰囲気を味わうことができ、個人的には楽し
かった。
 吹雪いても、登山者が多く、道も心配ない。だが、汗はかくが体温が思った以上
に上がらないのだろうか、近年になく疲れを感じてしまった。恐らく私だけでなく
、他の人もそうなのであろう。燕山荘が見える尾根上に出たとき、普通なら元気に
なるのだが、皆、足取りが重そうだった。これが長時間続くと低体温症になるのだ
ろう。それでも小屋が近づいてくるたびに安堵感も増してくるのだろうか、知らぬ
顔同士が何十年も付き合っているように会話が弾んでいた。
 本来なら4/30に大天井岳ピストンを計画していたのだが、朝の強風と黒部側から
迫ってくる黒い雲を見たとき、「これは、想像以上に天候が崩れる」、「稜線上の
長時間活動は命取りだ」と直感し、下山を決意。結果的にこの判断が身を救うこと
になったのは言うまでもない。



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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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