岩手山BC。焼走りから。

2017年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 08:41
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,505m
• 下り: 1,504m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:28
• 合計: 8:39

6:08 岩手山焼走り登山口
8:45 9:04 第１噴出口跡
13:08 13:13 岩手山
14:09 14:13 第１噴出口跡
14:20 14:20 第２噴出口跡
14:45 14:45 岩手山焼走り登山口
14:47 ゴール地点

終始、濃厚なラッセルで登頂まで7時間も掛ってしまった。

天候

晴れだったけど、登れば風雪。気温は麓で−5℃だったから山頂は−12,3℃と言ったところか。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

焼走りの溶岩流が見えるところが登山口です。インターからの近道と言うか、裏道と言うか、が冬季通行止めです。遠回りしましょう。

コース状況／危険箇所等

前日かその前かわからないけど、まとまった降雪があったみたいで、溶岩流の上から1700m位まで濃厚なラッセル。それから上はツボ足で行けますが、アイゼンとピッケルは必要かと。

その他周辺情報

焼走りに温泉があります。600円です。食堂もありますが、営業時間は未確認。
コンビニは西根インターそばのサンクス。

写真

3/11 6:08

さて出発です。岩手山の全貌が見えたのはこの時だけ。

3/11 6:11

焼走りの溶岩流跡。キレイですなぁ。

3/11 6:37

ヤドリギ。

3/11 7:05

楽には登らせてくれないようだ。

3/11 7:56

どっぷり沈む。今日は一人でフルラッセル・・・。

3/11 7:56

キレイに見えるが、地獄の樹林帯。

3/11 8:48

地獄の樹林帯を抜け出し、何とか第一噴火口跡。

3/11 8:53

第一噴火口から見た焼走り。

3/11 8:56

取付くとおやつなんて食えないかもしれないので、デブの素を補給。

3/11 9:00

長丁場になりそうなので、ドーピングもしてみる。

3/11 9:13

デカ過ぎて距離感がつかめない。

3/11 9:30

ここの稜線でもこんなに沈む。気持ちも沈む。

3/11 10:17

一生懸命登ってますが、全然進まない。

3/11 10:21

ひたすらジグを切る。

3/11 11:15

写真は青空が多いですが、青空を狙って撮ってるだけです。実際はおおよそ雪雲。

3/11 11:15

雪雲が過ぎて太陽が出ると励まされる。

3/11 11:23

あの岩陰で風をかわそう。

3/11 11:43

岩陰でアイゼン装着。

3/11 12:04

買って初めてまともに使うピッケル。

3/11 12:24

この斜度にピッケルのありがたみを実感する。

3/11 12:34

あと少しがツライ。

3/11 12:51

外輪です。足が出ない。

3/11 13:10

無事登頂。感無量。

3/11 13:27

雪が深くてシリセードはイマイチ。

3/11 13:40

例の岩陰でランチ。いつもの太巻きおにぎらず。ジャパニーズブリトー。

3/11 13:41

この白湯の旨さはわたしにしかわからない。

3/11 14:36

罵詈雑言を言いながら悪魔の樹林帯を脱出。

3/11 14:40

あとはだらっと滑るだけ。

3/11 14:43

登って感動下って感謝。

3/11 14:48

ちょうど14：46で黙祷の放送があったので黙祷しつつゴール。あれから6年か。

3/11 14:56

やっぱりアイゼンでやってしまった。

むら重が準備中だったので、ラーメンで締める。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS SH-1 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル上下 ソフトシェル上 ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 針金 常備薬 携帯 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ スキー板 シール おやつ 昼飯 白湯 ヘルメット ゴーグル サングラス 水筒 三脚 アイゼン ピッケル

感想

oyama56

先週のレコに岩手山に登られてる方々がおられたので、それに触発されて挑戦してみました。
東北道を南下して、岩手山が見えるところに来ると、デカイ傘をかぶっていてガッカリでしたが、焼走りまで来ると傘が取れてたので、いそいそと出発。
雪に埋もれた焼走りと朝焼けはとても幻想的で、正面を見れば山頂丸見えの岩手山で、心も体も軽やかに溶岩跡を登って行きましたが、樹林帯に着く頃には雪雲に覆われてガッカリ。
この樹林帯は小さな木が高い密度で生えていて、どこをどう進めば分からない程で、その上にスネまで埋まるラッセルだし、通り抜けるのに大変苦労しました。どっかいい抜け道がないんですかね？
第一噴火口跡まで来ると、果てしなく続く様な一枚の斜面で、この辺からつぼ足で行けると目論んでましたが、ここから岩稜帯までもスキーが埋まるラッセルで、その上、雪と風が吹きまくりで、岩場に着く頃には心がほぼ折れて、帰るという言葉がちらつきましたが、アイゼン付けて10分でいいから登ってみようと気を取り直し、ピッケルとストックで外輪を目指しました。
岩場からはとても登りやすく、また、岩と氷をアイゼンとピッケルで登るのは意外と楽しく、折れかけた心はシッカリと真っ直ぐになり、むさぼる様に登って外輪へと行きました。
外輪に着くと、どっと疲れが出て、足を引きずるように登ってなんとか山頂。僕みたいなハナタレがこの時期に岩手山の山頂に立てるとは思ってなかったので、感無量でした。天気が良ければ山頂を堪能したかったところですが、あいにくの天気でそそくさと記念撮影して下山となりました。
スキーはモナカ雪で全くダメでしたが無事に登頂し下山出来たので良しとします。
このコースの泣きどころは、あの悪魔の樹林帯で、登るも下るも地獄でした。

コメント

remu77

狙っていたら(笑)
死ぬような苦しみ・・・もう心が折れませんね 尊敬します
七滝の時行きたかったなあ〜〜
やばいですね

一言声掛けてくれれば・・・今頃八幡平秘密基地で・・・飲んでZZZZZ~~(笑)

計画はしてるｗピッケルにアイゼン

oyama56

remu77さま。
七滝からお花畑経由で行くのも楽しそうですね。
秘密基地で風呂と酒はとても魅力的🍺
ぜひ実行しましょう❗

ゲスト

勝利の白湯だε-(´∀｀; )
高田道場での特訓の成果が思い切り出せたようですね！
おめでとうございます
写真から岩手山の迫力がすごい伝わってきます。いやほんとすごい
２枚目の写真もすばらしく綺麗。
今日は本当に頑張りましたね！！とても感動した！！
今夜は心ゆくまで飲んじゃって！！

oyama56

slow_songさま。
全く高田さんのおかげでした🏔んでも、ここ最近で一番疲れました。
あの溶岩流跡は平らで歩きやすいので、子連れで行っても楽しめるんじゃないかと思いますよ。
今夜は夜勤なので飲めないんですよ🌊

ぽんた

岩手山でしたか
山頂ゲットおめでとうございます
初ピッケルが役に立ったようですね
シリセードの写真はかなり長い距離を滑っているようには見えるのですが･･

oyama56

shunpontaさま。
ここらで一発キツイのをやりたかったので、行って来ました。とてもキツかったです。
シリセードは20メートルくらいでやめました。歩く方が速かったですね…。

yo-fu

お疲れさまでした！
岩手山の青空いいなぁ〜！
1人でラッセル凄いなぁ、
山頂に着くまでの写真見ながら、心の中でガンバってって言ってました(^^;
ラーメンはニラとニンニク？パワー充電かな。

oyama56

yo-fuさま。
下山後はご飯物が食べたいんですが、昨日の下山時間帯はどこも準備中で、仕方なくラーメンにしました。ちょっと残念でした。

ゲスト

やってしまいましたね
高田さんが、高田さんが泣いてるよ❗
早く行ってあげて(。>д<)

でも、岩手山登り7時間・下り40分ｧｧ

oyama56

marusoraさま。
一番キツかったのは下の樹林帯で、あれがなければ何度行ってもいいようなコースでしたよ。
高田大岳には明日行きます。んでも今時期の中途半端な雪質は乗りづらいんですよね。