坂本峠〜蛤岳〜脊振山


- GPS
- 07:58
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 989m
- 下り
- 987m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は快晴で山歩きに持ってこいの日和であったが、寝過ごしてしまい予定より2時間遅れで出かけた。
初めて行く蛤岳の出発地点の坂本峠には案内板があり、その真横の階段から登り始めた。遅れを少しでも取り戻すためにいつもより早いペースで歩く。途中で何度か砂利の道路と交差しながら進んで行く。
コースが砂利の道路に出た時、水の流れる大きな音が聴こえてきたので、音のする方に近寄って見てみた。するとそこには水が勢い良く流れる水道があり、1m程の段差のところで水が大きく音を立てていた。
水は透明で深さは10cm程だろうか。ちょっとし川のようである。少し進むと川の説明板があり読んでみると、近代に改修されてコンクリートになっているが、400年程前に石で作られたらしい。ここまで来るのも大変なのに、よくこれを作れた物だと感心した。ちょっとした遺跡である。
この水道に沿った砂利道を登って行くと、山肌にある20cm程の白い塊の様なものを見つけた。まさかと思って近寄ってみると、雪である。3月の半ば近くになるのに雪があることに驚いた。この日の前日は、快晴でとても暖かかく、そして今日も同じく快晴でポカポカと暖かい。雪が残っているのが、不思議でならなかった。しかし後で山の寒さの概念を修正されることになるとは、この時は思いも寄らなかった。
水道沿いの砂利道を離れ、山道を登って行く。森の中を歩いていると、時折雪を見かけながら歩く。
最初目的地の蛤岳に着いた。着いてみると、20名程の人が直径10m程の広場に広がって食事休憩だった。周りを見回して見ても展望のない場所だなと、少々残念に思った。食事休憩をしている人が多い中、そちらに向けてバシャバシャと写真を取るわけにも行かないので、案内板辺りだけを写真に収めて、帰りに再びここで写真を撮ることに決めここを後にした。
蛤岳から脊振山に向かってわずか2,3分のところで森の中の一部の範囲に雪があるのを見つけた。蛤岳で温度計を見た時は8度くらいあったのに、ここではだいぶ寒気がする程に空気が冷たい。
更に歩いて行くと、雪が一部に残っている光景を何度も見た。更に進むと今度は歩道に雪が積もっているところが現れた。坂道に雪が積もっているところは、足を滑らせないように慎重に歩いた。
脊振山も近くなった所、谷間に降りて行くとこらがあった。ここには雪が10cm程積もっていた。しかもここは急斜面の木の階段なので歩きにくい。この時期にアイゼンなどいるとは考えなかったので持ってきていない。階段から足を滑らせないように、木の階段に足を挟みこむようにして歩いて下りた。
更に進むと木の渡り廊下の様な通路が現れた。ここは先程と打って変わって暖かくポカポカしており、しかも歩きやすい。
進んで行くと脊振山の駐車場が現れた。案内板がたくさんある。飲料水の自動販売機もあり特に必要に思えなかったが、後でここで補給しておかなかったことを公開した。
自衛隊の門の前の階段を登って行くと山頂へ着いた。神社にお参りした後、景色を眺めた。天気が良いため遠くの山々まで眺めることが出来る。景色を幾枚か写真に収めた後食事を取ることにした。神社の側で食事を取ろうとしたが風が強く寒かった為、キャンプ場に移動して食事を取った。
時間が押していた為、食事後ゆっくりする暇もなく帰路につくことにした。ところが歩き始めた途端足に激痛が走る。来るときにペースを早くして為のせいか、足の筋が晴れあがって、登山靴のハイカットに当たる部分に激痛が走る。痛みを和らげる為にハイカットの部分には靴紐を回さず、下の方で結んで歩くことにした。これである程度の痛みは和らげられたが痛くないわけではないので、おのずとペースは落ちる。ペースを上げられないまま進んで行った。
途中道を間違えつつ、なんとか蛤岳を通過し、蛤水道まで戻って来た。ここで蛤水道の源流まで400mを示す案内板が気になり、源流に寄ってみることにした。だいぶ進んで蛤水道の記念碑らしきものがあり400mは進んで来たと思うのだが、まだ先まで伸びているようなので時間も押してきたこともあり引き返すことにした。
ここから戻る途中持ってきた水2.5ℓ全て飲み切ってしまい、背振山の自動販売機で補給しておけばよかったと後悔した。なんとか無事に坂本峠まで戻ってこられて本日の山歩き終了した。
今日一番頭に残ったことは、この時期この暖かさにもかかわらず雪が多く残っていることでした。雪がふった時はきっと相当積もるのでしょう。いづれ機会があれば雪がふった時に蛤岳から背振山の間を歩いてみたいものです。
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