ニリンソウ咲き始め、菜の花満開の大楠山

2017年03月19日(日) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 11.4km
• 登り: 351m
• 下り: 340m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:49
• 休憩: 1:40
• 合計: 4:29

9:30 前田橋バス停から数分
10:35 11:00 大楠山レーダ雨量観測所
11:08 11:33 大楠山
12:13 13:03 しょうぶ園
13:59 衣笠駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：新逗子駅からバス、前田橋BS下車
帰り：田浦駅まで徒歩

コース状況／危険箇所等

良く整備されたハイキングコースおよび一般道で、危険個所はなかった。

写真

3/19 9:31

前田川遊歩道を歩いていくと、ケキツネノボタン（キンポウゲ科）がお出迎え。

3/19 9:38

瑞々しい黄緑色のヤマネコノメソウ（ユキノシタ科）

3/19 9:41

渓谷っぽい雰囲気の所も。

3/19 9:42

アオキも花の季節。

3/19 9:50

ニリンソウ（キンポウゲ科）が咲き始めていた。

3/19 10:06

地面にへばりつくように葉を広げたキランソウ（シソ科）も青紫の可愛い花をつけていた。

3/19 10:07

タチツボスミレ（スミレ科）が立派な花をつけていた。

3/19 10:07

タンポポ（キク科）も花盛り。これは総苞外片が反り返っていないのでカントウタンポポか。

3/19 10:16

タチツボスミレが群生していた。

3/19 10:32

辺り一面オオイヌノフグリ（ゴマノハグサ科）

3/19 10:35

大楠平の菜の花は満開。

3/19 10:41

色とりどりのハナモモも、ピーク過ぎではあるがきれいに咲いていた。

3/19 10:43

ハナモモはソメイヨシノのようにすぐ散ってしまうわけではないのでまだ楽しめる。

3/19 10:44

春爛漫。気持ちいいなぁ。

3/19 10:46

菜の花が眩しい。

3/19 10:50

3/19 10:52

花数は少ないけどコブシも咲いていた。

3/19 10:55

ハナモモと気象レーダー塔。

3/19 10:57

展望台から見るとこんな感じ。

3/19 10:59

晴れてはいるものの春らしく霞む油壷方面。手前の木々は桜らしく、つぼみが膨らんでいた。

3/19 11:01

名残惜しいが頂上へ。

3/19 11:06

ヒメウズ（キンポウゲ科）。華奢な茎と5mmほどしかない花は微風でも揺れ、撮影が難しい。

3/19 11:25

大楠山頂上展望台から見ると、菜の花畑はほんの一角。

3/19 11:37

この辺りもニリンソウが多い。これから花数も増えてくるだろう。

3/19 11:39

ヒメウズもよく見かける。白い部分は萼片だそうで、中心にある筒状の淡黄色の花弁をかろうじて撮ることができた。

3/19 11:50

送電塔への分岐を過ぎてすぐ、左の道を下り横須賀PA方面へ向かう。ここには道標なし。

3/19 11:58

廃棄物処理場のために新設されたトンネル出入口の対面へ下り立つ。

3/19 11:58

ここはハクモクレン並木で、今が花盛り。

3/19 12:19

3月末まで無料開放されているしょうぶ園へ寄って行く。
ホトケノザ（シソ科）と菜の花。

3/19 12:23

ハクモクレンが青空に映える。

3/19 12:25

遠目にツバキかと思ったらシャクナゲ（ツツジ科）だった。早咲き種かな。

3/19 12:30

菜の花とシャクナゲとハクモクレン。

3/19 12:32

ヒメオドリコソウもシソ科。ホトケノザと花の雰囲気が似ているね。

3/19 12:33

豪華なシャクナゲの花。

3/19 12:35

初夏のイメージが強いシャクナゲだが、見頃を迎えている樹もある。

3/19 12:36

透き通るようなピンクが可愛らしいホトケノザ。

3/19 12:41

クリスマスローズ（キンポウゲ科）

3/19 12:42

下向きの花なので撮影に苦労する。

3/19 12:47

セイヨウスイセン（ヒガンバナ科）は鮮やかな黄色。

3/19 12:48

こちらのフサザキスイセンは副花冠が淡い黄色。副花冠が濃い黄色であるニホンズイセンとは違うようだ。

3/19 13:11

阿部倉町内会館前の庚申塔。正徳三年と刻まれていたので今から204年前のもの。

3/19 13:15

藪地蔵（境地蔵）はちょっと変わった姿をしている。

3/19 13:20

スペースシャトルに・・

3/19 13:20

海賊船に小人の城、楽しそうな幼稚園だなぁ。

3/19 13:22

コンクリートの擁壁に咲くヒメツルソバ（タデ科）。何と強い生命力。

3/19 13:39

草むらに鮮やかな花、カラスノエンドウ（マメ科）。

3/19 13:42

平作七丁目の庚申塔。元禄八年と刻まれていたので今から322年前のもの。

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

感想

rinrinji

3月上旬にインフルエンザかと思われる高熱が出て、慌てて医者に行ったが検査結果は陰性で、3日ほどで熱は下がったものの、山に行く元気が出ず半月が過ぎてしまった。

ようやく体調復活し、まずは軽めの里山歩きということで、菜の花満開の大楠山へ出かけた。

ニリンソウやヒメウズなど春の花が咲き始めており、うららかな春の日を楽しむことができた。

大楠平では紅〜淡紅色のハナモモが、黄色一色の菜の花畑に色を添えていた。まさに春爛漫で元気を取り戻した。

帰りは無理をせずしょうぶ園経由で衣笠駅へ向かった。
7〜3月はオフシーズンということで入園無料のしょうぶ園、入園者も数人しかおらず、しょうぶのないしょうぶ園は殺風景であったが、早咲きのシャクナゲやハクモクレン、クリスマスローズ、季節の野草などをゆったりと楽しむことができた。

阿部倉からは横須賀古道を通って衣笠駅へ。要所要所に地図プレートをはめ込んだ石柱の案内があるのだが、最近は手入れされておらず、地図プレートは判読不能だった。歴史を感じさせる庚申塔などもあるのだが、真新しい住宅が立ち並び古道の面影はほとんどないのが残念だ。