アオネバ渓谷
新潟県
Masa3
その他21人 - GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 624m
- 下り
- 6m
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標高グラフを拡大コースタイム
8:40佐渡観光協会両津港案内所集合
|
8:50[バス]9:10
|
9:30アオネバ登山口
|
10:50アオネバユブ11:00
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11:50アオネバ十字路12:00
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12:50どんでん山荘(昼食)13:50
|
14:00[バス]
|
14:50両津港
| 天候 | 曇り(予報は、快晴だったのに…) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
船
両津《佐渡汽船 ジェットフォイル15:30-14:35》新潟港 ★佐渡汽船駐車場は、GW中(駐車した所から15分も歩く場合ありとのこと)で早めに行って場所の確保とのアドバイスあり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
1.登山口にトイレ有り。 2.今年は昨年(昨年は希に多い雪だったとのこと)以上の雪で十字路付近からはずっと残雪の中を進む。ただし、一週間前は1.5mの雪だったとのこと。 雪解けのスピードはかなり早いと思われる。 3.途中2か所ほど崩れた個所あったけれど、注意すればさほど危険なところはない。 4.雪の中のどんでん山荘だったので、外での昼食より中での山菜そば(天ぷらがうまい!)がお勧め。 |
写真
拍手ここで準備体操と用を足してスタートです!
白のアマナの群生あり。
陽がさしたら開くのでしょうけれど…。
木なのに「フッキソウ」
真珠様の実がつく
葉っぱが❤型で
秋の落葉直後は綿あめのような匂いが一面するのだそう。
その頃またいらっしゃい!とガイドの斎藤さん。
佐渡のカタクリは葉っぱに文様(斑入り様)がありません。
チューリップの葉っぱ見たいです。
根で繋がっているから群生になるのだそうです。
なんとこれが絶滅危惧種だそうです。
お正月に見る花とばかり思っていました。
花を咲かすのに16年もかかるので付いた名前が「延齢草」。
属名のトリリウムはカタクリと一緒の3基数ユリの意味。
矢車草です。
この時期だけこんな褐色なんだそうです。
珍しい花に気を取られていて
雪割草まで気持ちが行きません。
憧れのザゼンソウです。
盗掘が多いそうです。
右側の沢で発見です。
天気予報は、「晴れマーク」だけだったのに…。
十字路から金北山方向に2〜分ほど登った群生地。
休憩中の写真タイムです。
感想
新潟から無雪で行ける山は、まだ角田、弥彦、櫛形エリア…。
せっかくGW中一日だけ休めることになったのだからどこかに行きたいと探していたら、
佐渡観光協会の「アオネバ渓谷自然観察トレッキング」を発見。
http://www.niigata-kankou.or.jp/sado/kyoukai/event/5948.html
2日後というのに、20人定員でまだ8名の余裕。さっそく申し込んだ。
天気予報は、晴れマーク!これは期待できそう!!
それから、ジェットフォイルの予約(早朝割引が効いた。ラッキー‼)をして、全く知識のない佐渡の山のチェックです(なかなか情報がない…)。
朝、5:40家を出発して、佐渡汽船駐車場へ。佐渡汽船のアドバイスも無用で連絡通路すぐ近くに駐車スペースを発見(Good!)。
佐渡汽船両津港での、朝の燃料詰め(朝食)は、南蛮海老の描き上げ天ぷら。おそばがおいしかった♪
「佐渡観光協会両津港案内所」が集合場所。なんと佐渡汽船の降りたターミナル内にあって、至近距離(こりゃ便利だわ!)。
定員20名+ガイドの斎藤さんと祝(ほうり←佐渡には案外ある珍しい名字)さんの一行22名のトレッキングです。
シロネアオイに会えればうれしい、期待参加です。
「アオネバ」地名にしては不思議なカタカナ…。青いねばねばした土…粘土質の土がその地名の由来です。
ガイドの斎藤さんは、葉っぱの香りのこと、植生のこと、生活と木のこと…、ところどころで詳しい説明をしてくださいます。
ミヤマキケマン、ニリンソウ、オオタチツボスミレ(オオタチスミレとは、花の後方の立っているところが紫、オオタチツボスミレは白なんだそうです)、
カタクリ、福寿草、シロネアオイ(念願の^^)これらの群生を見ながらの3時間余。
終着点のどんでん山荘で、冷えた身体煮遅い昼食です。山菜そばを頼んだ人のが一番おいしそうに見えました。裏山から採ってきたのかしらと思うほど新鮮な三歳の天ぷらが山盛りのそばが本当においしそうだった。
(朝そばだったので私はどんでん丼『ただの牛丼(-_-;)』。)
カタクリ、エンレイソウが開花までそれぞれ8年、16年もかかる3基数のトリリウムだという専門的な話。さらにカタクリは、隣の花からの受粉で種を作り、蟻に運ばれて、それから8年しないと開花しないのだそうです。
佐渡のカタクリは、今まで見ていたカタクリと違って、葉に斑が入っていません。丁度、4の倍数の変種のカタクリを見ることができました。
水と木との営みや植生に付いてもところどころで止まって興味深い説明を頂いて、花の写真に興じる山歩きと違った
物知りになったような@@(あくまでもなったような気)新天地佐渡の初山行でした。
佐渡観光協会の斎藤さん、祝さん、ありがとうございました<(_ _)>
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