大藪谷北尾根〜熊笹峠〜とかが尾山〜西おたふく山〜小川谷

コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)唐櫃台駅から神戸電鉄・北神急行にて市営地下鉄三宮駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
小川谷での崩落個所の通過だけ油断しないように、ほかは特に危険個所などはなし |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキングシューズのみ
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感想
今回の目的は、とかが尾山の山頂標識の有無の確認、西おたふく山周辺の878m地点の標識の確認、とした。その二つがスムーズにできるようなルート設定でかつ新しい道の開拓もついでに、と考え、初体験の「大藪谷北尾根」に「熊笹峠の東に入っていく分岐道」を加えて、あとは久しぶりの「小川谷」を組み入れて唐櫃台へ下ることを考えてみたという次第。
西おたふく山の標識と賽銭箱については、いつも楽しみに拝見させて頂いている「notung」さんの山行記録が大いに刺激になって、私も是非その後を追って標識と賽銭箱を見てみたい!という気持ちからで、「notung」さんの記録を参考にさせて頂きました。時間はかかったものの何とか無事に見ることができ大変感謝です。この場をお借りして御礼申し上げます。
「大藪谷北尾根」へは、今回は甲山高校前バス停から北上して、例の盤滝から入っていく道を選んだが、この尾根道は大変歩きやすい道で、小さな沢を何度か渡渉するのもまた気分が変わって良かった。すぐに着くと思っていたが、思っていたより長めの道のりで楽しめた。
「熊笹峠の東に入っていく分岐道」は前から気になっていたもののスルーしていた枝道で、思い切って行ってみることにした。結果はただの水道施設管理道の趣で、笹や草木が繁殖していて若干の藪漕ぎ的な個所もあったので、あえてこの道を歩く必要はあまりないかな、と感じた。ただ、小天狗山を下ろうと思った際、通常は熊笹峠の北へ下る道で芦有ドライブウエイへ出て少しだけ歩かないといけないのだが、それを出来るだけ避けて少ないドライブウエイ歩きで何とかしたいという場合には、この道を歩く他には手立てはないもよう。
「西おたふく山」では電波塔の根元地点は何度も行っているものの、878m地点へはまだ行ったことがなかった。当日は地図も持たない(=正確にはスマホGPSの地図がそこだけキャッシュ不足で上手く表示されなかった)、かなりうろ覚えな状態で近くの山域をあちこちさまよったので、けっこう時間がかかってしまった。山上で時間を効率的に使うには、やはり十分な下準備が必要だ。登る際は無理矢理に斜面に取り付いて木々をかいくぐりながら上がったが、明確な踏み跡があったので下りはそれを忠実に下るとあっという間に道路に出たので拍子抜け。道路から見ると取り付きには気づかかなかったのは反省点。
「小川谷」は以前と大きくは変わりなかった。下流の崩落や倒木の箇所はおおむねそのまま放置されていたので、これはもう手を入れるつもりはないのだろうな、という印象。登山道としては初心者にも向いているので良いと思うのだが。逢山峡方面へ下るには「シュラインロード」と並んで歩きやすい道だ。
「茶園谷」を下る途中でにわかに空が暗くなり、絵にかいたような暗雲立ち込める感じになって、けっこうな量の雨が降ってきて、リュックを背負いつつ雨傘を差しながら、という奇妙な歩き姿に。へんな奴に見えただろうな(笑)。
今回気になったのは、必要性のない無意味なマーキングの現場。誰の役にも立たない、客観的に見て意味不明な、明らかに不要と思われるビニール紐の括り付けは本当にやめてほしい。何の目的で嬉々としてそれをやるのか私には理解不能。おそらく自分がそこを歩いたぞという印なのだろうが、そんなことは他の愛好者には無関係であって、山上のゴミにしかならず、景観も雰囲気もひいては楽しさすらも損なってしまうことに思いを巡らせてほしい。大人なのであれば、やはり年相応の分別や判断力は求められるのではないかと思う。
中級者以上でも道迷いしそうな分岐の多い難解ルートや踏み跡のないようなマイナルートの道しるべに、赤や黄のテープをところどころに巻くのは確かに「意味がある」と感じるし、公的な道標が整備されていないような場所での正確な文字情報が含まれた標識などは「意味がある」と感じるので良いと思うが、明らかな一本道や誰でも分かるような箇所への過剰なペイントやビニール紐だけのマーキングはある種の罪だと思う。今回の件以外でも、大集団での山歩きのルート案内としてあちこちに執拗に印が付けられて、それを最後尾の人が回収せずに放置している例がたまに見受けられるのもちょっと気になる。
山が好きなのなら、自己満足だけのゴミの括り付けはやめようと改めて思う。普段の日常よりちょっとだけ神経質に他者を思いやる気持ちが大切かなと。
rxk00250さん、こんばんは。
小生のくっだらない軟弱記録をご覧戴いて、まったく汗顔の至りです。
3.12にやっと発見して、所定の位置に戻した賽銭箱、
二週間後にまた拝見できて、なんだかウレしくなりました(謎?)
いえいえ御礼などととんでもありません。
逆に小生的に位置的に謎だった、「栂ヶ尾山」のヒントを戴いて
(熊笹峠からの登路を教えて戴いて)
こちらこそ本当に有り難く存じています。
遅ればせながら、併せて感謝です。ありがとうございました
notungさん、コメントどうも有難うございます。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
お陰様で木の標識と賽銭箱をきっちり確認できて、達成感と申しますか、
心地良い満足感でその日の歩きを終えられたので本当に良かったです。
notungさんの山行記録の記事は、関連する様々な情報が細かく記載されているのが
素晴らしいと感じておりますし、山歩き好きの皆さんのお役に立つと確信しております。
また、私自身の今後の山歩きにも具体的な形で大変参考になりますし、大いに刺激にも
なりますので、本当に感謝いたしております。
六甲山系のどこかでひょっこりお会いすることがあるかもしれませんね。
お怪我のないようにこれからも闊歩してください。
私も「五点支持法」をマスターします!
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