丹沢、烏尾山。やったぜつぼ足だ！

2017年04月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,026m
• 下り: 1,027m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:46

6:52 大倉バス停
7:12 竜神の泉
7:40 新茅山荘
7:40 仲尾根登山口
8:37 8:42 烏尾山
8:52 烏尾尾根登り返し地点
9:00 9:13 烏尾山
9:52 烏尾尾根登山口
10:15 竜神の泉
10:38 大倉バス停

＊ 竜神の泉以降は、花を探しつつ撮りつつ牛歩

天候

曇り、上はガスガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き: 渋沢駅北口BS 6:40発 (臨時) 大倉BS 6:52着
帰り: 大倉BS 11:15発 渋沢駅 11:29着 11:39発急行相模大野行に接続

コース状況／危険箇所等

【一般ルート区間】
＊戸川林道
・積雪：なし
・踏跡：8:2で未舗装と舗装の林道

＊烏尾尾根
・積雪：表尾根稜線で深いと 60cm。上部だけ 40〜50cm
・踏跡：明瞭

【バリ区間】
＊作治小屋〜烏尾山 (仲尾根)
・積雪: 標高 750mからは 20cm以上。950mからは膝 40cm。踏み抜くと 50cm以上
・踏跡: 積雪ため評価なし。露出部は明瞭だった。私が最初の踏跡付けました (やったぜ笑)
・特記事項: 尾根は広めだけど、雪庇と思われる箇所あり

写真

4/2 6:52

渋沢駅北口BSには長蛇の列、かな中さん、臨時便あざーす

4/2 6:52

大倉から表尾根。ガス

4/2 7:40

戸川林道をてくてく、仲尾根登山口に到着

4/2 7:46

アセビ一株、満開でした

4/2 7:47

ツチグリさん。いい感じに顕微鏡モードが効いた気がする

4/2 8:02

標高 700mを超えてくるとだんだん積雪量が増えてきました。ノートレースやりぃ

4/2 8:03

一筋の足跡を付ける。まるで雪山みたい笑 ピッケル持ってくるんだったなー

4/2 8:16

右側、なんか怪しい、雪庇っぽい。初めての道ですが、なんとなく尾根の延びかたが想像できます。経験 (場数を踏む)が生きていると感じました

4/2 8:19

振り返ったところ。実際に雪庇かはわかりませんが、安全側を歩きます

4/2 8:28

標高 950m辺りからは、膝 (40~50cm)まで踏み抜き始めますが、まだ膝高さなら歩けます

4/2 8:33

スズタケとツツジの植生に変わったらもうすぐ表尾根

4/2 8:37

表尾根合流。ロープを張っている杭が頭まで埋まってます

4/2 8:37

ガス。ただし視界は数十m確保できている状態。風はなく、天候自体は安定していた

4/2 8:38

深いところでは 60cm。家でメジャーで測って照合してるのでおおむね正確な積雪量です

4/2 8:38

表尾根、塔ノ岳方面。ノートレース。しかしこのガスの中で先駆者になる実力はない

4/2 8:40

烏尾山荘の屋根に届くほどの雪溜りも

4/2 9:08

いったん下って登り返した。ガスが晴れないかなぁって雪見コーヒー

4/2 9:21

残念、ガスは晴れませんでした。下山は烏尾尾根で

4/2 9:52

烏尾尾根登山口

4/2 10:15

竜神の泉

4/2 10:22

マムシグサ

4/2 10:24

4/2 10:26

ヤマルリソウ

4/2 10:28

タチツボスミレ

4/2 10:29

セントウソウ

4/2 10:31

キランソウ

4/2 10:34

オオイヌノフグリ

4/2 10:34

ハルジオン

4/2 10:34

カラスノエンドウ

4/2 10:34

オキナグサ

4/2 10:39

大倉BSに到着

4/2 10:44

朝より見えなくなってる、、下山は正解でした (結果論です)

4/2 10:47

ソメイヨシノ開花状況、といったはいいが、正直これがあとどのくらいで開く状態なのかわからない笑

4/2 10:47

河津桜は葉桜に

4/2 10:48

ハクモクレンは終わり。散り際にはクリームがかった白色の花弁が茶色く変色していく、、錆かバナナが想起される

4/2 11:29

渋沢駅から塔ノ岳方面。下山して正解でした

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

行動着(finetrack L1／L2／ソフトシェル／タイツ／ズボン／ゲイター／ミドルグローブ) 防寒着と予備着(レインウェア(上下)／フリース／ULダウン／グローブ／ニット帽) ザック30L チェーンスパイク 登山靴 ストック(お守り) 行動食 水(1.0L) お湯 (0.75L) ガス コッヘル バーナー 地図 コンパス ヘッデン 携帯 腕時計 サングラス デジカメ 非常食 エマージェンシーキット

感想

miggy510

昨日は緊急に仕事が入って山行けず。計画も立てられていなかったので丹沢に。しかし膝上の積雪とはね。雪山らしくノートレースつぼ足直登できて楽しかったです。なおガスがひどく、ホワイトアウトを恐れて表尾根縦走は断念しました。といいつつ実はつぼ足〜ラッセル縦走への未練が断ち切れず、一旦下り始めたのにまた登り返したのはそのためです笑
登り返したはいいものの、iphoneは圏外で、ラジオの天気予報はその時間は下界の天気しかなく、ガスが晴れるか判断できなかったので結局下山しました。もちろん山行前には高層天気図予想を確認していて、この時間は大崩れしないんじゃないかと考えていましたが、あれはあくまで数値計算の結果なので、現地の状況を一番重要視しました。ましてや山のベテランでも、天気のベテランでもないですから。
「もう来年までまとまった雪はないかもしれない」とか「せっかくノートレース表尾根なのに」とか「これ以上視界不良にはならないんじゃないの」とか脳内会議が起こりますが、とにかく安全側にバイアスがかかった判断を取りました。自分の実力だけに応じて進退を決められる辺りは、単独行ならではかもしれませんね。