記録ID: 1097592
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積雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
谷川岳〜一ノ倉岳〜茂倉岳（天神尾根コース）
2017年04月02日(日) [日帰り]
Kitara
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 08:37
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,266m
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日帰り
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 8:37
16:02
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
駐車場は休日1000円の駐車料金がかかります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
4月1日以降、ロープウェイは休日が7:00〜17:00運行となったので、アタックしやすくなりました。チケット販売窓口は、7時直前まで開きませんでした。売場の横で登山届が提出できますが、事前に記入しておかなくてもチケットは購入できます。 �‥型席娠悄礎�川岳 トレースはしっかりついており、雪が締まっているので快適に進めます。 熊穴沢避難小屋から先は急登が続きますが、ピッケルよりもストックが有効です。ラッセルは皆無でしたが、登りはヒールリフター付きスノーシューがあると威力抜群だと思います。 天候さえ安定していれば、谷川岳までは初心者向きの安全なルートですが、場所によってはクラックや深い踏み抜きが潜んでいますので、雪面の状況には十分注意が必要です。 ��谷川岳〜一ノ倉岳 谷川岳から先は人がぐっと少なくなり、バックカントリーの人達が大半です。 東側に大きく張り出した雪庇から十分距離をとっていれば、比較的安全に進めると思いますが、一ノ倉岳への登り返しはかなり急峻です。 オキの耳より先は、ピッケルに切り替えた方が安心ですが、慣れた人であればストックでも問題なさそうでした。 �０譽料匈戞遡仭匈� 一ノ倉岳より先は、さらに人が少なくなります。 登山道は比較的なだらかですが、稜線の両側が急斜面となっているので、雪庇の張り出しに近い位置を進まざるを得ず、昇温で雪面の状態が不安定になりつつある状況下では、全行程で最も注意が必要な区間だと思います。 一ノ倉岳まででも十分絶景が楽しめますので、これからの時期は、安易に足を踏み入れるのは避けた方が無難かもしれません。 避難小屋は、肩ノ小屋以外は全て深い雪に埋没しています。 トイレはロープウェイ駅で利用できます。 携帯電話（au）は、概ね全域で通信可能ですが、寒冷なのでバッテリーの性能低下には要注意です。 |
| その他周辺情報 | 最寄りの日帰り温泉は、湯檜曽温泉ホテル湯の陣（1054円、タオル付き）です。 |
写真
少し進んだ地点からは、谷川岳へと突き上げる登路がよく望めます。前を歩いている人達がちらほら見えます。
熊穴沢を越えた先から始まる急登の途中で、だだっ広い稜線に飛び出ました。かつて残雪期の積丹岳に登った時の印象によく似ています。
オキの耳から茂倉岳まで続く北方の稜線です。雪庇の巨大な張り出しに驚かされます。
白毛門へと続く長大な尾根の全景が望めます。右奥には尾瀬の山々が控えています。
オキの耳からトマの耳を振り返ります。ひたすら巨大な雪庇に圧倒されます。
万太郎山方面へと続く西方の稜線をアップで。北面は鋭い切れ落ち方です。
たっぷり時間と余力があるので、先行者がいる一ノ倉岳〜茂倉岳へと足を伸ばすことにします。雪庇の張り出しは相変わらず凄いですが、離間距離を確保していれば怖さは感じません。
2
4/2 10:07
たっぷり時間と余力があるので、先行者がいる一ノ倉岳〜茂倉岳へと足を伸ばすことにします。雪庇の張り出しは相変わらず凄いですが、離間距離を確保していれば怖さは感じません。
一ノ倉岳への急登から谷川岳を振り返ると、東面岩壁がド迫力です。
息を切らして山頂標識も避難小屋も見当たらない一ノ倉岳の山頂に立ちました。西方の縦走路の見え方が変わってきました。
東には雪庇、西にはクラックが目視できる間の道を慎重に進みます。
先ほどと同じく山頂標識が見当たらない茂倉岳の山頂に立ちました。全方位最高の絶景が広がります。白毛門方面の峰々と尾瀬の山々がまぶしく輝いています。
1
4/2 11:30
先ほどと同じく山頂標識が見当たらない茂倉岳の山頂に立ちました。全方位最高の絶景が広がります。白毛門方面の峰々と尾瀬の山々がまぶしく輝いています。
一ノ倉岳まで戻ってきて茂倉岳を振り返ると、トレースがはっきり見えます。この辺はバックカントリーの人達が多いです。
オキの耳からトマの耳をアップで。さすがにもう人はまばらになってきました。
オキの耳からトマの耳〜茂倉岳を振り返ります。本当にすごい雪の芸術だと思います。
撮影機器：
感想
今冬シーズン中にぜひ挑戦してみたいと思っていた谷川岳に、滑り込みで登る機会を得ました。
天候と雪面の状態が良く、案外簡単に谷川岳のピークに立ててしまいましたので、トレースがついていたその先の一ノ倉岳と茂倉岳まで足を伸ばしました。
早朝のロープウェイに乗れば、時間的には茂倉岳まで十分往復可能でしたが、一ノ倉岳〜茂倉岳間の雪面の状態は不安定になりつつある感じでしたので、比較的安全なのは一ノ倉岳までだと思います。
一ノ倉岳へは、ちょっと頑張れば足を伸ばせますし、東壁の凄まじい岩壁の光景が迫力満点ですので、時間に余裕がある方にはお勧めです。
今回目に飛び込んできた谷川連峰の未踏の山々に夏山シーズンに登るのを楽しみにしたいと思います。
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