熊野古道 大雲取越・小雲取越 那智→請川BS
猫おば
体力度について
- GPS
- 11:13
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 1,672m
- 下り
- 1,869m
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- 山行
- 6:08
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:10
| 天候 | 4/1 霧雨〜小雨 4/2 くもり後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
JR特急くろしお1号 新宮駅着11：49 ※神倉神社・熊野速玉大社参拝 権現前BS（速玉大社最寄BS）→那智駅前BS ￥560 那智駅前BS→大門BS ￥340 熊野交通バス http://www.kumakou.co.jp/bus/bs001.html 4/2（日） 渡瀬温泉14：58→紀伊田辺16：10 ￥1890 明光バス http://meikobus.jp/ 龍神バスも利用できます。http://www.ryujinbus.com/index.html 紀伊田辺駅16：32 JR特急くろしお26号新大阪行き |
| コース状況／ 危険箇所等 |
たいへんよく整備されていて危険箇所はないと感じます。 道標もたっぷりありますが、集落の中の道はややわかりにくい場所もありました。 登山ポストは各登山口にありました。 |
| その他周辺情報 | マップは熊野ツーリズムビューローのサイトよりＤＷしました。周辺情報も詳しく記載されていてとても役立ちました。ＣＴは登りが辛めかなぁという印象でした。 http://www.tb-kumano.jp/kodowalk/course/kogumo-oogumo/ 小口自然の家 http://koguchi-house.info/ 朝食は6時半からと7時から。夕食は18時からでした。 那智の滝近くの美滝山荘に前泊しました。 http://www.mitaki-sanso.com/ 紀伊勝浦⇔那智山はバス便がけっこうあるので、前泊は紀伊勝浦の温泉旅館やビジホの利用も良いと感じました。 小口自然の家も美滝山荘も宿泊者の8割が外国人でした。驚きました。 |
写真
3/31です。明日からの古道歩きの前にまずは神倉神社に参拝します。
神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる前、一番最初に降臨された聖地といわれてるそうです
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明日からの古道歩きの前にまずは神倉神社に参拝します。
神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる前、一番最初に降臨された聖地といわれてるそうです
朝食前にお参りしに行きました
早朝なので、独り占めで眺めることができました。
清冽・優美・荘厳。
上五文字をなっちゃん先生にご指導いただきたいです
地蔵茶屋までは石の道標です
と嬉しくなるけど、よく滑ります
私的には膝笑い坂とか、尻餅坂とか名づけたいです
こちらは・・・六臂で台座に三猿だから、青面金剛？ということは庚申塚？
小口自然の家の人に尋ねたらよかったなぁ。と後になって思います
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ということは庚申塚？
小口自然の家の人に尋ねたらよかったなぁ。と後になって思います
「えんざいし」じゃないよ。
梵字が三つ刻まれています
右から阿弥陀如来（本宮大社）・薬師如来（速玉大社）・観世音菩薩（那智大社）を表すのだそうです神社なのに、仏なのね。本地仏とか言うのよね、確か
神社なのに、仏なのね。本地仏とか言うのよね、確か
広島から来られたご夫婦と談笑しながら、楽しい夕食でした
登山ポストもあって、ここが実質的な登山口のようです
感想
せっかく近畿地方に在住しているのですから、日本が世界に誇るロングトレイル「熊野古道」は、ぜひ歩いてみたいものだと思っています。
踏破したいものだ！とは小辺路を最初と最後だけ歩いちゃって、もうこの後どうつないだらいいのか、途方にくれている私なので、言わんときます(._.)
小辺路での計画性のなさを反省した私は、この度中辺路を歩くにあたっては、無い知恵を振り絞りました。
古人のひそみに倣うなら、紀伊田辺から本宮大社。熊野川を船で下って、速玉大社・那智大社ときて、雲取越で本宮大社に戻るようです。
それを一気にやるのは難しいので、このたびは大雲取越・小雲取越部分を計画しました。
今後体力的な向上が見込めない年齢の身としては、しんどい部分は先にやっとくに限るのです。
なので、ある程度しんどいのは覚悟していたのですが、霧雨の大雲取越は予想以上だったなぁ・・・
寒いし、景色は白いだけだし、苔むした石畳は滑るし・・・
でも、合羽を着てボンヤリと白い視界の中、あるかなしかの雨音を聞きながら歩いていると、
どんどん現実と解離していく心地がして不思議でした。
自分ははたしてどこを歩いているのだろう？
ひょっとして、冥界への道を歩いているのではないだろうか？
なんて感じていました。
脳内麻薬のしわざはおもしろいです。
おもしろいといえば、雲取越を歩いている間中「ここは日本やんなぁ」って何度も思いました。
宿でも道中でも、外国人＞日本人。
熊野古道は私の想像をこえて、世界的に評価されている場所なのだと、誇りにも思い、自分の認識のなさを思い知らされもしたことです。
なお、私は今回前泊を含めると二泊三日の行程を要しましたが、このルートは向きにこだわらないのなら、公共交通機関利用で一泊二日で歩くことができると思います。
紀伊田辺駅を10時台にでるバスに乗ると、12時前に請川BSに着くので、そのまま小雲取越で小口泊。次の日に大雲取越で那智まで歩いて、バスで紀伊勝浦駅
というのが私の考えたもうひとつの計画でした。
ご参考までに。
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小生、sireotokoと申します。
約一月前にこのコースを歩きました。その時に比べ花が多く咲き、コースの雰囲気が変わった感じを受けました。円座石の梵字もきれいに出てますね。私の時はコケが着いてました。それと春峰入りというのか山伏と歩いている団体の方々に会いました。ほら貝を吹きながら歩く山伏も。
古道を歩くと私も少しだけ異次元に入り込んだような感覚がありました。八咫烏に招かれ歩く感じかな？
siretokoさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
siretokoさんが八咫烏に導かれて、快足で歩いてこられた大雲取越・小雲取越。
私も古人に思いを馳せつつ、時々「雨、やまんかなぁ！もう！」と悪態をつきつつ歩いてきました
山伏の吹くほら貝の音を聞きつつ、というのはいいですねぇ。いかにも巡礼の道らしいです。
私はすれ違う金髪碧眼の方々に「Hey!」とか「こにち〜は。」とかご挨拶いただきつつ歩きたいそうとまどいました
siretokoさんと同じく、私もとても心豊かな経験をしてきました。
良い道でしたねぇ
neko さん、今日は。
私は、歩いたことはありませんが、車で行ける所は行きました。
矢張り、那智の滝は日本一ですね。
ところで、写真No.21の上五は、凡作ですが、「熊野路の」では如何でしょうか？
熊野路の 雨中彩る 梅花かな
mesnerさん、那智の滝は本当に素晴らしいですね。
私も昔観光でまわったことがありますが、その奥にこんなに豊かな歴史の道が続いていると知ったのは野山歩きをはじめてからです。
私の俳句まがいの添削をありがとうございます。
mesnerさんはお優しいけど、「今詠むなら桜でしょう！」ですよね
neko-obabaさん、こんにちは。
良いですよね！？大雲取越・小雲取越。中辺路であり、西国三十三所巡礼の道で、なおかつ靡きを結ぶ大峯奥駈道、小雲取越の一部は伊勢路とも併用の何度もおいしい一本道ですね。
ミシュラン・グリーンガイドの三ツ星コースとして紹介され、特にヨーロッパの方が多く訪れていますね。
また、桜の咲く良い時期に行かれましたねぇ、裏山、、、違う、羨ましいですっ！
DCTさんはこのコースを日帰りで歩いておいででしたね。
博識でおいでなので、お供して語り部役をお願いしたいところですが、私の足ではついて行けん！
本当に良い道でした。歩く楽しみに加えて、道が持つ歴史や物語の楽しみがあり、観光と温泉とおいしいポン酒がある。
実に実にDCTさんがおっしゃるとおり、何度もおいしかった！（ん？ちょっと意味違いますか
ちなみに私は和歌山のお酒は「黒牛」が好きです
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