ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1104297
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

茅ヶ岳、金ヶ岳 念願の「にせやつ」登山

2017年04月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:48
距離
15.8km
登り
1,238m
下り
1,219m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:12
合計
6:42
7:35
21
7:56
7:57
27
8:24
8:25
32
9:28
9:29
15
9:44
9:45
20
10:05
10:06
2
10:08
10:08
11
10:19
11:24
69
14:00
14:01
14
14:15
14:15
2
14:17
ゴール地点
金ヶ岳山頂からは、ほぼピストンするのが当初の計画
金ヶ岳山頂で出会った登山者さんにお誘いいただき「明野ふれあいの里」方面に下山し、林道前山大明神線を経て深田公園に戻るコースを歩みました。
千本桜経由茅ヶ岳登山口に至るルートを歩いたのは、下山ルートを誤ったったことによるご愛敬ということで・・・(笑)
「金ヶ岳登山口&林道前山大明神線」から林道分岐までの区間は道迷いの区間を除けば舗装道路を歩いています。
天候 快晴、春霞
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道路韮崎インターチェンジから昇仙峡ラインを経て約7km、10分ほどで駐車場に至ります。
コース状況/
危険箇所等
全般に危険個所はありません。
登山口から女岩までは比較的まったりした道を進みます。
女岩付近は落石のため通行できず、う回路があります。
この場所を過ぎると急登が続きます。
「深田久弥先生終焉の地」の碑を過ぎると岩場がありロープが設置されている箇所などあります。
まもなく茅ヶ岳山頂で、この日の山頂は泥濘状態でした。
大きな石などに足場を求めれば特段支障はありません。
山頂を過ぎて金ヶ岳に向かいました。
最初は北向きの登山道を下りますが、日当たりが悪く泥濘です。
慎重に足を運びました。
登りに入れば陽当たりのよい場所なので歩きやすくなります。
偽ピーク一つを越え、ここが金ヶ岳山頂かと思わせる頂にでます。
山頂標識は無く、後で調べるとどうやら金ヶ岳南峰と思われます。
いったんしっかり下り、改めて金ヶ岳山頂を目指します。
その他周辺情報 日帰り温泉施設「ゆーぷるにらさき」に寄りました。
市外の方は入浴料850円です。
受付後渡される半券で、道路向かいにある道の駅で、ソフトクリームかうどん、そばが100円引きになります。
温泉とプールのある複合施設です。
深田記念公園は駐車場から約300m
茅ヶ岳登山道に向かう途中からいったんコースを外れ左手方向にあります。
日本百名山でその名を知られる深田久弥氏を偲んでこの公園が設けられているようです。
さらに毎年4月第3日曜日が「深田祭」。
2日後でした。記念登山などイベントが行われるようです。
2017年04月14日 07:35撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
4/14 7:35
深田記念公園は駐車場から約300m
茅ヶ岳登山道に向かう途中からいったんコースを外れ左手方向にあります。
日本百名山でその名を知られる深田久弥氏を偲んでこの公園が設けられているようです。
さらに毎年4月第3日曜日が「深田祭」。
2日後でした。記念登山などイベントが行われるようです。
深田久弥氏と茅ヶ岳に関して記されています。
2017年04月14日 07:36撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 7:36
深田久弥氏と茅ヶ岳に関して記されています。
まったりとした登山道を歩いています。
2017年04月14日 07:41撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 7:41
まったりとした登山道を歩いています。
青空のもと気持ちの良い山歩きを楽しんでいます。
2017年04月14日 07:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 7:50
青空のもと気持ちの良い山歩きを楽しんでいます。
雑木林の中を散策(^。^)
2017年04月14日 07:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/14 7:50
雑木林の中を散策(^。^)
林道分岐に差し掛かります。
舗装道路を横断して再び登山道に入ります。
下山時はここまで林道(舗装道路)を歩いて来て、ここからもと来た登山道を下りました。
2017年04月14日 07:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/14 7:59
林道分岐に差し掛かります。
舗装道路を横断して再び登山道に入ります。
下山時はここまで林道(舗装道路)を歩いて来て、ここからもと来た登山道を下りました。
女岩の水場が使えないのでここが最後の水場だと看板が出ていました。
でも、水が出ていません(>_<)
2017年04月14日 08:13撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 8:13
女岩の水場が使えないのでここが最後の水場だと看板が出ていました。
でも、水が出ていません(>_<)
登山道脇の大岩、おいらの背丈の2倍はありそうですが、そんな岩の上にへばりつくように根付いている樹がありました。
彼の生命力に拍手・・・です。
2017年04月14日 08:26撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
4/14 8:26
登山道脇の大岩、おいらの背丈の2倍はありそうですが、そんな岩の上にへばりつくように根付いている樹がありました。
彼の生命力に拍手・・・です。
「女岩手前50m 山頂まで60分 女岩付近落石多く、立ち入り禁止。」と記されていました。
ここから急登始まります。
2017年04月14日 08:30撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 8:30
「女岩手前50m 山頂まで60分 女岩付近落石多く、立ち入り禁止。」と記されていました。
ここから急登始まります。
写真で見るより実際は急です。
2017年04月14日 08:34撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 8:34
写真で見るより実際は急です。
ようやく稜線に出ました。
歩き始めて1時間20分ほどです。
女岩から30分ほど。
2017年04月14日 08:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 8:59
ようやく稜線に出ました。
歩き始めて1時間20分ほどです。
女岩から30分ほど。
稜線に出てすぐにこの碑の場所にたどり着きます。
「深田久弥先生終焉の地」と記されています。
山行の中で死ねるなんて・・・彼は幸せだったんだろうと・・・僕は思う。
2017年04月14日 09:01撮影 by  SO-01G, Sony
3
4/14 9:01
稜線に出てすぐにこの碑の場所にたどり着きます。
「深田久弥先生終焉の地」と記されています。
山行の中で死ねるなんて・・・彼は幸せだったんだろうと・・・僕は思う。
岩場があります。
こう来なくっちゃと思いますが、気を付けて登れば特に危険はありません。
2017年04月14日 09:16撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 9:16
岩場があります。
こう来なくっちゃと思いますが、気を付けて登れば特に危険はありません。
茅ヶ岳山頂(1704m)です。
奥に見えるのは(金ヶ岳1,764 m)です。
霞んでいて写真ではよく見えませんが、八ヶ岳も見えていました。
2017年04月14日 09:23撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
9
4/14 9:23
茅ヶ岳山頂(1704m)です。
奥に見えるのは(金ヶ岳1,764 m)です。
霞んでいて写真ではよく見えませんが、八ヶ岳も見えていました。
少し霞んでいますが、南アルプスが望めているんです。
2017年04月14日 09:22撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
4/14 9:22
少し霞んでいますが、南アルプスが望めているんです。
金峰山
山頂の「五丈岩」が見えてるような・・・気がします。
2017年04月14日 09:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
3
4/14 9:27
金峰山
山頂の「五丈岩」が見えてるような・・・気がします。
石門(岩門)というようです。
軽く身をかがめるだけで通過できるほど大きいです。
これは通過した後、金ヶ岳山頂方面から振り返って撮影したものです。
2017年04月14日 09:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
3
4/14 9:47
石門(岩門)というようです。
軽く身をかがめるだけで通過できるほど大きいです。
これは通過した後、金ヶ岳山頂方面から振り返って撮影したものです。
ところどころにイワカガミの群生が見られるので、花の季節は大いに目を楽しませてくれるものと思います。
2017年04月14日 10:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4/14 10:02
ところどころにイワカガミの群生が見られるので、花の季節は大いに目を楽しませてくれるものと思います。
ちょっと登りごたえのある個所がところどころにあり・・・楽しいです(^。^)
2017年04月14日 10:07撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
1
4/14 10:07
ちょっと登りごたえのある個所がところどころにあり・・・楽しいです(^。^)
金ヶ岳山頂に到達しました。
霞んでいますが南アルプスが望めています。
一番右側、甲斐駒ケ岳です。
その左に鳳凰三山です。
その左にある北岳は、手前の山脈に隠れて山頂がかろうじて見えるだけです。
2017年04月14日 10:19撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
4/14 10:19
金ヶ岳山頂に到達しました。
霞んでいますが南アルプスが望めています。
一番右側、甲斐駒ケ岳です。
その左に鳳凰三山です。
その左にある北岳は、手前の山脈に隠れて山頂がかろうじて見えるだけです。
金ヶ岳山頂標識
標高1,764mと記されています。
もうちょっとましな標識を・・・・
下山はほぼピストンの予定でしたが、ここでお会いした若い登山者さんにお誘いいただき、「東大宇宙線観測所」「明野ふれあいの里」方面に向かうことにしました。
まずは、まったりと昼食タイムです。
2017年04月14日 10:22撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
4/14 10:22
金ヶ岳山頂標識
標高1,764mと記されています。
もうちょっとましな標識を・・・・
下山はほぼピストンの予定でしたが、ここでお会いした若い登山者さんにお誘いいただき、「東大宇宙線観測所」「明野ふれあいの里」方面に向かうことにしました。
まずは、まったりと昼食タイムです。
金ヶ岳山頂から望む茅ヶ岳
茅ヶ岳山頂までは登山者さん結構登ってこられてましたが、こちら金ヶ岳まで来られる方、実に少ない。
こちらもいい山だと思うけど・・・・
2017年04月14日 10:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
4/14 10:27
金ヶ岳山頂から望む茅ヶ岳
茅ヶ岳山頂までは登山者さん結構登ってこられてましたが、こちら金ヶ岳まで来られる方、実に少ない。
こちらもいい山だと思うけど・・・・
下山開始して、手前金ヶ岳南峰、左端に茅ヶ岳山頂を望みます。
2017年04月14日 11:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
2
4/14 11:40
下山開始して、手前金ヶ岳南峰、左端に茅ヶ岳山頂を望みます。
下山途中に八ヶ岳の展望のいい場所があります。
2017年04月14日 11:44撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
4
4/14 11:44
下山途中に八ヶ岳の展望のいい場所があります。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール

感想

かねて気になっていた茅ヶ岳に登ってみた。

なぜ気になっていたか。
ネットで引いた「日本の地名がわかる事典」の解説には
「山梨県北西部にある成層火山。標高1704m。西麓(せいろく)はやせ地のため開発が遅れ、江戸時代中期の朝穂堰(ちょうほぜき)完成により開田。現在は野菜・ブドウ栽培や酪農が行われる。長く裾野(すその)が延びた山容から「にせ八ヶ(やつが)岳」ともよばれる。」とある。

自分の30年以上前の経験で、JR中央東線を東京に向かう車窓越しにいったん八ヶ岳の姿を観納めたと思うそのあとで再び八ヶ岳の姿を認めて驚いたというもの。

実はこれが八ヶ岳ではなくて茅ヶ岳であったわけで、つい最近「にせやつ」(にせやつがたけ)という呼び名を聞いて、とんと納得がいったという次第。

標高1700m余りのこの山だけでは物足りなさが残る、そこで金ヶ岳まで縦走する計画とした。

この日は晴れてはいたものの、霞んでいて残念ながら富士の眺望は全くなし。(途中中央高速道路からはそこそこ見えていたが・・)
南アルプス、八ヶ岳は何とか望めていたという感じ。
春霞の時期が終わったら、花の時期にでも改めて友人誘って登ってみたいと思う。

実際登ってみた印象として、初心者向きの登りやすい山という印象。
それでも女岩をすぎるとそれなりの急登あり、稜線に到達後はちょっとした岩場有りで楽しめる。

「深田久弥終焉の地」という、気を引くキャッチフレーズもあるが、それに負けない魅力のある山だと思う。

金ヶ岳まで行くと、さらに登りごたえが加わって山登りを楽しんだ気分にさせてくれる。
そこからもとの深田公園の登山口に戻るだけで十分楽しめるが、今回偶然の出会いから「明野ふれあいの里」方面を経由しての下山を選択した。
こちらの下山道もなかなか楽しめる。
終盤に舗装道路をたくさん歩くことをいとわなければではあるが。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1045人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら