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Yamareco

記録ID: 1107742
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

チャオから継子岳に登って間違えてマイアに滑り込むと・・・

2017年04月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:39
距離
9.9km
登り
873m
下り
1,245m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
1:01
合計
6:36
11:46
12:37
26
13:03
13:13
67
14:20
14:20
90
マイアスキー場トップ
15:50
ゴール地点
天候 晴れのち曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
チャオ御岳の駐車場 無料
ゴンドラ片道切符 900円
コース状況/
危険箇所等
斜面は急なので滑落に注意
駐車場から継子岳を望みます
2017年04月16日 08:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 8:38
駐車場から継子岳を望みます
ゴンドラ山頂駅の様子、乗鞍岳が眩しい。
2017年04月16日 09:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 9:13
ゴンドラ山頂駅の様子、乗鞍岳が眩しい。
ここから登山ルート
2017年04月16日 09:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 9:13
ここから登山ルート
最初は樹林帯
2017年04月16日 09:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 9:17
最初は樹林帯
森林限界近くで谷筋に出ます
2017年04月16日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 9:45
森林限界近くで谷筋に出ます
ここをスキー担いでアイゼンピッケルで登ります
2017年04月16日 09:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 9:58
ここをスキー担いでアイゼンピッケルで登ります
斜面と乗鞍岳。霧氷が美しい。
2017年04月16日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 10:12
斜面と乗鞍岳。霧氷が美しい。
徐々に険しくなってきます
2017年04月16日 10:12撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 10:12
徐々に険しくなってきます
先行者もアイゼンで頑張ってます
2017年04月16日 10:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 10:17
先行者もアイゼンで頑張ってます
この岩場を越えて右の斜面へ
2017年04月16日 10:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 10:52
この岩場を越えて右の斜面へ
ここを登ります
2017年04月16日 10:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 10:59
ここを登ります
あと少し
2017年04月16日 11:17撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/16 11:17
あと少し
雪の御嶽山、2年ぶりです。
2017年04月16日 11:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 11:18
雪の御嶽山、2年ぶりです。
剣ヶ峰
2017年04月16日 11:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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剣ヶ峰
摩利支天山と奥に継母岳
2017年04月16日 11:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 11:20
摩利支天山と奥に継母岳
五の池小屋が見えてきました
2017年04月16日 11:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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五の池小屋が見えてきました
飛騨乗越
2017年04月16日 11:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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飛騨乗越
小屋はだいぶ顔を出しています
2017年04月16日 11:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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小屋はだいぶ顔を出しています
入り口側はもうすっかり
2017年04月16日 11:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 11:49
入り口側はもうすっかり
もう一度剣ヶ峰ズーム
2017年04月16日 11:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 11:54
もう一度剣ヶ峰ズーム
わざわざ持って上がった御嶽山の竹傘を被って土下座!しかし強風で竹傘が壊れるというオマケつき・・・
2017年04月16日 12:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 12:26
わざわざ持って上がった御嶽山の竹傘を被って土下座!しかし強風で竹傘が壊れるというオマケつき・・・
継子岳に戻ります
2017年04月16日 12:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 12:46
継子岳に戻ります
山スキーヤーが準備中です
2017年04月16日 12:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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山スキーヤーが準備中です
継子岳
2017年04月16日 13:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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継子岳
山頂の雪は飛ばされてます
2017年04月16日 13:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 13:03
山頂の雪は飛ばされてます
さてここから滑ります・・・ってすでにマイアスキー場をチャオと思い込んだ構図に(汗)
2017年04月16日 13:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 13:15
さてここから滑ります・・・ってすでにマイアスキー場をチャオと思い込んだ構図に(汗)
斜度が緩いなぁと違和感を感じつつも
2017年04月16日 13:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 13:34
斜度が緩いなぁと違和感を感じつつも
トラバース途中の沢筋
2017年04月16日 14:22撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 14:22
トラバース途中の沢筋
滝が凍ってました
2017年04月16日 14:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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滝が凍ってました
たぶんもう見ない光景(笑)
2017年04月16日 14:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 14:50
たぶんもう見ない光景(笑)
お尻のような
2017年04月16日 15:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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お尻のような
どこも似たような感じの斜面
2017年04月16日 15:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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どこも似たような感じの斜面
やっとチャオのゲレンデが見えてきました
2017年04月16日 15:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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やっとチャオのゲレンデが見えてきました
最後は藪漕ぎでゲレンデに復活
2017年04月16日 15:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/16 15:39
最後は藪漕ぎでゲレンデに復活
チャオからの乗鞍岳
2017年04月16日 15:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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チャオからの乗鞍岳
ズーム
2017年04月16日 15:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ズーム
無事に戻ってきた記念(笑)
2017年04月16日 15:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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無事に戻ってきた記念(笑)
遅くなりましたがゴール
2017年04月16日 15:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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遅くなりましたがゴール

感想

昨年は雪が少なくて雪の御嶽山に行けずじまいでした。あの景色をまた見たくなったのでチャオ御岳から継子岳、そして五の池小屋にまで行ってきました。
前日1時起きで午後から用事も済ませたのであまり早起きできず、3時起きでゴンドラを利用します。8:30スタート、片道900円、往復なら1500円です。
駐車場は相変わらず賑わっていて、いつものように登山口に数台…なんて風景とはまるで違います。混雑したゴンドラに乗るのは大変です。スキー板が太くてゴンドラの外には刺さらず中に持ち込むという顰蹙状態。無駄に大きいザックと…。

ゴンドラ山頂駅からは同じように入山されるかたがおられます。御嶽山への入山は岐阜県への登山届提出が必要で、おんたけ2240側からは冬季は入山できません。最新情報を入手して確認してください。
最初はよく締まった雪で快調に樹林帯を登ります。森林限界が近づくとハイマツが茂ってますから、歩くルートをよく確認します。雪の硬さから早めにアイゼン装着、シートラーゲンにしてピッケルとピックストックで谷筋に降りて歩きます。
なるべく安全なルートを探して歩きます。その日によって雪の状態は変わりますから判断力が要求されます。
斜度が急になるにつれ、ピッケル駆使して四つん這いで登ることもあります。途中で強風の岩場を通過して隣の谷筋に移動、空気の薄さから息が荒いですがなんとか登り切って、先に飛騨乗越を目指します。ここでアイゼンは終了、シール歩行にします。
ほぼ登山道沿いに歩きますが、雪が飛ばされて岩が出ているとこが多く歩きにくいですがそのままシールで進みます。
五の池小屋は南側がすっかり雪が融け、いつでも入れそうな感じです。北側はまだ1階が埋まってます。
強風のなか飛騨乗越の祠に土下座して、継子岳に戻ります。すると登山者が見え、皆さん登頂かな〜と思いました。
継子岳に登頂すると先ほどのパーティーがスキーで下山されるところでした。ここでGPSの目的地を設定しなかったのがまず失敗の元でした。
いよいよシールを剥がしてスキー滑降です。思ったよりも斜度が緩いな…と思いましたがそもそも隣の斜面から登りましたからこんなもんかな、と思いました。先行するパーティーは順に滑降していきます。
GPSを見ながら下山ルートを確認して、谷筋から尾根筋に戻る場所を探し、無事に尾根筋にあるトレースも見つけて安心します。しかしGPSに登って来た自分のトレースがないことに気付きます。これもGPSの電源を誤って切ってしまったせいかな?と思い込んでました。迷わないようにセットした目的地は地図上のリフトの終点でした。これがまさかマイアのトップだとは想像にもしませんでした。
樹林帯には適度にスキーのトレースがあり、景色もチャオのそれと同じなので何の疑問もなくGPSを目的地に向け間違えないように進みます。そうしてようやくゲレンデが見えた!と思ったら何かチャオとは違う、誰も居ない・・・営業終了には早すぎるし・・・と思ってGPSの地図を調べると、何と登ってきた軌跡はチャオからしっかり伸びてました。ここまで来てようやくマイアのトップだと言うことに気がついて愕然、何と言う失敗でしょう。あまりにも似た地形と眺め、同じ様な山スキーヤーのパーティーがマイアに下って行ったこと、ゲレンデの形も何となく似ている、以前GPSのボタンを長く押しすぎてGPSの電源を切ってしまいログが取れなかった経験、というのが重なり間違ってしまったようです。さてここからマイアのゲレンデを下って得意のタクシーを呼んでチャオに戻るか、はたまた樹林帯をトラバースしてチャオに戻るか、前者は距離がかなり長くなりそうでかつタクシーもなかなか来なさそう。調べたら25kmくらいでした。DAIWA TAXIに電話したら間違いなく「おんたけ?ここは金沢のタクシー会社ですよ!」って言われるでしょう(笑)
後者はチャオのトップまで直線距離1.7km、下り基調でも2kmくらいとそれほど長くありません。時刻は2時過ぎでまだ余裕があるのでトラバースしてチャオに戻ることにしました。またまたシールを貼り付けて歩きます。
どのように進むのか地形図を確認しておきます。谷筋や尾根筋が3本ずつくらいあるので、急な部分を避けられるように選びます。それにはしばらくは平行移動、その後は下降するというルート取りです。間違って急峻なルートにならないよう慎重にGPSで現在地を確認しながら移動します。チャオのゲレンデが見えた時にはさすがに安心しました。もう夕方近くでゲレンデを滑っている人も少なく、ゴンドラに乗車している人もまばらでした。駐車場の車も随分少なくなってました。

無事に戻ってきはしましたが、それにしても下山するスキー場を間違えるなんて大失敗をするなんて想像もしてませんでした。偶然に偶然が重なると予想外のことが発生するという典型だと思います。怪しいと思ったら、「もしかして?」と自分を疑うことを忘れないように、というお告げのご利益だったのかも知れません。

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コメント

参考に・・・ならんかった(笑)
momochann、こんばんは。

チャオから継子岳は今シーズン行きたいルートだったので参考にしようかとレコを拝見しましたが、想像してたルートと違ってました(笑)
やっぱりmomochannには薮近木が必要なんですよ(笑)

たぶんそこからダイワタクシー呼んだ人はいないでしょうね。間違いなく。
2017/4/19 5:49
Re: 参考に・・・ならんかった(笑)
Sanchanさんおはようございます!

たまには私も上品に一般的なルートを行こうとしたのですが、この結末でした(笑)
もう一般人には戻れないということでしょうかね〜

おんたけからDAIWA TAXI呼んだらイタズラ電話と思われて無視されること間違いなしです
2017/4/19 7:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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