菜畑山・今倉山・二十六夜山


- GPS
- 05:24
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,382m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:22
天候 | 晴れ、雲多し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
cf. 和出村へ行くバスは富士吉田から出ているようです。調べたところ、都留から直通のバスはなさそうです。 <帰り> ”芭蕉 月待ちの湯” から都留市内循環バスに乗り、都留市駅まで(バス代 200円)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
”和出村”バス停から、登山道に入るまで標識がない。 その後は、このルートは、登山道と標識はしっかりしている。 危険な場所は特になし。 |
その他周辺情報 | 温泉: 帰りのバスを待つ間に、”芭蕉 月待の湯” で入浴 |
写真
感想
山と渓谷社の新・分県登山ガイド "山梨県の山” に、載っている今倉山・二十六夜山に、菜畑山(”なばたけうら”と読むとのこと)を加えての山行を計画しました。
菜畑山は、いままでの記録を見ると、登山口までの順路がわかりにくいとの記載が多いため、事前に多くの記事を読んで目星をつけて行ったため、迷うことがなくすんなりと登ることができました(写真の解説を参照くだされば幸いです)。
菜畑山は山梨百名山ですので、このルートを歩きましたが、山梨百名山にこだわりのない人であれば、今倉山・二十六夜山の山行の方が、時間的にも楽で、素晴らしい風景が見られます。
実際、和出村バス停から菜畑山〜今倉山までは、ご夫婦の方とトレランの人2人に会ったのみでしたが、今倉山山頂からは、ある程度の登山者の方が歩いていました。(今倉山に登山された方に聞いた情報では、都留駅から出発する今倉山登山口(バス停:道坂隧道)への朝一番のバスは、結構混み合っていたとのことでした)
今倉山西峰から、二十六夜山までの稜線上は、葉がみな落ちた落葉樹林が綺麗で、さらに赤岩からの展望は絶品と言えます。分県登山ガイドで「今倉山のピストンでは、いかにもったいない。赤岩までは行くべきである。」の記載がありますが、さすがにその通りでした。
赤岩からの眺望は、この日は、雲が多く富士山はわずかな部分しか見えませんでしたが、羅針盤を参考にすると、東は筑波山、東京タワー(この日はみえません)、八ヶ岳、甲斐駒、北岳、赤石岳・・・御正体、丹沢と360度のパノラマをみることができました(その他、まだまだリニア実験線や中央線沿線の山々もみえます)。是非、皆さんにお勧めします。
”二十六夜山”・・・ちょっと何かありそうな山の名前に惹かれました。調べたところ、その昔、十五夜(旧暦8月15日)、十三夜(旧暦9月13日)、二十六夜(旧暦7月23日)が代表的な月見の行事で、月が出のを待って食べたり飲んだりしながら楽しんだようです。ということは、その昔の人は、二十六夜にこの山に登ってきて月見を楽しんだということでしょうか? その日、この山にいると月はどこから出るのでしょうか、ちょっと興味が掻き立てられた山でした。因みに2017年の "二十六夜”は、 9月16日のようで、月の出は 0:50 位のようです(ネット検索して調べてみました)。登山と関係ないことを書いてしまいましたが悪しからず・・・。
さて、二十六夜山からの下山道は、沢に降りる地点が地図上からはっきりした目安がなさそうで少し不安に思っていましたが、ちゃんと標識で誘導されていて安心しました。
最後に、この山行で、山と渓谷社の新・分県登山ガイド "山梨県の山” (旧版)に挙がっている山名のすべてを登り終わりました(本に記載されたルートでなく、他のルートで登ったものも多々あります)。無事に完登することができ、今ちょっとうれしい気分に浸っています。
新版には、また新たな山梨の山がいくつか載っていますので、これからはそちらも登ってい行くとともに、山梨百名山の完登も目指していきたいと思います。
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