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Yamareco

記録ID: 112534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰山/地蔵岳ピストン(初心者の貧弱脚で日帰り)

2011年05月21日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.0km
登り
1,743m
下り
1,743m

コースタイム

ざっくりですが、31歳初心者の足で。

3:45青木鉱泉-5:45南精進滝-7:30白糸滝-8:10五色滝-(鳳凰小屋/30分休憩)-11:20地蔵岳-12:15下山開始-17:15青木鉱泉
天候 終日快晴。微風。奇跡的な最高のコンディションに恵まれました。
(撮った写真に雲が写ってないぐらい)
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
JR新宿〜JR韮崎。韮崎駅からタクシーで青木鉱泉(片道40分)。
行きが深夜料金で8000円。帰りが7200円。
(青木鉱泉からは17:00に韮崎駅行きのバスがあるようです。)
コース状況/
危険箇所等
5/21 山間でも気温は20度近いが山頂付近に残雪あり。
(薬師岳方面へ行く方は、21日時点ではアイゼンが必要な様子でした)

青木鉱泉は1,000円で入浴できます。
帰ってきてタクシーを待つ間のひとっ風呂は最高でした。
夜明け前の青木鉱泉。真っ暗な中、ドンドコ沢登山道へ。
2011年05月22日 14:49撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:49
夜明け前の青木鉱泉。真っ暗な中、ドンドコ沢登山道へ。
登り始めは歩きやすい道のため(ルート外も歩けてしまい)、ルートからはずれそうになること数回。早朝スタートは気をつけないと。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
登り始めは歩きやすい道のため(ルート外も歩けてしまい)、ルートからはずれそうになること数回。早朝スタートは気をつけないと。
何箇所も小さな沢を横断。南アルプスの天然水が冷たい。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
何箇所も小さな沢を横断。南アルプスの天然水が冷たい。
せせらぎというには少しうるさいけど、水の音に癒されます。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
せせらぎというには少しうるさいけど、水の音に癒されます。
友人の水を記念撮影。おかえりなさい。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
友人の水を記念撮影。おかえりなさい。
ニッポンの自然美デスネ。個人的には、ドンドコ沢コースで正解でした。
2011年05月22日 14:51撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:51
ニッポンの自然美デスネ。個人的には、ドンドコ沢コースで正解でした。
ルート上に現れる南精進ヶ滝。豪快に流れ落ちています。
2011年05月22日 14:51撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:51
ルート上に現れる南精進ヶ滝。豪快に流れ落ちています。
南精進ヶ滝の下部。プール状の小壷で止められ扇状に広がって落ちています。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
南精進ヶ滝の下部。プール状の小壷で止められ扇状に広がって落ちています。
山道は苦しいので、自然と水に出会った時の写真ばかり撮ってしまう・・・;コースの記録もしなきゃだめですね。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
山道は苦しいので、自然と水に出会った時の写真ばかり撮ってしまう・・・;コースの記録もしなきゃだめですね。
白糸の滝。糸というには豪快すぎる水量です。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
白糸の滝。糸というには豪快すぎる水量です。
白糸の滝からほどなくして、これまた圧倒的な滝の「五色滝」登場。2,000m以上の場所でこの水量と落差はすごい迫力。そして常に虹がかかった幻想的な空間です。
2011年05月22日 14:51撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:51
白糸の滝からほどなくして、これまた圧倒的な滝の「五色滝」登場。2,000m以上の場所でこの水量と落差はすごい迫力。そして常に虹がかかった幻想的な空間です。
五色滝は滝壷にも入ることができます。霧状の天然水シャワーが吹き荒れる中、凍えながら撮影。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
五色滝は滝壷にも入ることができます。霧状の天然水シャワーが吹き荒れる中、凍えながら撮影。
登山道中に滝をたくさん見ることができ、飽きません。日帰りなのが悔やまれる・・・。
2011年05月22日 14:51撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:51
登山道中に滝をたくさん見ることができ、飽きません。日帰りなのが悔やまれる・・・。
薬師岳側は、地蔵岳に比べて残雪が多そうでした。(こちらから見えるのが北東側斜面のためかも)
2011年05月22日 14:53撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:53
薬師岳側は、地蔵岳に比べて残雪が多そうでした。(こちらから見えるのが北東側斜面のためかも)
やっと登場オベリスク。ひと目でわかる異様な姿です。鳳凰の嘴だとか、中二病的な呼称にワクワク・・・。
2011年05月22日 14:53撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:53
やっと登場オベリスク。ひと目でわかる異様な姿です。鳳凰の嘴だとか、中二病的な呼称にワクワク・・・。
鳳凰小屋手前の沢で突然、日本庭園のような美しい空間が現れます。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
鳳凰小屋手前の沢で突然、日本庭園のような美しい空間が現れます。
樺っぽい木?と残雪、小川。滝とは違った癒しです。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
樺っぽい木?と残雪、小川。滝とは違った癒しです。
突然静かな景色に変わったので「遭難して三途の川に来たか」なんて思うぐらい(笑)
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
突然静かな景色に変わったので「遭難して三途の川に来たか」なんて思うぐらい(笑)
鳳凰小屋を過ぎて地蔵岳手前のザレ場。ここはめちゃくちゃキツイです。疲れた足を砂に引きずられながら急な坂を登ります。下った人の足跡に惑わされず、地道に登るのが大事。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
鳳凰小屋を過ぎて地蔵岳手前のザレ場。ここはめちゃくちゃキツイです。疲れた足を砂に引きずられながら急な坂を登ります。下った人の足跡に惑わされず、地道に登るのが大事。
地蔵岳登頂!西側に甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳が見えます。
2011年05月22日 14:52撮影 by  DSC-T10, SONY
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5/22 14:52
地蔵岳登頂!西側に甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳が見えます。
甲斐駒ケ岳。カッコイイ。
2011年05月22日 14:53撮影 by  DSC-T10, SONY
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5/22 14:53
甲斐駒ケ岳。カッコイイ。
地蔵岳山頂にある地蔵。こんな時だけ真剣に拝んでおきます。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
地蔵岳山頂にある地蔵。こんな時だけ真剣に拝んでおきます。
残るオベリスクを見上げる。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
残るオベリスクを見上げる。
せっかく来たので・・・オベリスクに挑戦開始。花崗岩なので掴みやすく、最初はヒョイヒョイ登れます。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
せっかく来たので・・・オベリスクに挑戦開始。花崗岩なので掴みやすく、最初はヒョイヒョイ登れます。
モアイ発見。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
モアイ発見。
登りやすいけど、下るのは結構難しいです。練習しておけばよかった。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
登りやすいけど、下るのは結構難しいです。練習しておけばよかった。
ラスボスのオベリスク先端部。8mほどのチムニー。・・・が、一人ぼっち。命綱無し。経験も無し。空の中で風に吹かれて余計に孤独が。(慣れている方は余裕でしょうが)ビビリです・・・今回はここまで。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
ラスボスのオベリスク先端部。8mほどのチムニー。・・・が、一人ぼっち。命綱無し。経験も無し。空の中で風に吹かれて余計に孤独が。(慣れている方は余裕でしょうが)ビビリです・・・今回はここまで。
見下ろした絵。登れそうだったんですけど、降りられるか・・・何かあったらを考えると、非常に心残りですが撤収。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
見下ろした絵。登れそうだったんですけど、降りられるか・・・何かあったらを考えると、非常に心残りですが撤収。
たくさんのお地蔵さんに帰りの無事を祈ります。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
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5/22 14:50
たくさんのお地蔵さんに帰りの無事を祈ります。
韮崎市街地方面。本当に快晴で暖かく、風も穏やかな最高の天気でした。
2011年05月22日 14:52撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:52
韮崎市街地方面。本当に快晴で暖かく、風も穏やかな最高の天気でした。
オベリスクを振り返って・・・「今回はここまでにしておいてやろう」
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
オベリスクを振り返って・・・「今回はここまでにしておいてやろう」
鳳凰小屋はお休みでしたが、水がきれてしまったので沢で補給。早朝に比べ、午後は少し水が濁ってくるようです。
2011年05月22日 14:50撮影 by  DSC-T10, SONY
5/22 14:50
鳳凰小屋はお休みでしたが、水がきれてしまったので沢で補給。早朝に比べ、午後は少し水が濁ってくるようです。

感想

ヤマレコに書くのは気がひける初心者ですが・・・。
日帰りで南アルプスに行けるコースということでご参考までに。
(初心者の足では時間ギリギリでしたが。)

丹沢→八ヶ岳と登ってきたので、次のステップアップとして南アルプスの入門編ということで鳳凰山に登ってきました。
スケジュールの都合上、日帰りとなったため地蔵岳のピストンに挑戦。
景観がよさそうなドンドコ沢コースにて。

地図上のコースタイムは往復で11時間20分。今回の往復は13時間30分かかりました。
2回の飯休憩とオベリスク挑戦、その他休憩で2時間ほどでしょうか。
歩きやすい道が多く、コース上の移動自体は初心者でも大きな危険はないと思います。

滝が素晴らしく、滝休憩が多めになったことで少し時間をロス。
また、鳳凰小屋〜地蔵岳までの賽の河原が非常にきつく、ここも予定のコースタイムより遅れたと思います。体力を消耗しているところに砂利の急登が現れ限界ヨロシクでした。

あとは復路の半分ぐらいで力尽きてしまい、膝も痛くなりバンテリンを塗りながらヨボヨボ歩きで帰ったので、帰りは想定以上に時間がかかりました。
青木鉱泉と南精進ヶ滝の間は歩きやすい道なので、帰りに疲れててもなんとかなります。

ピークハントという面では、最後のオベリスク登りも楽しいので、岩登りの時間(と安全の確保)も想定しておいた方がいいと思います。
一人で登っていて、岩登りは未体験なので、最後はビビって先端は諦めてしまいました。
それでも、岩の上に立っている時の、空の真ん中にぽつりと浮かんでいるような孤独な感覚は、なかなか珍しいと思います。

途中すれ違った方は15人もおらず、まだまだ静かな山登りが楽しめました。

見どころがたくさんありすぎるので、一泊して縦走するほうが断然楽しめそうですね。
言い方をかえれば、日帰りでは贅沢すぎる楽しい山行でした。

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